昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

栄華を今に~蘇る輝き・・・

2009-11-04 | 街,建物,美術
【老舗料亭の蔵を改造して造られたチャペル】

 11月3日の文化の日、陶磁器の町、日本で一番暑い町として知られる
多治見市で行われた「多治見まつり」に行ってきました。

                                       



【駅に貼られたポスター】


【信長役の清水宏次朗さん】
多治見まつりとは、鎌倉末期から南北朝にかけて
足利尊氏の配下で当地方を支配していた多治見国長(市長)
土岐頼定(議長)、土岐頼兼(区長会長)と
その奥方(一般公募)が豪華な衣装をまとい
市内を華やかに行列します。

また、ボーイスカウト、ガールスカウトなどの
勇志約100名が子ども
武者・むしのたれ姿で参加します。その後、消防音楽隊
幼稚園児、小学生などのブラスバンドや太鼓や踊りなど
のチーム約2,000名が賑やかにパフォーマンスを
しながら続きます。

平成20年度より、多治見のマスコットキャラクター
「うながっぱ」をはじめ、岐阜県内のゆるキャラも参加して
多治見市役所を出発点に、商店街、駅前を通る
約3.5kmのコースを、華々しく練り歩きます。

        

このパレードで従弟夫婦が秀吉、ねね役に
扮するというので見に行ったのです。

信長役に扮したのは、俳優の清水宏次郎さんでした。

なかなかこんなチャンスは、巡ってこないもの。
新婚時代のいい思い出になったことでしょう。




                                       

そしてもうひとつ、このパレードルートの直ぐ近くに
どうしても見ておきたかったものがありました。



こちら→  「川地家(かわちや) FRANCO JAPONAIS CUISINE 」

存続の危機を危ぶまれていた創業110余年の歴史を持つ多治見の老舗料亭「川地家」が
伝統とモダンを融合したウエディングスペース
「川地家(かわちや) FRANCO JAPONAIS CUISINE 」として生まれ変わりました。

元総理大臣佐藤栄作を初めとする政治家や、松本清張らの文化人が
通ったといわれるこの料亭の歴史を大切にして
当時の美しさをそのままよみがえらせています。

 

                                       

そして、こちらが古い蔵を改造して造られたチャペルです。




こういった歴史ある建物が、新しい姿で蘇ることは
喜ばしい限りですね。

次回は是非、一日二十名限定というランチを戴きに立ち寄りたいものです。

                                       


今日もお付き合いくださってありがとう~!