昨日の続きですが・・・そのバスで観たという映画は
『大奥』でした!
え?大奥で、泣いたんですか?という声が聞こえてきそうですが
そうなんです。
すっかり、のめり込んで観てしまったのです。
それには、いくつかの理由がありますが何と言っても
殆どの人が、映画を夢中で見ていたお蔭で
とても静かで、集中して見られたということもあります。
実は、このメンバーで4年前に姫路へ旅行に行ったときに
この映画のロケに遭遇しました。
【そのとき携帯で撮った姫路城】
【姫路城】 | 姫路城でのロケは、冒頭のお茶会で月光院が 薬草(確か…せんぶり)の入った苦いお茶を飲まされる シーンが撮影されていました。 オールスターキャストの華やかな場面に、 皆ぼ~っとなっていました。 残念ながら、一般人の撮影は禁止でしたので 写真はありません。 |
そして、ロケが終わり、控え室に戻る女優さんが
次々と私達の横を通っていかれました。
宮路(天英院付中臈)役の杉田かおる
小萩(絵島付中臈):麻生祐未
藤川(絵島付部屋方):中山忍
法心院(先代御側室・連浄院付):木村多江
滝川(連浄院付上臈御年寄):浅野ゆう子
蓮浄院(先代御側室):松下由樹
天英院(先代御正室):高島礼子
どの女優さんも、映画やテレビで主演を
こなされたことのある方ばかりです。
まさに、豪華絢爛、百花繚乱です!!
その中で、テレビで観るよりずっと美しく思えたのが
月光院(家継生母・先代御側室):井川遥 さんでした。
このシーンは、彼女にとって重要な場面です。
緊張と、それを終えた自信とからか
一層、彼女を美しく見せていたのでしょう。
そして、誰より輝いて見えたのが主役である絵島(大奥総取締)役の:仲間由紀恵さんでした。
彼女が現れたとたん、周りから「きゃ~!可愛い!!」と感嘆の声が上がりました。
顔の四分の一が目で、目の中に星がきらきらしている少女漫画のヒロインのようなような顔立ちでした。
霞のようなオーラを纏った存在感は、主演女優ならではのものなんですね。
そんなせいもあって、皆あの時見た光景を思い浮かべながら
真剣に映画を観ていたのです。
『大奥』フォトギャラリー
この映画は、江戸時代の七代将軍徳川家継の世に起こった「絵島生島事件」を軸に
愛憎を交錯させた大奥の世界を描いた作品です。
女優さん達がが着る衣装代に1億円を掛けることでも話題となっていました。
フジテレビのドラマ「大奥」シリーズの完結篇として製作されました。
物語を象徴するかのような、美しい金魚。
そして、その金魚の絵柄の豪華な打掛を来た江島。
美しく着飾っていても、所詮は水槽から出ることの出来ない金魚のようなものということでしょうか。
それに対して、町人の女の子の売る風車が、貧しくとも自由に生きるものの
象徴として画かれているような気がしました。
劇中で、江島に生島が「好きな人と、同じ場所で同じ風を感じるだけで
幸せではないか」というような台詞を言う場面がありますが
その風を感じて、くるくると美しく回るのが風車なんですね。
大奥 - goo 映画
そして、感情移入してしまった一番の理由。 それは、生島新五郎(歌舞伎役者)を演じた西島秀俊 さんでした。 今から、15年以上前のフジテレビ系列で 放送された「あすなろ白書」で 石田ひかり 筒井道隆 木村拓哉 鈴木杏樹 らと 競演されいているのを観てからというもの ずっと注目している俳優さんでしす。 爽やかな好青年ではありますが、どこか陰のある役が多く 気になる存在だったのです。 その彼が今回演じたのが、女性に媚を売る 歌舞伎役者の役でした。 映画の中で見せる、今までにない色っぽい流し目に 心拍数が上がりっぱなし! 気持ちは、もう主演の仲間由紀恵です!! ・・・え?かなり無理がある? いや、想像の世界です。お許し下さい! こんな目つきで見られたら、ハートを持っていかれるのは当然です。 「江島生島の物語」といえば、悲恋の物語です。 すっかり感情移入してしまった私は 泣けます泣けます~。 そして留めは、家継役の子役の男の子の粋な台詞です。 (あえてなんと言ったかは、書きませんが・・・) | 【10年位前の車のCMで/宮沢りえさんと西島秀俊さん】 |
そんなこんなで、人目もはばからずポロポロと涙してしまったのでした。
こちらの動画で私が参ってしまった西島秀俊さんの流し目がご覧になれます。
如何でしたか?(笑)
今日も訪問してくださってありがとう~!