昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

珍しいおきゃくさま

2015-02-27 | 四季折々のひとりごと

  

確定申告もある上に何かと慌ただしい2月の真ん中に寝込んでしまって・・・

やっと終わりました~!

春めいてきた季節のように、晴れやかです~♪♪♪

気付けば我が家の庭にも、小さな春がここにもあちらにもやって来ていました。

霜で真っ白になったり、雪に埋もれてしまったりしていたビオラもみるみる元気になり



ヒアシンスも「準備出来てるわよ~」とばかりに蕾を膨らませています。

   

冬知らずがいつの間にか顔を覗かせ



 
ヒメオドリコソウハコベたち

も一斉に花を咲かせ始めました。

さあ、大変です!




この花たちがやって来たということは庭も畑も直ぐに草だらけになるという合図です。

次の日曜には、草取りを始めねばなりませんね。


さてさて、やって来たといえば先日・・・

ちょくちょく我が家に現れていたくんが

奥さんを連れて挨拶に来てくれました!

最近あまり見かけなくなった雉なので、お相手が見つかるのか心配していたのですが

ちゃんと見つけたのですね。

そして、その数日後・・・

庭木の手入れをしていたときのこと、何か気配を感じて振り返ると


鋭いクチバシと鋭い眼をした大きな鳥が2mほど離れた木の上にとまっていたのです。

一瞬お互い固まってしまい、あ!カメラ!と思った瞬間にバタバタと大きな翼を広げて

飛び立って行ってしまいました。

あ・・・あの鳥何だっけ・・・なんだっけ・・・

白い胸に斑点模様・・・太い足・・・・

あれは・・・

・・・

・・・

オオタカ!!!

何か獲物を捕りに来ていたのでしょうか。

いや~驚きました。

この頃、庭にオオタカが現れたと言う話は聞いてはいたのですが

まさか我が家にやってくるとは。

写真に撮れなかったのが悔やまれます。

そして、もうひとつ不思議なものがやってきていました。



盆栽の鉢の隅に、見たことのない赤い点々を見つけました。

何だろうと思って近くに寄ってみると、どうも苔の一種のようです。

調べてみたら硫黄苔(ユオウゴケ)というものらしいのです。

この赤い唇のように見える胞子の部分はなんと

モンローの唇とも言われるとか。

硫黄の臭いがきつい温泉地帯によく分布するとのことなのです。

どうしてここに・・・?

ひょっとしたら、御嶽山の噴火で空中に舞い上げられた胞子が風に乗って飛んできたのか

それとも、開田高原に出掛けたときに足の裏に付いてきたのか・・・



あれ以来、オオタカさんにはお目に掛かっておりませんが

この硫黄苔は毎日観察していきたいと思っています。

それにしても不思議ですね~。

  



春よ来い 早く来い

2015-02-19 | 四季折々のひとりごと


一年で一番気温の低くなる2月、寒さは厳しいけれど今年は雪もさほど多くなく

そう思っていたところの雪でした。




立春も過ぎたとはいえ春まだ遠く・・・

雪年度替わりの時期でもあり、慌ただしくしていたうえに

親戚の葬儀、そして旅行、そして立て続けに町内の葬儀が続き

少々疲れもあったのでしょうか。

急に熱が出て動けなくなりました。

てっきりインフルエンザ?まさか食中毒?と思っていたら

なんと、ウイルス性の胃腸炎でした。

所謂、胃腸風邪。。。。流行ってはいるらしいのですが。。。

食欲が全く無く3日間唸っておりました。(苦笑)

一日1kgずつ体重が減り・・!!

いやいや、喜んでいる場合じゃございません。

発熱してから一週間、漸く体も楽になってきました。

急激に体重が落ちるとリバウンドした時に

以前より体重が増えるらしいよ~。

などと脅されつつ、少しづつ食べる量を増やしているところです。



寒さの中でも紅梅の蕾が膨らんできています。




暖かな陽射しもそこまで。

もう暫くの辛抱です。



みなさまも、どうぞお身体にはくれぐれもご注意くださいますよう。

春よ来い 早く来い♪







酒蔵のある風景~京都・伏見界隈 その3~

2015-02-02 | 小さな旅の思い出
 



寺田屋を後にして、次に向かったのはもちろん酒蔵です。



この辺りは酒どころ伏見を象徴する白壁土蔵の酒蔵が建ち並び

本場の酒造りの雰囲気と自然に恵まれた昔ながらの風情が楽しめます。

何処からともなく日本酒のいい香りが漂ってきそうです。

この辺りは寺田屋からも近く、伏見奉行所跡も目と鼻の先。

坂本龍馬も好物の軍鶏鍋と共に伏見のお酒を楽しんだのでしょうね。


 <大倉家本宅> 


 <大倉酒造:旧本店>
※現在は、NPO法人・伏見観光協会が「伏見夢百衆(ふしみゆめひゃくしゅう)」として、喫茶、土産販売・観光案内所を運営




数ある酒蔵の中で、やって来たのはここ。


創業1687年の酒屋月桂冠の記念館です。月桂冠大倉醸造記念館



お酒の博物館「月桂冠大倉記念館」は、1982年(昭和57年)に開館しました。

かつての酒蔵を活用し酒造り唄の流れる館内には

「京都市指定・有形民俗文化財」の酒造用具類をはじめ

明治期の瓶詰商品や懐かしいポスター、写真等を展示しています。

酒造りや日本酒の歴史をわかりやすく紹介する酒の博物館です。

昔の酒造用具を工程にしたがって観覧できます。



敷地内では酒造りに使われる伏流水が湧き出ていていました。

案内してくださった方が「どうぞ、飲んでみてください。」仰るので

飲んでみたところ、とてもまろやかな味の美味しいお水でした。

お酒になる水 さかみづは栄える水からきていて

お酒の語源だといわれているそうです。





そして、見学の一番最後では吟醸酒やプラムワインの試飲もできるようになっていました。

明治末期に発売されていた駅売りの酒「コップ付き小瓶」は
昔の製造方法でつくられた吟醸酒が入っていました。

そして、玉の泉大吟醸はフルーティーな味で冷やして飲むと美味しいお酒。

もう一本は、梅と伏見の水から造られた美しい色のワインでした

梅酒ではなくて、ワインです。

海外で人気が高く、ほとんどが輸出されているということでした。

誰に似たのか??なかなかの酒豪の姪が玉の泉とプラムワインをすっかり気に入り

通販でしか購入することのできないプラムワインをお土産にしていました。

我が家へは酒粕と障害者福祉センターの方たちが作られた酒粕ボーロ♪

(お酒を電車で持って帰るのは少々辛いですものね。)

300円の入館料には、利き酒が出来る上に

一合入りの日本酒のお土産付きなんですよ。(写真中央)↓

なんだかとっても得した気分の酒蔵見学となりました。



さてさて、京都の旅もそろそろお終い。

近鉄桃山御陵駅から京都駅へと向かうことにしました。

  

帰り道で見つけた「魚三楼」は江戸時代から続く料亭。

幕末、新政府軍と幕府軍が衝突した鳥羽伏見の戦いでは

魚三楼の前・京町通に布陣した新撰組が

銃砲で武装した薩摩藩軍へ白刃で斬り込んだといわれているそうです。

表の格子には当時の銃撃戦の弾痕が保存されています。



歴史の舞台となった伏見界隈、坂本龍馬や新撰組に思いを馳せ

のんびり歩く旅となったのでした。