「人を信じられなかったり、疑ったり、警戒心があります。心を広げられない自分がいます。その理由を知りこれからを変えたいと思います」
と彼女は言いました。
そしてヒプノをスタート。
急に
「胸が痛い・・」と泣き始めました。
きっと過去の傷の痛みを感じているのだと思いました。
でも彼女は前に進み、その理由を知るためにここにきていることをしっかりと決意していましたので、前に進みました。
お城のような・・教会です。
彼女は幼いときにここにつれてこられ、そして宗教儀式のために使われていました。
(このことはあまり表にはなっていませんが、あちこちの国での水面下ではこの儀式がありました。そうすることによってあることが起きる、という信仰があったのです。もちろん日本でもありました。そのためにある仕事の名前を使い、その儀式に参加させられ、悲しい過去を背負う人もいるのは確かなのです)
・・だから人が信じられない。人を疑う・・・を繰り返す。
彼女はとてもその仕事が嫌でした。
「ここを出たい」と泣きましたが、でもここを出ると、実家にも帰れないし、もちろん生きていけないことも知っていました。
そして年を重ね・・・自分の役目を終わり、今度は次の人が入ってきて・・・
ある日自分が教会から出されました。
そして教会であったことは話せないし、自分の今までの罪と穢れで自分を責め、湖に身を沈めたのでした。
ここから先のことは抜粋させて書かせていただきます。
今の職場は○月でやめて人を癒す仕事をしていくこと。
なぜなら
「人を癒すことによって自分の罪や穢れに対して受け止めることができ、自己の成長になるから」
そしてその間に勉強をしなさい。
癒しの仕事だけど、お金も触るのでその勉強もしなさいということ。
なぜなら
「教会でお金の嫌な部分を見てしまったから」
つまりそのままだとお金を受け取れない彼女になってしまうから。
お金の根本、お金の本来の意味・・・を勉強すること。
深いお話です。そして大切なお話です。
セッションは続きます。
彼女の時々流れる涙の意味が変わるのがよくわかります。
セッションが終わり、話をしました。
「だから・・・・・・なんですね」といろんな理由がわかり、今起きている事につながりました。
さぁ後は前に進むだけです。
だってもう悩む理由がわかってそれに苦しむことがなくなったから。
私もある苦しい夢を見ていて辛かった時期がありましたが、ヒプノで前世がかかわっていたことが判ったときにそれからその夢を見なくなりました。
原因を知ることは辛いことかもしれません。
でも今知っておくとその後が楽になります。
そう、自分を責めなくて済む様になるので。
胸の痛み・・抱えていないで・・
溶かして・・・楽になりましょう。
これから先の未来への道、あなたは笑顔で暮らさなきゃ。
だって泣いているなんてもったいない。
笑って、笑って顔の筋肉を動かして、笑顔美人になりましょう。
そして幸せオーラを増やしましょう。
あの世で誰かに
「よく頑張ったね」と言われるように・・ね。