らんらんしましょ~心が楽になるために。

スピリチュアルセラピスト。チャネリング、タロット占い教室をしています。人の心に触れるたびに生きている意味を感じます。

「お兄ちゃんが欲しい」

2021-02-03 07:36:00 | チャネリング・教室

彼女は再婚したいけれど、また失敗したら…と言う気持ちを私に話していました。

仕事に生かせるチャネリングを学びたいということでお勉強に通われていました。

チャネリング教室を数回過ぎた頃に、
「娘がですね」
「はい?」
「お兄ちゃんが欲しい、って最近言うんです」と生徒さんが言いました。

彼女はバツ1で、娘さんが一人います。

「お兄ちゃんはまず不可能ですものねぇ
「ええ(照れ笑い)」
「それって一つだけ方法があるけれど」と笑うと

「はい、ふるらんさんもそれを思います?」
「うん」
「ですよね。連れ子さんしかないですものね」

女性二人の会話です。
なんとなくわかります?
お兄ちゃんが出来るということは彼女が再婚するとき相手の男性にお子さんがいること。
「私、まだ誰とも付き合っていないんですけど」
「これからでしょ?」
「そうですよね。きっとそうなるのでしょうね」とお話していました。

そして数ヶ月後・・・

彼女はある会社に派遣で配属されました。
そして同僚さんたちとも仲良しになりました。
飲み会があっていろんなお話になりました。
子どもがいるもの同士で話になり、みんなでまとまって遊園地に行くことになったそうです。
そしてある女性が
「Aさん(男性社員)も誘ってあげたら?」と言いました。
聞くと奥さんが他の男性と消えて、Aさんとお母さんで子供を育てているということを聞きました。
それならみんなで、ということで遊園地に行きました。
総勢10名。
みんなでわいわいしながら乗り物に乗って、子どもたちも仲良しにしています。
娘を見ているとそのAさんの息子さんと仲良しでした。
心が温かくなって見ていたそうです。
ランチの時も娘さんがそのAさんの息子さんと
「一緒にご飯食べる」と主張するのでAさんと一緒のテーブルになりました。
そしてそれから当然のように乗り物も何もかにも娘さんとAさんの息子さんは二人で並んで乗り物に乗りました。
帰りになるぐらいには娘さんがAさんに、Aさんの息子さんが彼女に抱っこを求めていたそうです。

帰りには疲れきって寝てしまった娘さんを抱っこしながら会社の人たちと別れ、自宅に戻りました。
娘さんがお風呂で
「おかあさん、○○君のお父さんのこと好き?嫌い?」と聞いてきたのでびっくり!
子どもの方がストレートで真っ正直と思ったそうです。

会社のお昼休みのとき、遊園地に集まった人たち数人でご飯を食べて、お話しました。
その中でAさんは
「息子はいつもおばあちゃんに預けていたのですが、あんな風に自然に甘える姿を見たのは久しぶりで、やっぱり男親と女親とは違うんですね」と言ったそうです。
そして
「お風呂で妹が欲しい、って言われてびっくりしましたよ」と照れていました。
この顔をみて

「可愛い人・・」と彼女の心に響いたそうです。


数日後のチャネリング教室でこの話をしてくれました。
そして私は
「運命に任せてみたら?」とやんわりとお話しています

彼女は派遣を更新し、そのまま彼女はその会社で働きました。
ある日、一人病気で休んだためどうしても残業になり、子どものお迎えをお母さんに頼むメールをしました。
Aさんが
「すまないね」と謝り、
「いえいえ、母も頼めましたし、仕事ですから」と言って残業したそうです。
仕事が終わり、Aさんと二人でエレベーターに乗りました。


「お付き合いを言われました」
「あら~それは急展開」
「はい」とニッコリ。
「つまり・・・お受けしたのね?」
「はい、いい人だから付き合ってみようかと思いまして」
「それはすなおな気持ちで答えてよかったですね」
「はい。で、実はなんですけど」
「なんですか?」
「残業になるかしら?と前の日から感じていたので、母にもしかしたら明日残業になるかもしれないから、子ども頼むね、と言っていたんです」
「あら」
「そしたら母が、それならちょうどいいわ、明日はシフトが変わったから楽に向かえにいけるし、遠慮しないで言ってね、といってたんです。なんか凄くタイミングがあっていて」
「運命の歯車ね」
「はい、これを止めたらダメだわ、と思って。実はAさんがエレベーターで言いかけたとき、私背中を押したんです」
「え?」
「自分と彼の背中を」
「え~そうなんだ・・」
「はい、彼があのぉ・・と言いかけたとき、来た、と思ったのですぐに優しい笑顔でまっすぐ彼の目を見ました。そうしたら彼が・・」
「付き合ってもらえますか?と?」
「はい!もうどきどきでしたけど、返事しちゃいました




彼女は過去の経験を原因に未来を恐れるのをやめました。
未来を見ることにしました。
その彼も未来を見る決心をしたのです。

相手に言葉を言ってもらう勇気を与えるのもあなた次第

「彼が何も言ってくれない」と言って嘆いていてはいけませんよ。

ふっと彼の背中を押すような柔らかい反応をして、

誰にも負けないぐらいの最高の笑顔で

「私も同じ気持ちです」を表現してね



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