昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

夏の終わりに聞きたくなる曲~夏の終わりのゴーヤのジャム・・・

2010-08-30 | 四季折々のひとりごと
  【カンナの花が咲いています!】

8月も残り少なくなりました。
楽しい夏の想い出はできましたか?

過ぎ去った夏を想うとき、頭の中を流れるメロディは何ですか?

この季節、カンナの花を見る度に浮かぶ曲
ユーミンのカンナ8号線

「チェックのシャツが風にふくらむ
うしろ姿を
波をバックに焼きつけたかった
まぶたの奥に・・・

カンナの花が燃えてゆれてた
中央分離帯
どこへ行こうか待ちどおしかった
日よう日・・・♪」
カンナ8号線 松任谷由実 歌詞情報 - goo 音楽

環状8号線を描いたこのメロディは、遠い夏のあの日が
昨日のことのように想い出させてくれます。

                                             

夏の終わりに聞きたくなる曲ランキング - gooランキング


他にも 森山直太朗さんの『夏の終わり』
山下達郎さんの『さよなら夏の日』
福山雅治さんの『ひまわり』
吉田拓郎さんの『夏休み』
松任谷由実さんの『残暑』は如何でしょう。

想い出の曲は入っていますか?



【行く夏を吸って燃え立つ葉鶏頭(ハゲイトウ)】

そして、一番聞きたくなるのは
ユーミンの『晩夏(ひとりの季節)』です。

「ゆく夏に 名残る暑さは
夕焼けを吸って燃え立つ(ハゲイトウ)
秋風の心細さは コスモス・・・

藍色は群青に 薄暮は紫に
ふるさとは深いしじまに輝きだす
輝きだす♪」
晩夏 (ひとりの季節) 松任谷由実 歌詞情報 - goo 音楽

夕焼けを吸って燃え立つ・・・
秋風の心細さ・・・

いつ聞いても素敵な表現です。


                                        



【秋風の心細さはコスモス】



                                             



【ゴーヤ♪】
 たくさん実をつけてくれた
ゴーヤも夏の終わりともに
枯れていきます。



                                             




ゴーヤのジャム~
 
 


葉っぱの陰に隠れて気付かなかったゴーやが
黄色に熟していました。

パックリ割れた実の中から、真っ赤な種が覗いています。

まるでトロピカルフルーツのようです。

こんな風になってしまったゴーヤを
捨ててしまっていませんか?

実はこのゴーヤ、熟すと甘くなるらしいのです。

              

半信半疑で、ゴーヤジャムに挑戦してみました。

◆丁寧にわたと真っ赤な種を取り除き
 熟してポロポロになった果肉?を小さくちぎります。

◆砂糖4割を混ぜて加熱します。

◆どろどろになったら、ハチミツとレモン汁を少々加えて出来上がり~♪




鮮やかなオレンジ色のジャムの完成です!

恐る恐る食べてみたら~

苦くない!!
ヨーグルトに入れたり、クラッカーの上にチーズと一緒に載せてみたりしてみました。

まさにトロピカルなジャムの味です!

これで夏の終わりに黄色くなってしまったゴーヤを捨てなくてもよさそうです。



                                             



青空に向かって高らかにファンファーレを鳴らしそうなタカサゴユリです。

最後までお付き合いありがとうございました!
 

実家に帰らせていただきますっ!~そして、とんだハプニング・・・

2010-08-27 | 四季折々のひとりごと
  【初雪草とメランポジウム】

夏は大好きな季節なのですが、今年の暑さには少々うんざり・・・

そんな訳で、「今夜から実家に帰らせていただきますっ!!」と宣言して
実家に帰って参りました!

実家といっても、サザエさんな私が帰る実家といったら
下の階に行くだけなんですけどね~(笑)

                              


【メランポジウム】

エアコン嫌いな同居人が絶対に必要ない!!
と言うもので、2階の寝室にはエアコンはありません。

2階の部屋は、下の階に比べると2~3℃気温が低いのです。
その上、窓を開けていると田んぼを渡ってくる風が冷たくて心地よいのです。

熱帯夜が続き、我慢ができなくなると下の階の和室で眠ることにしています。

一昨日の夜辺りから急に涼しくなり、明け方は肌寒いほどになりましたが
それでも、2階に戻る気がしません。

                              

  

【早朝の庭のアゲハチョウ】

 そして、心地よ~く眠れるはずでした。
ところが、深夜になるといつも2階に現れる蚊が
下の和室に毎晩現れるのです!!

どうしてこうも蚊に好かれるのか
全く嫌になります。

蚊取り線香、虫刺されようの薬を枕元において眠る毎日です。



                              

そんなある日のこと・・・
涼しくてぐっすり眠れたせいか、早朝に目覚めたので
庭の草取りをすることができました。

そして、そこで事件が起こったのです。

そろそろ、朝ごはんのしたくをしなくちゃと思っていると

唇を食われたのです!!!!

きゃ~~~!
ではなくって、げっ!!!!

慌てて鏡を覗き込むと・・・

食われた?吸われた?刺された?!

唇を蚊に刺されていました。

【空に向かって伸びるガウラ】


見る見るうちに、唇がぷっくりとしてきました。
2階から降りてきた同居人に

「唇が、アンジェリーナ・ジョリーになった~!」
と言ったら、大笑いして
「ありえん!!」ですって!
・・・蚊に刺されたことが?アンジェリーナ・ジョリーが?


                              

ところで、アンジェリーナ・ジョリーといえば、映画「ソルト」が絶賛公開中ですよね。

先日も、アメリカで『一番気になる魅力的なアクション女優は?』
というアンケートで堂々の第1位に輝やいていました。
さらに2位には「キル・ビル」のユマ・サーマン
3位と4位にはキャメロン・ディアスと
ドリュー・バリモアが選ばれていました。
そして、面白いのは「もののけ姫」がなんと15位にランクインしていました。
実在の人物ではないアニメ映画のヒロインとしては彼女だけ!
アメリカでも愛されているジブリのヒロインのニュースにちょっと嬉しい気分

それにしても、蚊に刺されたのが唇だけでよかったです~!

顔中に刺されていたら、もののけ姫~いや、「もののけ」みたいと言われてたかも。



【地味~な蝶が三尺バーベナの蜜を吸っていました】

最後までお付き合いありがとうございました!
 

夏と秋の縞模様・・・

2010-08-24 | 四季折々のひとりごと
  【庭の百日草】
 二十四節気の一つで、暑さが落ち着く時期とされる「処暑」の23日
日本列島は引き続き厳しい暑さとなりましたね。

気象庁が観測する921地点のうち猛暑日となったのは163地点で
今年3番目の多さだったそうです。

今年の残暑は、いつもに増して厳しいようです。

                              

そんな永遠に続きそうな暑さの中でも
秋の準備は着々と進んでいるようです。

夏の終わりに鳴き始めるツクツクボウシが庭にやって来ました。
行く夏を惜しむように必死で鳴いているようです。


【南天】

縁起物の南天の実もこんな色になってきました。

                              


             
柿の実も大きくなってきました~♪

昨年は、ほんの数個しかならなかったのですが
今年は期待できそうです!


                              



夏空の下の向日葵も枯れ始めました。

 

【秋明菊】       【稲】

今年初めての秋明菊も咲きました。
稲の穂も頭を垂れてきました。


                              



  

【キバナコスモス】
今夜も雷の音がしていたのに
音がしただけで雨が降らず
気温が下がりません。

そんななか、秋の旅行や観劇や食事会
スポーツ観戦の準備を着々と進めている私です。
芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋

そして食欲の秋もすぐそこです。



                              

 

【ニラの花】         【タカサゴユリ】

あのにおいからは想像できないような爽やかな雰囲気のニラの花や
風に舞った種で自然に生えてくるタカサゴユリも咲き始めました。

                              

 

夏の太陽の恵みを受けて、ゴーヤも思いのほか大収穫です。

ハクビシンに取られてから、慌ててネットを巻いたトウモロコシも
無事収穫できました。

9月いっぱいは残暑が続く模様です。
引き続き熱中症に注意して、元気に食欲の秋を迎えましょうね~

                              


最後までお付き合いありがとうございました!
 

初恋のトキメキを覚えていますか?

2010-08-20 | 小さな旅の思い出
  【百日紅の花と大黒屋~馬籠宿にて】
先日、久しぶりに馬籠宿に行って来ました。
馬籠とは、中山道の69宿のうち43番目の宿場町として栄えた所です。
妻籠とともに古い町並みが保存されています。

この馬籠は文豪『島崎藤村』の故郷であり、本陣であった生家には
藤村記念館が建っています。






【大黒屋】

街道時代には造り酒屋だった店も
今は民芸店とお洒落な茶房になっています。



【大黒屋】

藤村記念館の中庭からは、藤村の詩『初恋』の
モデルとなったおゆふさんの生家
『大黒屋』の屋根が見えます。
 
『初恋』~若菜集より~




 まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり
やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたえしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり
わがこゝろなきためいきの
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃を
君が情けに酌みしかな
林檎畠の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみとぞ
問ひたまふこそこいしけれ


明治5年にここで生まれた藤村は、明治14年
遊学のため上京します。
(遊学!…なんて
優雅な言葉でしょう!}

明治学院大学卒業後、教師をしていた彼は
明治30年に第一詩集『若菜集』を刊行します。
『初恋』はその『若菜集』に載せられたものです。



                              

この情景は、当時8,9歳だった藤村の想い出を詩に認めたものとされています。

この時代の女の子は10歳くらいになると、それまでおかっぱだった髪を
桃割れに結うのがしきたりでした。
ずっと隣に住んでいた幼馴染の女の子が、ある日突然髪型が変わり
少女になった驚きと、美しい花の付いた髪飾りでもある
花櫛を挿した姿に大人の女性を見出し恋心を感じたのではないでしょうか。

そんな男の子の気持ちに気付きながらも、優しく接してくれた彼女への
感謝の気持ちも感じられます。

そんな勝手な解釈をしてみました。
 
             
【記念館の入り口に並べられた藤村の作品たち】

その後間もなく上京した藤村にとって、故郷の甘く美しい想い出として
ずっと心の中に留まり続けたことでしょう。

この詩が刊行されるまでの17年もの間、心の中で温め続けていた想いなのでしょう。

                              



【島崎藤村の勉強部屋のある離れ】

明治28年に生家は焼失し、この祖父母のための離れだけが残ったのだそうです。
帰省した藤村は、ここであの『夜明け前』の構想も練っていたとされています。



ここからは、『夜明け前』にも登場するお寺や山々を眺めることが出来ます。


【裏庭の文学碑と立て札】

誰でもが太陽であり得る。
わたし達の急務は、ただただ目の前の太陽を
おひかけることではなくて
自分等の内に高く太陽を掲げることだ。
随筆集『春を待ちつつ』所収太陽の言葉より


敷地内の彼方此方にある立て札や文学碑には、藤村の小説のモデルになった風景と共に
作品の一部分がかかれています。



                              




【萩の花と石畳】



【街道として栄えた頃の衣装を来た人たち】

 


                              

ところで、初恋の想い出とは誰でもそっと胸に秘めておきたいものです。
それが誰であったかが、こんなに有名になってしまったおゆふさんの
心中はいかばかりであったかを知ってみたくなりました。

誇らしい思いだったのでしょうか、それとも恋多き藤村に
呆れていたかもしれません。

今では知る由もありませんが
このおゆうさんの嫁ぎ先のすぐ近所に住んでいた義母は
彼女にとても可愛がられていたそうです。
私が結婚したばかりの頃、その母である今は亡き義祖母は
藤村先生や、おゆうさんの話をよく聞かせてくれました。

もっとたくさんの話を聞いておけばよかったと
今になって後悔しています。

こんなことを思いながら歩いた馬籠で
郷土の生んだ偉大な文豪『島崎藤村』という人が
今更ながら、急に身近な人に思えてきたのでした。




いつの頃に植えられたのか
中庭の林檎の木に薄紅の秋の実が実っていました。

最後までお付き合いありがとうございました!
 

夏空の花と夏に咲く雪たち…

2010-08-16 | 四季折々のひとりごと
  【千日紅】

千日紅が咲きました。
夏から秋にかけての長い期間紅色が続くところからついた名前だそうです。
ドライフラワーにしても紅色が鮮やかな花です。
お茶にも利用される花です。

夏に咲く花は、色が鮮やかですね。
濃い色で強い日差しから身を守っているとか。

                              

夏のお休みの間、どんなふうに過ごされていましたか?
うちは、例年通り花火大会に始まり
バーベキューに夏祭り、プールに温泉~
その合間に草取りのお休みでした。
             
 
【空に咲く大輪の夏の花♪~我が家の庭からの眺め~】

帰省した妹にもれなく甥と姪が付いて来て
二人を中心の夏休みでした。
今時の子は、宿題をするのにもPCを欠かすことができず
二人に独占されておりました。

ご多分に漏れず、読書感想文に四苦八苦!
猫のても借りたい忙しさならぬ、おばちゃんの手も借りたいほど
と猫なで声でした。(笑)
最近は、親バカ孫バカばかりでなくおばバカという言葉もあるそうです

しかし。名古屋よりずっと涼しいおばあちゃんちに居る間にやらなくてはと
宿題をすべて片付けて帰って行きました。(やれやれ~)

                              

8月盆の時期を過ぎると、季節は一気に秋の気配となりますね。
コオロギや、ウマオイたちが寂しげな音色を奏でています。




【ハツユキソウ】

夏の花といえば、色鮮やかなものばかりではありません。

夏だというのに雪を名前につけた『初雪草』が涼しげです。



                              


 

【夏水仙】
毎年いつの間にか咲いてくれる
『夏水仙』も涼しげな花です。
ヒガンバナ科で、花弁は7枚
一枚散ってしまったように見えます。
葉が枯れてしまってから花が咲く
水仙というよりは、ユリの花に
似ています。

 



                              



【ハツユキカズラ】

こちらも初雪の名前をつけた蔓性の植物です。
白い斑点が、薄く積もった雪に見えます。

さて、まだまだ日中は暑い日が続きます。
冷たいものばかりに頼らずに、一日一度は体温より高い食べ物や飲み物を
摂ることも夏バテ予防になるそうです。
残った暑さの中でも、どうぞみなさまお元気で~♪


                              



【夏の花たち】

最後までお付き合いありがとうございました!