昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

秘密の花園へのお誘い~サザエの困惑・・・

2010-05-30 | 思いつくまま・・・
【お向かいさんの庭にて】

薔薇のシーズン真っ盛りです。

お向かいのおば様が、声を掛けてくださいました。

「pinkyちゃ~ん!薔薇が咲いたから写真撮りに来る~?」

(本当はpinkyちゃんとは呼ばれていませんよ~!
     普段呼ばれているニックネームの代わりです。}

喜んでお伺いさせていただきました。

                              


薔薇をテーマにした曲で一番好きなのはこれ
                           【南国のバラ♪】

                                            

 

【大輪のピンクの薔薇】
昨年もブログにアップしたお向かいさんの
庭は道路から見えないところにある
白壁に囲まれた知る人ぞ知る
『秘密の花園』なんです。

敷地の奥の茶室に面した一角を
薔薇とクリスマスローズ、クレマチス
専用の場所にしていらっしゃるのです。


以前から、このブログを呼んでくださっている方はご存知のことですが
私は、自分の生まれた家に今も住んでいるサザエです。

お向かいさんは子供の頃から、毎日のように遊びに行かせて頂いたお宅です。
おじいさんの代から育てられている芍薬や、アイリス、ホスタもあります。

                                  



【花びらの裏側に黄色の入った薔薇】

・・・・・残念なことに、新しく買った花たちのタグを捨ててしまって
名前が全部分からないんですって!!

      どなたか判る方ありますか?・・・・・

                                        

 

【薔薇の蕾って気品がありますね!】
サザエな私はこんな風に
ご近所のおば様たちに、「写真を撮りに~」
と呼んでいただけます。
有難いことです。

感謝、感謝なのですが・・・



                              

 

【これも大輪の薔薇】
サザエだからこそ困ることも結構あるんですね。

まず第一に、気取っていてもすぐにお里が
知れてしまう事、年齢もすぐにばれてしまう事。

誰も知っている人のいない街に住んでみたいと
ずっと憧れ続けています。


先日も、こんなことがありました。

頑固者で有名な無口な隣の町のおじいさまから町内会の用で、お電話をいただきました。
「もしもし、○○の○○だが・・・pinkyちゃんおいでるかね?」

ひょぇ~!

ショッピングセンターで、顔見知りではあるけれど
一度もお話したことのないおば様と、ふとしたきっかけで立ち話・・・
別れ際に「それじゃ、またね!pinkyちゃん!」

えっ???? 

車を運転中、大事なメモを窓から落としてしまい
慌てて車を止めて、道路の真ん中で拾ったのですが
数日後だんな様が「お前の奥さん道路で何か拾ってたぞ!」って・・・

あ~れ~?
私その人知らないんですけど~~~!

そして一昨日は、銀行の向かい合わせで伝票を書くテーブルで
向こう側にいたどこかでお目にかかったことのある様な気がするおじ様が
突然・・・「お父さんが亡くなって何年になる?」

ぎょえ!!

お気楽、呑気に見えるサザエも、結構神経使っているんですよ~!

・・・・・因みに、ブルーの文字は心の声ですので悪しからず~・・・

                                        




                              

☆お知らせ☆

従弟の個展が開かれています。

  

5月27日(木)~6月2日(金)は 水戸にて こちら

6月2日(水)~8日(火)は 東京にて こちら

陶芸に興味のある方がいらっしゃいましたら、覗いてみてくださいませ。

                                        

今日も最後までお付き合いありがとうございました!



薔薇色は何色~ 色々な色・・・・

2010-05-28 | 言葉あれこれ
【我が家の主役を演じています。】

昨年、花フェスタ記念公園で買った薔薇の苗が
一つまた二つと花を咲かせてくれています。

「薔薇色の人生」なんていう映画や歌がありますが
バラ色というと、どんな色を思い浮かべますか?
真紅ですか? ピンクですか?

それとも、もっと違う色ですか?

                                         



萌葱色もえぎいろ
古代紫こだいむらさき
薄桜うすざくら
駱駝色らくだいろ
山吹茶やまぶきちゃ
青緑あおみどり
山鳩色やまばといろ
こんな呼びなが連なる 「日本の伝統色:和色大辞典」 によると

■薔薇色ばらいろ 

 「フランスの伝統色」 によると

■ROSE 

 「イギリスの伝統色」 によると

■Rose Pinkローズ・ピンク

■Frence Roseフレンチ・ローズ

■Rose red ローズ・レッド

微妙な色の違いが判りますか?

     

                                         




ここで問題です! さて、この地色↓は日本の伝統色で表すと何色でしょう ?


《大まかにピンクと表現される日本の伝統色》
■桜色
■薄桜
■桜鼠
■鴇鼠
■虹色
■珊瑚色
■一斤染
■宍色
■紅梅色
■薄紅
■甚三紅
■桃色
■鴇色
■撫子色
■灰梅
■灰桜
■淡紅藤
■石竹色
■薄紅梅
■桃花色
■水柿
■ときがら茶
■退紅
■薄柿
■長春色
■梅鼠
■鴇浅葱
■梅染
■蘇芳香
■浅蘇芳
■真朱
■赤紫
■躑躅色
■牡丹色
■今様色
■中紅
■薔薇色
 《フランスで、Rose の名のつく伝統色》

ロゼ Rose

ロゼ・コライユ Rose corail

ロゼ・テ Rose the

ロゼ・オルタンシャ Rose hortensia

ロゼ・タンドル Rose tendre

ロゼ・イビス Rose ibis

ロゼ・ソーモン Rose saumon

ロゼ・アンディヤン Rose indien

ロゼ・ショッキング Rose shocking

ロゼ・ドラジェ Rose dragee

ロゼ・パール Rose pale

ロゼ・プードル Rose poudre

ロゼ・ビュヴァール Rose buvard

ロゼ・ペーシュ Rose peche


答えは、鴇色(とき色)です。

そうです、あの佐渡で大事に育てられている鴇(とき)の羽の色なのだそうです。

一口にピンクといっても、色んな色があるのですね。

さて、あなたの薔薇色はどんないろですか?

今私にとって、花びらの縁は女郎花(おみなえし)の中黄の薔薇の色が薔薇色なのかもしれません。

                                         
     


【紅桔梗色のクレマチス】



                                         



【クロゼイユ色の芍薬】

                                         





 『今年のイチゴ~』 



毎朝、採れたばかりののイチゴをのせた
「自家製カスピ海ヨーグルトを食べています。

 

【イチゴもバラ科の植物です】【こんな花型のかたちのイチゴが出来ました。】

姪に写メを送ったら

「すごっw(◎O◎)w!かわいい←」
ですって・・・



今日もありがとう~!



枠を超えた面白さとは~「龍馬伝」・・・

2010-05-24 | 映画・演劇・ドラマ
【ランの館:花飾り展示棟にて・・・】

先日、名古屋にある欄の館を訪れた際に開催されていた「ステンドグラス展」の写真です。
ステンドグラスとは、エ字形の断面を持つ鉛のリムを用いて着色ガラスの小片を結合し
絵や模様を表現したものです。

自然の美しさを枠の中に閉じ込めた芸術、工芸に魅せられてしまいました。

海外で制作された作品を輸入して取り付けられたのですが
明治後半から日本人もステンドグラスの技法を身に付け
次第に自前で造るようになったのだそうです。

                                               


そんな、明治の時代の礎を築いたひとり、坂本龍馬の物語『龍馬伝』を
毎週欠かさず見ています。

NHKの大河ドラマを、こんなに毎週見るのは久しぶりのことです。
いつも最初のうちは見ているのですが、段々退屈になって見なくなっていました。


ところが、今回は面白いのです!

理由は、時代劇の枠を超えているからでしょう。

今までの、時代考証にのっとった逸話を並べるだけ
では、先がわかってしまって面白みがないでしょう。

福山雅治さんを抜擢したのも
そんな理由からなんでしょうね。

坂本龍馬が、こんないい男だなんてありえない!
と思っていましたが、これがなかなかなんですよね。

役者は、役作りによって役に近づくよう
努力するのですが、彼の場合は役の方が彼に
近づいてくるという稀有な俳優さんですと
誰かが言っていたのが解ってきました。


                                               




色んな意味で話題になっている龍馬伝ですが
その中のひとつが、「龍馬デニム」
なんと、龍馬のはいている袴はデニムで
できているそうです。
時代考証的には、ありえないのですが
そこが、作り手側のこだわりのひとつが
ここにもあるんですね。


「福山龍馬」の袴、実はデニム
  人物デザイン監修・柘植伊佐夫が語る扮装へのこだわり
  詳しくは↑をクリックしてみてくださいね。

                                         





そして、脚本は「HERO」「海猿」「ガリレオ」「CHANGE」など
ヒット作を次々と生み出している福田靖さん。

彼は、ラジオ番組『AVANTI』では、こんなことを語っていました。

 僕は坂本龍馬について何も知らなかった。
それが『龍馬伝』の脚本を書くことになったので、高知へ取材に行った。
すると「これがあの薩長同盟の裏書きです」なんて
みんな「知ってるだろう」という前提で話をする。
こっちは「薩長同盟ってなに?」というレベルだったから、大いに困った。
 その裏書きというのは、犬猿の仲だった薩摩藩と長州藩が同盟することになり
その保証人に坂本龍馬がなった、というお話の証拠品。
でもそんな重大な役目を一介の浪人に頼むのは不思議だし
引き受ける方も不思議に思った。

 坂本龍馬は下級武士ながらも経済的には裕福な家に生まれた。
しかも女ばかりの姉弟の中で育っている。
そんなボンボンなイメージの男が、最終的には薩長同盟を
成し遂げてしまう大人物になる。そのギャップが面白い。
 でも「勝海舟を斬りに行ったら地球儀を見せられて弟子入りしてしまう」
という定番のエピソードは、たぶん勝海舟の作り話だと思う。
『龍馬伝』ではその手のお決まりのエピソードはほとんど変える。

 ただし寺田屋のエピソードだけはそのまま。
「お龍」を演じるのは真木よう子さんだけど
真木さんも「そのつもりでいます」と仰っているので。


今までにない龍馬を描こうと、意欲満々な様子です。

彼は、時代劇という名を借りて、その頃の時代を生きていた若者の
心の葛藤を描いている青春ドラマを創ろうとしているのかもしれません。


                                         



「本来、僕は歌手なんです。」という福山雅治さん。

自他共に、龍馬ファンであり龍馬を演じたこともある
勝海舟役の武田鉄也さんとの共演
そして、これまた龍馬を映画で演じたことのあるジョン万次郎役の
トータス松本さんとの共演・・・
三味線を弾きながら歌を歌うシーンも話題になりましたね。

そして、来週から、いよいよ真木よう子さん演ずるお龍さんが登場します。
龍馬が、お龍の家でおの妹に月琴を弾いて聞かせるシーンもあるそうです。

歌手の魅力もチラッと見せてくれる「福山龍馬」また、見逃せません。

予告動画も見られる NHK 大河ドラマ『龍馬伝』HPはこちら 




                                         

余談ですが・・・
先日「龍馬伝を見ていたら」な・な・なんと~~~!

部活の先輩が出演していました!!!  二度目です。

幕府側の役だったので、これからの出演はもうないかもしれませんが
また出るかもなんて思って見ていると、ますます目が離せなくなってしまいました。

今日もありがとう~!



年に一度の やすらぎの時間・・・

2010-05-22 | 小さな旅の思い出
【2階の飾り窓からの眺め】

先日ご紹介した温泉・料理旅館に、お友達と行ってきました。

   前回の記事はこちら

彼是・・・二十年をゆうに越えるお付き合いの人たちとの会です。

年に何度か集まって、お茶を飲んだりしています。
そして、年に一度は「研修旅行」と称して一泊旅行に行こうと決めているのですが
このところ、親や仕事の都合でみな揃って泊り掛けという訳にも
行かなくなってきました。

そこで、今流行りのゼロ泊夕食付きの旅館滞在です。



【地元産のヒノキがふんだんに使われている建物】

車で30分もかからない場所にある、ちょっと隠れ家的な雰囲気を持つこの旅館は
まるで、お金持ちのお友達の別荘にでも来たような
アットホームな雰囲気を持っています。

仰々しいフロントもなく、玄関を入るとすぐに大きなリビングがあるかのようです。

  


【2階からの眺め】

このCDの05と06の間のような川のせせらぎが、ずっと聞こえます。CD試聴はこちら 「川のせせらぎ」

案内された客室は、2階にある特別室。

眺めも最高で、今回は利用しませんでしたが
その眺めを見ながら入れる岩風呂も付いています。

到着してすぐに、お風呂へGO~!
平日のまだ明るい時間なので、貸切状態でした。



【露天風呂」

この温泉は、天文年間(1532~1555)といわれ武田信玄に追われた落武者が
傷を癒したのが始まりとされています。

江戸時代中期には、東濃苗木藩・遠山豊前守が健康回復、病気療養に
よく利用したと、「湯治効能」の文書とともに現在に伝えられています。

 

【お風呂へと続く通路からの眺め】        【源泉掛け流しの岩風呂】     
江戸中期(享保年間)には、東濃藩主・遠山豊前守が健康回復・病治療によく利用したと「湯治効能」の文書と共に現在に伝えられています。効能は主
に、リウマチ・神経痛・通風・動脈硬化症・胃腸病・慢性皮膚炎等などです。

なんだか違和感のあった肩が、とても楽になったような気が・・・(笑)




【冷たく冷やした温泉水を飲めるコーナー】    【階段の踊り場には地元出身の熊谷守一の作品が…】

そして、お待ちかねの夕食タイム~♪

  

マンゴー・クリームチーズ・サーモン・キュウリの巻物(まるで一口サラダです!)から始まり
蛍烏賊(ホタルイカ)に白芋茎とカラスミ。
グリーンアスパラとホワイトアスパラのムースキャビア添え、かにの酢の物。

  

霜降り牛の石版焼き(豆板醤入りの特製たれが絶品!わさび塩でも!)

 

筍のすり身の柔らかいお団子のようなものの中にはフカヒレが!
お刺身は、山掛けのお刺身と、あおりイカとなんとアマゴでした。

  

紫芋と信者がとトマトのあんかけ。
この旅館にある工房の先生が作られた、織部の重箱の中には
ホタテの貝柱、筍、しょうが、鴨肉が冷めないように五色石とともに蒸し焼きに・・・
そして、茄子とうなぎと茗荷の天麩羅を味噌たれで頂きました。

 

最後は、香の物とご飯とお味噌汁、そしてデザート~♪

家ではなかなか作れない、真似の出来ないお料理に
もうおなか一杯!!大満足のお味でした。

お料理の下には、書家、香竹さんの書かれた古今和歌集が…

「わがやどの 池の藤波 さきにけり
   やまほととぎす いつかきなかん」

そして、床の間にも同じ歌の書かれた掛け軸が掛けられておりました。




名残惜しく表に出ると、もう真っ暗闇!

数えてみればなんと6時間以上喋り通しでした。


川霧を含んだ空気に、皆深呼吸をし
「空気に味があるよね~」などと口々に
この宿を後にしたのでした。

この宿についての詳細はこちら 


最後までお付き合い、ありがとうございました!

 





頑張れ ちっちゃな命たち・・・

2010-05-19 | 四季折々のひとりごと
【人参の芽】

やっと人参の芽が出てきました。

小さな小さな、まだ1cmにも満たないちっちゃな命です。

                                         

 
【人参の芽】
まだ、葉っぱの先に種の殻が
ついたままです。

ちっちゃくても、一生懸命
土の中から飛び出してきたのです。

それなのに~!
畝のところどころに、子供の足跡が・・・

靴跡のところだけ、芽が出ていませんでした。

そういえば、昨日小学生が
すぐ隣の道路で、野球をしていました。

畑の中に入ったボールを取りに
やってきたのでしょう。


せっかく、芽を出しかけていた命を踏みつけられてしまいました。
こらぁ~~~~!!!

と怒ってみたところで始まりませぬ。
残った人参を、大切に育てましょう。

  

【里芋の芽】          【ジャガイモ】

里芋の芽がやっと出始めました。

今年の低温のせいか、まだ疎(まば)らにしか出ていません。

おまけに、このところ雨がないので、先が少し茶色になっています。
ジョウロでやったくらいでは、焼け石に水状態・・・

ここらで、一雨欲しいものです。

それに引き換え、北海道でよく育つジャガイモは元気です。

暑くない方が嬉しいのかもしれません。

そろそろ、小さな芋たちが地面の中で大きくなろうと
頑張っていることでしょう。

                                               



【大玉トマトの花】

トマトの花も咲きました。

どんなトマトになるのか楽しみです。

                                         

 
【なんていう名前の虫?】
アスパラの茎には、こんなサイケな
模様の虫がとまっていました。

アスパラの茎にかじりついていました。
ダイエットしたてんとう虫かな??


                                         



【カリフォルニアポピー】

今日もありがとう~!