昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

秋色 いろいろ

2015-10-30 | 四季折々のひとりごと


先週末、母を温泉に連れて行ったついでに

ブルーベリーの紅葉を見てきました。



途中の車窓からの紅葉です。

紅葉といえば、もみじ、かえでが定番ですが

真っ赤に染まったブルーベリー畑もまたいいものですね。

手入れの行き届いた農場のバックには白樺の木々が並んでいます。



カラマツの元にはドウダンツツジが鮮やかでした。



夕焼けを期待して少し待っていたら

まるで後光が差したような空になっていました。



ところで、夫が人生初の花作りに挑戦していると

以前お話したのですが、その花が満開になりました。



蕾のうちに鉢上げして

 

玄関前に並べました。





大きなブーケのようになって、道行く人の足を止めさせています。

聞こえてくるお褒めの言葉に

ニヤニヤしている夫です。(笑)

これで花作りの楽しさも解ってくれたことでしょう。

ところで、菊といえば

眺めるばかりではなくて、食べる菊もありますよね。

先日、ご近所の方からサツマイモのお礼にと

しろねかきのもと を頂きました。



ポン酢と柚子こしょうで和えたり、自家製のタマネギドレッシングを掛けたりして

頂いております。

サラダの彩りにも最高です。

わが家の周りも紅葉が間近になってき増した。

今週末もどこかに紅葉狩りにでも出かけようかと思っています。

さて、どこに行こうかな?



週末は 柿狩り そして芋掘りデート 

2015-10-21 | 菜園日記


10月も半ばを過ぎ、庭の金木犀もすっかり散りました。

あ~残念!

今年も金木犀のお酒を漬け損ねました。

以前に作った時のようすはこちらをどうぞ → 金木犀のお酒

うっとりするような香りととろけるような甘さの金木犀のお酒は

咲き始めた頃の花を集めねばならないのです。

バタバタと過ごしているうちに、チャンスを逃がしてしまいました。

来年こそ漬けたいです。




気持ちのいい秋晴れの日が続いている今日この頃

収穫に追われています。



わが家の渋柿は富士山。

名前のように大きな柿です。

例年20個程採れて、干し柿にしていました。

今年は昨年の剪定がよかったのか


なんと128個でした!

吊るし柿と柿チップにしました。

   

熟し柿はそのまま食べたり

スムージーやジャムにします。

それでもどっさり残りそうなので、お友達やご近所さんに貰って頂きました。

やれやれ・・・



雨栗日柿という言葉があるそうですが

晴れた日が多いと柿が豊作になるとか。

それなのに、富有柿のほうは30個ほどしか採れませんでした。


というのも、青柿のうちに台風で落ちたり

沢山生りすぎた枝が折れたりしたのです。

冬のうちに剪定をして、バランスの良い枝ぶりにする必要がありそうです。



畑ではサツマイモの収穫が続いています。



一株でこれだけ付いていて、植えた苗が300本・・・・

後残り半分です。



なんでそんなに植えてどうするかって?

お芋好きの方に、お歳暮代わりに貰って頂いています。

ここの畑はサツマイモの成育に適しているようで

甘くてほくほくのお芋が採れるのです。

毎年待っていてくださる方も多くて

その笑顔見たさにせっせと

夫婦仲良く? 芋掘りデートしております。(笑)





高原を巡る

2015-10-14 | 小さな旅の思い出


風の棲むふる里 季の宿つたや風里からの続きです。

翌朝、目覚めると御嶽山が霧の切れ間から顔を覗かせていました。

様々な思いがめぐり、山に向かって合掌せずにはいられませんでした。




温泉旅館の楽しみのひとつは朝風呂ですね。

この朝もタイミングよく貸切温泉!

ぼ~っとお湯に浸かっていると、日常の煩わしさがどこかへ溶けて流れていくようです。

この湯船は昔百草丸を作るためのものだったとか。

新鮮なお野菜たっぷりの朝食の後は

   

玄関わきに並べられた自転車でサイクリングして来ました。

この旅館には無料で貸し出してくれる自転車があるのです!



白樺林と蕎麦畑の中を走りました。

こんなに爽快な気分でサイクリングをしたのは初めてです。



紅葉し始めた錦木(ニシキギ)





名残惜しい旅館を後にし、高原めぐりへと出発です。

この日のために作って来たアルバムは

母や叔母達の青春時代の懐かしのメロディ~♪

準備してきたコーヒーを淹れ、車内は走る歌声喫茶に変身です。

先ずは乗馬体験


 
70になる叔母も初体験です。





やさしい味のパン屋さん 和和(にこにこ)パン



九蔵峠の展望台にて



御岳ロープウェイ鹿ノ瀬駅のお花畑~コスモスとベゴニア~



~クリオメ~


~赤蕎麦(高嶺ルビー)~


ロープウェイに乗って雲の中を抜け

飯森高原駅に到着。



レストラン 「ジーベン」では温かいスープスパゲティを頂きました。

ロンドンやパリで修業したこともあるシェフが作っているそうなのです。

地元の素材を使った料理はどれも美味しい!

正直、この不便な場所にあるのがもったいない気もしますが・・・

スイーツも絶品です。





そば粉を使ったシュークリームやロールケーキ

この時期ならではのモンブランも美味しい!

すべて、ここで作られているそうなのです。

標高2500mのレストランとは思えません。




そしてこの日、台風の影響で早送りのように流れる雲の切れ間から









真っ赤なナナカマドやダケカンバの黄色で彩られた風景が見えました。

自然の織りなすショーに、見上げている人たちから歓声が上がりました。

母曰く「80年も生きてきたなかで、こんなに綺麗な紅葉を見たのは初めてかもしれん!」


下山してきた男性が、何度も登っているけれど

こんなに綺麗な紅葉を見たことが無いと言っておられました。

そして、ガイドの方が間近で見た様子をプリントアウトしてくださいました。



是非、大勢の方にこの美しさを紹介して下さいと頼まれました。


こ応援の気持ちもあってやって来た開田高原でしたが

来てよかったと思える旅となりました。





風の棲むふる里  つたや季の宿  風里 にて

2015-10-07 | 小さな旅の思い出
旅館の前の畑に咲く蕎麦の花



先月末、母と妹そして叔母達と温泉旅館に行ってきました。

毎年どこかの温泉へ旅を企画しているのですが

今年の春はバタバタとしていて、どこへも連れて行ってあげられず

とうとう「近くでいいから、そろそろ企画してもらえない?」と催促があり

やっと行って来ることが出来ました。

今回宿泊したのは ここ  つたや季の宿 風里です。



以前行ったことのある木曽福島の蔦屋さんの姉妹館です。

一年のうちに何度も訪ねる木曽馬の里のすぐ近くにあり

前々から気になっていたところでした。



木をふんだんに使った温かい雰囲気のラウンジ



大きな窓からみえるのは、水車小屋のある庭から続く林、そしてこの旅館の畑なのです!

広々とした敷地の中、自然に囲まれた地にポツンと建つ宿です。

間もなく収穫の蕎麦が綺麗でした。




まだ10年ほどしか経っていない新しい旅館ですが

なんだか懐かしい田舎の家に来たような気持ちにさせられました。



木曽五木のひとつであるサワラで出来た大きな火鉢!

いえ、火鉢というには大きすぎですね。

周囲6.2mの囲炉裏が置いてありました。

木曽御嶽山麓の原生林から伐採された樹齢千年以上の木から出来ているのだそうです。

開田高原は冬の間に日本で一番最低気温の低い日もあるのです。

こんな囲炉裏に火が入っていたら身体もこころも温まりそうです。




静かに流れてきたのはオルゴールの奏でる ふるさと~♪

お風呂に続く長い渡り廊下は 風の回廊と名付けられていて

地元の作家さんの作品を楽しみながら歩くことが出来るようになっていました。





更衣室の洗面スペースの鏡と鏡の間がガラスになっていて

庭を眺めることが出来、一層広々と感じられるようになっています。


外にはこんなかわいらしい巣箱が!



白樺混じる里山のような庭を眺めることのできる露天風呂です。

林はどこまで続いているのでしょう・・・・

庭には塀らしきものは見えません・・・

  

タイミングよく貸切風呂でした。

貸切となれば、いつものように記念撮影!

なかなかいい写真が撮れました。(笑)・・・載せませんけど・・・(笑)

もう涙が出るほど笑いましたよ。

そして、お楽しみの夕食です。

これから行ってみようと思っている方もいらっしゃるかもしれないので

あえてすべては載せませんが、風情溢れる題名の付けられた

食べたことのない様なお料理が次から次へと出てきました。



直径60cmほどもある大きなお皿に載せられた

岩魚の姿造りです。

こんなに大きな岩魚を見たのは初めてです!

天ぷらもそれぞれのテーブルまで来て揚げてくださいました。



鮎の塩焼きと焼き椎茸は農具の鍬に載せられ、火鉢のような物の上に置かれての登場でした。

一つ一つが趣向の凝らされたもので感動しました。

その上、お野菜が美味しいのです!!

この旅館はいわゆる菜園旅館。

ここの畑で出来た野菜たちも多く登場するのだとか。

お料理の美味しいと言われる宿でも

やはり家で採れた野菜が一番おいしいと思うことがおおいのですが

ここのは美味しい!!

一食でこんなに多くのお野菜を食べたことは無かったかもしれません。



最後はジュレの中に少しづつ色んなフルーツの入ったデザートが登場しました。

たっぷりのかき氷の上に置かれたお洒落な器に入っていて、これがまた美味しかったです。

女性のスタッフが一人もいらっしゃらないのですが

にこやかに、そしてきびきびと働いていらっしゃる姿にも

心癒されるものがありました。




いつの間にか周りの森は暗闇に包まれ、篝火が焚かれていました。

この旅館はどの部屋からも御嶽山が見えるのです。

生憎この日は曇っていて姿が見えませんでした。

翌朝に期待して、眠りについたのでした。









月を眺めて~美味しい秋がやってきた!~

2015-10-01 | キッチンから愛を込めて
お向かいのお花畑のキバナコスモスで蜜蜂が一生懸命に花粉団子を作っていました。

蜂の生態って摩訶不思議。

お団子の作り方は誰に習ったのでしょう。



道路を隔てた東側にあったふるいあぱーとが取り壊されたお蔭で

わが家のダイニングから山の端から昇ってくるおひさまや

お月様を眺めることが出来るようになりました。



先日の十五夜にはススキを飾り

ゆっくりと昇ってくる月を愛でながらの夕餉(ゆうげ)となりました。


我が家はにわか観月会となりました。


今年も木曽町まで出かけて



これを仕入れてきまいした。

地元で採れたものをその日のうちに直売しているのです。

今年は豊作だそうで、もともと市場で買うよりずいぶんとお安いのに

更に今年は安価になっていました。


お店の人曰く

「ころごろ生えてるよ!道端にも沢山でてる!」とのことでした。


早速、松茸ご飯と土瓶蒸しにしました。


  

月見団子の代わりに


先日収穫したカボチャ バターナッツ を使って



カボチャのチーズケーキを焼きました。



電子レンジで柔らかくしたカボチャととクリームチーズ

グラニュー糖、コーンスターチをフードプロセッサーで


がぁ~っと混ぜ、卵と牛乳を加えてまた混ぜて

あとは型に入れて焼くだけ。




簡単なのに美味しい、嬉しいチーズケーキです。



作り方はこちら↓をどうぞ♪

混ぜて焼くだけ カボチャのチーズケーキ

十六夜(いざよい) 立待、居待月・・・

今宵も月が綺麗です