昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

マリーアントワネットという名の贈り物

2014-04-29 | 思いつくまま・・・
我が家の二階から見える夕日です。

薄いベールが掛かっているような大きな太陽がゆっくりと沈んでいきました。

夕日を眺めていると、心が穏やかになってきませんか?

今日も一日ご苦労様と、素敵なプレゼントをもらったような気持になります。



プレゼントと言えば、先月のホワイトデーに

息子たちからおばあちゃんへバレンタインチョコのお返しが届きました。

まるでピンクのブーケのような華やかで可愛らしい紫陽花でした。

一抱えもあるような大きな株でしたが、とてもお値打ちだったのだとか。

「チョコレートのお礼なんかいいのに~!」と口では言っていましたが

とても喜んでいました。

名前が判らずずっと気になっていたのですが、先日同じ花をお花屋さんで

見つけました。

マリー・アントワネット

という名前なのだそうです。

ささやかですが、心に残る贈り物になったようです。



最近、動画のサイトでタイのCMが話題になっているようですが

その中の一つに、こんなものがありました。




なんだか不器用な生き方をしているようにも見えますが

どこかに忘れてしまってきた大切なものを思い出させてくれるような

そんなCMだとは思いませんか?


トンネルを抜けると そこは・・・

2014-04-23 | 小さな旅の思い出
~木曽馬の里にて~



今年は午年!どうぞよろしく!
な~んて思っていたのもつかの間、もう5月がそこまで来てしまいました!

俄かに慌ただしくなった菜園の手入れです。

シーズンオフの間にすっかり体が鈍ってしまい

あちらこちらが筋肉痛になっています。(苦笑)

先週の日曜も、早めに切り上げ温泉に行ってきました。



そこかしこに咲く桜を眺めながら車を走らせること1時間ちょっと・・・

信州木曽福島の天然温泉「せせらぎの四季(とき)」に到着です。

豊かな湯量と高い 効能が望める赤茶色の温泉です。

登山やスキースノボ帰りの人たちがやってくる前の時間帯は

のんびりゆったりお湯につかることができました。
あ~極楽♪極楽~♪40分も入ってしまいましたよ!

温泉で体をリセットした後は、ちょっと足を延ばして

開田高原まで行ってきました。

長く緩やかな上り坂になっているトンネルを抜けると

そこは・・・・

まだ雪の残る 春浅い高原が広がっていました。

今シーズンの大雪のせいで、いたるところで白樺の木の幹が折れてしまっていました。


冬の気配残る木曽馬の里の風景も、まるで北欧の春のようでした。

昨年の暮れには、馬の写真を年賀状やカレンダーに使うためか

大勢のカメラマンで賑わっていたのに

そんなことは遠い昔だとでもいうように

ひっそりとしていました。

そしてここにも、春はやってきていて

この前日、仔馬が生まれたと聞きました。

・・・時間が遅くて、会えずに残念!・・・



ブルーべり畑では古い枝を取り除き

春に備えての選定作業が行われていました。

その枝を焼き払っているのでしょうか。

畑の向こうからは煙が立ち上っていました。



さてもうすぐGW~!

種まき、苗の植え付けと慌ただしく過ぎてしまいそうな予感です。

・・・家に帰ってほっと一息ついていると、あら?

筋肉痛が治ってる!!・・・

・・・温泉効果 侮れません!・・・





名残の桜は お向いさんの紅しだれ



ほんのり赤い満月とのコラボレーションが見事でした♪




桜咲くまでに 桜散るまでに

2014-04-17 | 菜園日記




先週の土曜日、城址公園の隣にある桜公園に出掛けてきました。

この桜公園は、離れたところから見るところができず

城跡の後ろ側に隠れたような場所にあります。

気にはなっていたのですが、機会がなく見に行くことがありませんでした。



この日、ちょうど近くに用ができたので

妹たちを誘って、お花見ウォーキングをしてきました♪



桜まつりと称して、日曜は様々なイベントが企画されているようでした。

夜は灯りも点されるようで、提灯が吊るされていました。

BGMは、昭和2~30年代あたり??の曲がガンガンかかっておりました。(苦笑)

Always三丁目の夕日の世界へタイムトラベル~♪そんな気分になりました。
これもまた楽しからずや~♪



そんな賑わいを少し離れ高台へと向かうと、静かに桜を楽しむことができました。

高低差のある場所に植えられたたくさんの桜は

桜並木などとはまた違った美しさを堪能できるものですね。



さて、桜は花を楽しむものではありますが

桜の開花は農作業の大きな目安。

桜の咲く前に済ませなくてはならないこともあれば、またその逆も然り。

桜が咲き始める前に片づけなくてはならないのは、ジャガイモの植え付け!

今年は10kgの種を植え付けました。

半分は男爵で、もう半分は北あかりをと思ってましたのに・・・

ななんと!!全部、北あかりだったのです!!
うっかり病が近頃酷くなったようで・・・^^;;
どこでどう間違えたんだか・・・ぶつぶつ
まあ、いいでしょう




そして、もみ殻の山を被せて冬越しさせた里芋を掘り出し

半分を種芋として植え付けます。

去年は種芋の植えつける向きを間違えて
芽の出るほうを下にして植えてしまっていたのです!

芽が出るのにとても時間が掛かってしまいました。・・・はははっ!・・・

今年は間違えませんでしたよっ!



桜が散れば、寒さも遠のいた印です。

もみ殻を被せて保温してあったジャガイモにも芽がでました。

冬越しした玉ねぎも、きぬさやエンドウも大きくなってきました。

  

もみ殻と言えば、白くて長~いウドを育てるために

ドラム缶の中にもみ殻を詰めてあります。

横から出てきた芽は、天婦羅に変身させます。



いまいち元気のないキャベツも、なんとか巻いてくれますように。

折り菜と法連草は、毎日の食卓にお弁当に、スムージーに大活躍しています。



山椒の芽も出てきたし、イチゴの花も咲き始めました。

慌ただしさを増す今日この頃の菜園です。







ご訪問ありがとうございました




巡る桜に巡る想い

2014-04-10 | 四季折々のひとりごと




満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるだろう
ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ
~竹内まりや「人生の扉」より~

桜の季節になるたび、この歌が頭を巡るようになりました。


一年中お花屋さんに並ぶ花たちと違って

その季節は一度だけしかありません。

毎年、必ずやってくる桜の季節ですが

人それぞれ、桜を見上げることができる回数は違うのですね。





仕事の合間やお昼休みに桜の写真を撮るのも恒例になりました。

桜の名所に出掛けるのもいいものですが

花はどこで見ても同じ桜・・・

こうして見慣れた街をぱっと華やかに変身させてくれます。



ここ数日は仕事か終わってから、母と一緒に花見ドライブを楽しんでいます。

20分ほど、街中(まちなか)の桜の名所へと遠回りして家に帰えるのです。



学生の頃、友人たちとお花見で大騒ぎした桜並木にも・・・

息子たちが幼い頃、仲良しのお友達とお花見がてらお弁当を食べに来た公園にも・・・



この地方で桜の季節と言えば入学式。

この日、母校の桜の写真を撮っていると

親子連れの車が続々と集まってきていました。

今は、歩いてくる人は少ないのですね。

 そんななか、学校へと続く急な坂道を上ってくる
お母さんと息子さんの姿を見つけました。

足早に前を歩く息子さんが、時折立ち止まり
お母さんを待っているようでした。

優しい息子さんの姿が微笑ましく

素晴らしい学生生活を送られますように・・・

心の中で、呟いていました。





路地の奥にある近くのお寺の山門越しにも・・・


川沿いの公園の桜にも・・・



次の日曜は雨の予報が出ています。

花散らしの雨になってしまうでしょうか・・・






今年も春から伊勢参り~二見浦 濱日館(ひんじつかん)の雛祭り~

2014-04-06 | 小さな旅の思い出
 灯りをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ桃の花

我が家の窓から見えるご近所の桃が満開になりました。

この桃が咲く頃が、こちらでは桃の節句・・・旧暦でのお雛祭りとなっています。



ここ何年もお人形だけを飾っていたのですが

今年は御殿も登場させました。

半世紀の年月を経てあちこち傷んできてはいますが

組み立ててみるとなかなか豪華に見える・・・かも!
 
 米粉で作るお菓子 「からすみ」をお供えするのが習わしです。

形は、世界遺産にも指定された富士山になっています。
 
 

お雛様と言えば、先月

母や叔母、妹たちと伊勢神宮へお参りに行ったついでに

以前から一度立ち寄ってみたいと思っていた

二見浦にある濱日館に寄ってきました。


◆ 濱日館 ◆

明治20年に伊勢神宮に参拝する賓客の休憩・宿泊施設として建てらた旅館・二見館の別館。
平成11年に閉館。
二見館休業後、平成15年11月二見町の史料館として、また平成22年6月には国指定重要文化財に指定。
建物だけでなく庭も含め当時の一流建築家による品格のあるデザイン、
選び抜かれた材料やそれに応える職人たちの技など
日本の伝統建築をみることができる。


2月から3月にかけて、「ひなまつりin二見」というイベントが行われていて

二見の町のあちらこちら、そして濱日館にも驚くほど沢山の雛人形が飾られていました。




◆ 大広間 ◆

桃山式の大広間は能舞台付きの120畳敷。
二重折り上げ格天井、豪華なシャンデリアや
床の間の細工が当時の華やかな様子を伝えています。



◆ 御殿の間 ◆

格式を尊ぶ部屋に用いる二重格天井、床框は螺鈿の輪島塗で装飾されています。
窓からは、二見の海岸を間近に眺めることができます。

 


日本で最初に海水浴場として指定を受けたとされる二見浦海水浴場に面しているここ濱日館には

幼少の大正天皇もお泊りになったそうです。

  



 


濱日館のホームページはこちら

母や叔母の年代の方にとっては、こうした皇室縁の場所は

とても興味深く、また有難く感じられるようで、「こんなに素晴らしい場所に連れてきてもらえて、よかった!!」と

大感激してくれました。よかった よかった~笑~

ここから歩いて5分ほどのところにある夫婦岩も、もちろん見に行ってきました。

足の弱ってきてる母達ですねで、タクシーをいちばん近いところまで乗り付けて頂いたのですが

急に雪交じりの雨模様となり、「私らは、車で待っとるわ・・・」と言うので
伊勢神宮の外宮でかなり歩いたので疲れたせいもあるのでしょう・・・

やむなく、妹とふたり

夫婦岩の撮影と相成りました。(苦笑)

勿論、姪のために玉輿神社にお参りしてまいりました。

マイカーや電車で来ると、つい通り過ぎてしまうここ二見浦ですが
ちょっと、そこのあなた!夫婦岩は絵葉書で十分だなんて言わずに~!

風情のある旅館街とも併せて是非立ち寄りたい場所です。
 

二見浦の夫婦岩

この後、再びタクシーに乗り、お待ちかねのホテルへと向かったのでした。
俄か添乗員はいそがしや いそがしや~!