昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

降っても晴れても・・・~「キッチンから愛を込めて」~

2012-06-27 | キッチンから愛を込めて
 梅雨まっただ中、紫陽花の季節です 。

週末が晴れないと、畑の手入れが出来なくて困ります。

今年は低温が続いて、野菜の生育が遅れています。

それでも収穫期を迎えている野菜たちもたくさんあって

雨間は大忙しです。



この日も、キュウリ12本、茄子6本、キャベツが2個、ピーマン3個

サンチュ(レタス)にロメインレタス

モロッコインゲンに丸莢インゲンが直径50cm位の笊に山盛り~!




モロッコインゲンは、平たく長いインゲンの名前です。

我が家では、茹でてからコンソメと砂糖と塩で味を付けて煮ます。

他にも味噌和えや、胡麻和えにもします。

柔らかで味が滲みやすくお弁当のおかずにも使います。

インゲンは中南米原産。

ヨーロッパからシルクロードを通って日本にやって来たのだそうです。

モロッコのインゲンかと思いきや

この種を日本に入ってきたころに「カサブランカ」という映画が流行っていて

その映画がモロッコを舞台にしていたところから名前が付いたのだそうです。

モロッコインゲンとはタキイ種苗さんの商品名だったのです。

タキイ種苗さんは、京都駅が出来る前から今の京都駅の西に会社があったのだとか。

この種の名前を付けた人は、イングリッド・バーグマンのファンだったのかしらね。

 (映画「「カサブランカ」Netよりお借りしました) 

  モロッコインゲンを肴に「君の瞳に乾杯!」なんていかが?




写真のズッキーニは、お向かいのおじ様の作です。

ズッキーニはもまた、中南米原産と云われています。

キュウリに似ている姿をしていますが、巨大カボチャが祖先種だとか。

同じようにヨーロッパに持ち込まれたのですが、人気が出たのは20世紀に入ってからだそうです。

それで、日本に入ってくるのも遅かったのですね。

まだまだ馴染みのない野菜です。

この日は、ベーコンと一緒にニンニク入りのグレープシードオイルで炒め

アンチョビーペーストと塩コショウで味を付け

粉チーズを塗しました。

そういえば、我が家の食卓に乗るのは初!

イタリアン好きな家族には、大好評でした。



キャベツは、コールスローサラダに

茄子は牛肉と新玉ねぎとエノキ茸と一緒にドミグラスソースで煮て

オムライスに掛けました。

そして、驚くほどたくさん採れた丸莢インゲンは

いつものように、素揚げにして塩コショウをしていただきました。

これだとビールが進む進む~!(困ります!)



さてさて、雨だからとのんびりしてはいられません。

外に出られないうちに保存食作りです。

毎日掌に山盛り採れるフランボワーズ(ラズベリー)は、グラニュー糖を塗して

冷蔵庫に保存しておき、3日分をまとめて電子レンジにかけてコンフィチュール(ジャム)にします。

その間に、お買い得だったエノキ茸を出汁と醤油、みりんとお酒、砂糖で煮ます。
(面倒だったら、水とめんつゆ1:1で煮ると簡単!)

しっかり煮詰めると、市販の「なめ茸茶漬け」と同じものが出来上がります。

ご飯のお供に、大根おろしにのせても。

そして、親戚のおじ様作の立派なニンニクは

皮をむいて、半分は冷凍にし

残りの半分は醤油漬けにします。

醤油漬けは焼き肉のたれや餃子に使います。

こうしておくと、使おうと思ったら芽が出ていてカスカス!なんてことになりません。

食中毒の気になる季節、殺菌作用の高いニンニクは

あらゆる料理に使いたいものです。





そしてこの時期、忘れちゃいけないのが

梅干しと梅ジャム作りです。

晴れ間に採っておいた梅が、いい感じに熟して黄色になったので

梅干しは塩漬けにして ~待機中~


梅ジャムは昨年4kgを一度に作ろうと鍋で煮たら

ちょっと焦がしてしまいました~

そこで、今年は1kgだけをレンジにかけて作りました。

ほっといても出来てしまうので、楽チンですね~。

さて、明日は紫蘇の葉を買いに行かなきゃ・・・

それにしても、梅雨が明けて気温があがったら

怖ろしいほど雑草が伸びてくるんだろうな・・・やれやれ・・・








情熱の紅い薔薇 そして 向日葵~葉加瀬太郎クラシックシアターⅡより~

2012-06-24 | 音楽,ラジオ
庭に咲いた『レッド・モンテローザ・フォーエバー』をテーブルに飾ってみました。

ミニバラだけれど、大きな花が咲き存在感があります。

燃える様な真紅のバラ・・・

名前はフランスの山からきていますが

眺めているとタンゴ のメロディーが聞こえてくるような気がします。




【レッド・モンテローザ・フォエバーとキングローズ】

子供の頃、父がよく聴いていたレコードの中に

タンゴのアルバムがありました。

たしか、「コンチネンタルタンゴのすべて」とかいう名前のアルバムだったと思います。

その中にはラ・クンパルシータが入っていました。

そのアルバムのジャケットは白地に真紅のバラが一輪ついていたのです。

何故、今でも覚えているのかは不思議ですが、音楽とともに残る映像って

忘れないものなのかもしれません。

そして、そのせいなのか

真っ赤なバラを見るたびに、タンゴを聴きたくなってきます。

今、一番お気に入りタンゴのといえば

アストル・ピアソラの「リベルタンゴ」

アルゼンチンタンゴの特徴であるバンドネオンとヴァイオリンの競演が好きです。

このヴァイオリンの演奏に魅了されています。

心の奥の方にくすぶっていた炎が静かに、そしていつしか激しく燃え上がってくるような

そんなメロディ・・・

一度、ライブで聴いてみたい・・・

そんな願いが先日やっと叶いました!

※どんな曲か知りたい方は こちらをクリックしてみてくださいね。→ リベルタンゴ

今年、30年目の結婚記念にどこか旅行に行きたいと思っていたのですが

仕事の都合や、そのた諸々で結局どこにも出かけられず

それなら、お互いにチケットを贈りあって
コンサートに出掛けようということになりました。

そこでタイミングよく見つけたのが 

「葉加瀬太郎さんのコンサート」でした。

♪♪♪~葉加瀬太郎さんのアルバム試聴のサイトはこちら~♪♪♪

クラシックがメインのコンサートでしたが

冷静と情熱の間や、ひまわりなども演奏してくださいました。

そして、ずっと聴きたかった「リベルタンゴ」を聴くことが出来たのです。

生で聴く「リベルタンゴ」の迫力に完全にノックアウトされてしまいました。

~震災以来、ずっと支援を続けてきた葉加瀬太郎さんのコンサート会場には「ひまわりの種」が

募金箱とともに置かれていました。~


   僕が子供の頃から大好きな花
     「ひまわり」
  真上から照りつける八月の太陽を
      見上げて育つ花
  燃えさかる太陽を睨みつける
      力強さを持ち
  子供達へ優しく微笑みかける花
  「ひまわり」を僕と一緒に街中に
    
   咲かせてみませんか?


 ~こんな言葉が添えられていました~

葉加瀬太郎さんの音楽に対する情熱と 優しい人柄に 包み込まれるような

そしてまた、明日からのパワーを貰えるような素晴らしいコンサートでした。









     






ワイルドフラワーガーデン~ブルーボネットにて~

2012-06-20 | 動画 カメラ 写真
~シナノキの下で ~

 
先日、仕事で名古屋港へ行ってきました。

名古屋のウォーターフロントといえば、水族館や

ポートメッセ、最近できたリニアモーター館などを

思い浮かべると思います。

  

水際には通称「キリン」と呼ばれる巨大なクレーンが並び

倉庫や大きな工場等々が林立しています。

   

湾岸は青、白、赤に塗られた三つの橋がかかり

まるで未来都市のような光景が広がっています。



 

仕事を終えた帰り道

以前から行ってみたいと思っていた

発電所の一角にある場所

名古屋港 ワイルドフラワーガーデン

“ブルーボネット”
 に寄ってみました。

  そんな港の真ん中に 島のように

  埋め立てられた場所に中部電力の

  火力発電所があります。



      


 




中部電力が創立50周年事業の一環として、地域の人々に

安らぎと憩いの空間を提供することを目的に

ワイルドフラワー(野性的な雰囲気を持つ草花)を

活かした自然風庭園として2002年4月20日(土)にオープン。

見所はワイルドフラワーを中心とした庭園「ワイルドフラワーの里」や

英国のトップガーデンデザイナーが手がける「モデルガーデン」など

また、景観照明は名港トリトンや横浜ベイブリッジなどを手がけた

石井幹子氏が担当するなど夜景スポットとしても楽しめる。

~なごやインフォメーションNavi より~








エントランスを入ってすぐに目に入ってきたのが 



木に下げられたこの名札です。

え?

きのぶた・・・木の豚~???・・・


と思ったら、「タブノキ」別名, タマグス、イヌグスとも呼ばれている

アボカドの親戚になるなのだそうです。

いきなりのジョークに肩すかしを食らったようでしたが(笑)

早速、園内へと向かいました。

  

先ほどのジョークはさておき

一歩足を踏み入るとそこは、まるで別世界でした。

ワイルドフラワーとは世界中の野生草花や、園芸用として

取り扱われている草花のなかで、種子等によって容易に繁殖でき

痩せ地にも耐え、手を入れなくても美しい花を開花させるものの総称です。

主として種子を広範囲に播くことによって、あたかも野生の状態で

野草の草花が咲き乱れるような風景をつくり出していました。




仕事が終わって、ここについたのが4時半

なんと閉演までに30分しかありませんでした。

忙しない思いで入園したのですが

不思議なことにいったん足を踏み入れると

ゆっくりと時間は流れ、100枚以上の写真を撮っていました。(笑)

その一部をアイルランド民謡の「庭の千草(The Last Rose of Summer)」に載せて動画にしてみました。 

庭づくりのヒントにもなるかもしれません。

よろしかったらご覧になってみてくださいませ。





 


 名古屋港ワイルドフラワーガーデン「ブルーボネット」 

      所 在 地 :名古屋市港区潮見町42

      ホームページ:http://www.wfg-bluebonnet.com

      交通手段  :バス 金山発19系統 ワイルドフラワーガーデン行  地下鉄 名港線 名古屋港駅 1番出口
         ガーデンふ頭のりばから水上バスで10分   

      TEL     :052-613-1187

      開館時間 :9:30~17:00(季節により異なる)

      休 館 日 :毎週月曜日(但し月曜日が祝日の場合は翌日)
      7月第3土曜日、12月24日、12月26日~2月28日

      利用料金 :大人300円 65歳以上200円 小中学生150円 6歳未満無料 障害者、介護者(1人)200円

      駐車場:普通車・駐車場有り 223台 バス・駐車場有り 1台

                                                        


                   

今夜のスープは~♪ 『キッチンから愛を込めて』

2012-06-16 | キッチンから愛を込めて
           我が家の柏葉アジサイも そろそろ見頃


6月も半ばだというのに 暑さが足りない

いつもなら 蒸し暑くてべたべたして嫌になる日も多いはずなのに

畑に植えた夏野菜たちも 大きくなるのを躊躇っている

県内でゃ、梅雨時だというのに 節水になるところもでている







 暑くならないから実を付け続けているのが

絹莢きぬさやえんどう」

あまりの豊作に 採りきれない

採りきれないとどうなるかというと

食べるはずのさやが硬くなり

当然のことながら グリンピースへと変身している

豆ご飯にしても美味しいけれど

流石にそろそろ飽きてきた
                   




せっせと実を取り出しながら 頭の中では この曲が 

Heavy rotation♪♪

♪椅子に座って爪を立て
莢えんどうのすじをむく


これが結構 めんどくさい

莢がわたしの心なら
豆は別れた男たち


こんなにたくさんいるわけないし・・・

みんなこぼれて 鍋の底
煮込んでしまえば 形もなくなる
もうすぐ出来上り


そんなに煮込んだら 色が悪くならない?

あなたのために Chinese soup
今夜のスープは Chinese soup♪


♪遅い帰りを待つときは
プティオニオンの みじん切り
涙のひとつも 流したら
少し気にして くれるでしょ


玉ねぎ切らなくっても 涙のひとつやふたつ

みんなこぼれて 鍋の底
煮込んでしまえば 形もなくなる
もうすぐ出来上り
あなたのために Chinese soup
今夜のスープは Chinese soup
あなたのために Chinese soup
今夜のスープは Chinese soup♪


いえ 今夜のスープは

グリンピースと新玉ねぎのポタージュです



3人分 150gのグリンピースです



 薄く切った新玉ねぎ1個とグリンピースを

バターで炒め

お砂糖小さじ2で味を付けます

玉ねぎが透き通ってきたら

コンソメスープを200cc注ぎ 15分ほど煮込みます

火を止めてから

牛乳50ccを入れ ミキサーにかけます

もう一度 弱火で温め 

生クリームを少量注ぎ できあがり♪ 
  


     

今夜の メインは 「シシャモのフライ」 チーズ風味のジャガイモを添えて…

生クリームは 本日の グリンピースに 敬意を表して

グリンピースのイラスト風にしてみた

大匙一杯で レタス一個分の食物繊維をとることのできる グリンピース

今日はいったい 何個分を摂ることができたんだろう



しとしと雨の こんな日は



心も身体もあったまる こんなスープが やさしいね