数ヶ月前に出会った60代後半の女性の方なのですが、
ふるらんと会う日でお昼が重なる時はお弁当を作ってくれて来てくれるんです
人生のお話がほとんどシンクロしていましてね。
お互いにず~~っと頷く、共感状態の空気でして
そうそう、そうなのよ~~でして、
「今度いつ会える?」と言われまして、
それでお弁当を作ってきてくれるのです。
もちろん、
「その日はお弁当を持ってくるから、作ってこなくて良いからね~」なんでして。
いやぁ・・・嬉しいやら恥ずかしいやら・・
だって、人が作ってくれたお弁当をたべられるなんて・・
凄~~い幸せ。
え?お母さんのお弁当あったでしょう?って言われるかもしれないけれど、
ふるらんにはお母さんは気がついたら居なかったから
小学校の時からお弁当は自力。
田舎だったし、給食なんてないし。
で、この年齢までず~~っと自力。
幸せを沢山もらえるのよ。
人の作ったお弁当ってね。
まず
「作ってきたよ~」と言われて、感動
そして
「ありがとうございます」と良いながら、あ~~幸せ、と思えて。
その後に
「はい、これ」と渡してくれるときのあの笑顔
最高~
自分が愛した人ならなお感動を増すでしょうねぇ~
私が男性なら抱きしめるかも。
「ありがとう、ありがとう」と何回も言うと思う。
お弁当を受け取ったときのあの重さ・・
ああ・・・幸せ~~~~~~~~~~~~
そして神様、仏様に
「この人と出会わせてもらえて良かったわ」の気持ちがいっぱいになる。
ハンカチを広げて・・
蓋を取るあの瞬間のドキドキ
蓋をあげたときのあのぱぁ~~とした風景。
あ~視界が広がる~
そして良いにおい。
これ、絶対美味しいわ
手を合わせて、
「いただきます」と頂いた人と神様、仏様に大感謝
箸を持って・・
第一回目の箸を投入~
この感覚が幸せ・・
そして一口目に染み渡るあの感動・・
美味しい・・・・
天井を仰いで
「やっぱり人が作ってくれたお弁当は美味しい・・」(泣かないけど泣けるほど美味しい~)
手が動く、
美味しいものが見える、(見えるって本当にありがたい)
食べ物が好きな順番に選べる、(自力で食べられるって幸せなのよ)
口の中の感覚が幸せ。(味覚障害の人はわからないのよ、可愛そうに)
こうやって座って食べられる・・(腰が痛い人は吸われないから・・)
そして作ってくれた人が
「美味しい?よかった」と笑顔でそばにいる・・・
ああ・・・なんて幸せ(泣かないけれど、泣ける)
そして何より・・
食べ終わったときの身体の疲れが全然違う。
元気になってる
ご飯を作ってもらっているみなさん。
ありがたいと心から思っていますか?
お茶碗とか洗っていますか?
手荒れもするんですよ、食器洗いって。
ご飯作りって体力使うんですよ。
もちろん献立を考えるのもお買い物も重いものを持って帰宅って大変なんですよ。
そのお弁当一つで身体はもちろん、心の元気もチャージされることを理解していますか?
感謝の心が溢れるのは、
相手が与えてくれた量に不足を思う人は無理ですが、
どんな小さなことでも、
ああ・・私って幸せ、と思える謙虚な心と思っています。
を受け止められることです
食べられるのは自分だけの力ではありません。
沢山の農家の人や物流の人、
電気ガス水道のみなさん。
暮らせる場所や
周りが平和だから。
私の健康を気遣ってくださる方たちや、
健康維持のために日々勉強をされて、過去の症例、最新の情報、そして研究の成果を教えてくださる先生たちのお陰。
ああ・・
自分が作ったお弁当の時は
ふつ~に食べてしまいがちですが、人が作ってくださったお弁当は愛情だけではなく、普段雑に思ってしまっていることさえも教えてくださる素晴らしい頂きものと思っています
次回は来月
今度は何が入っているかな・・・
s
彼女には私ができること、
ええ、見えないけれど、心を込めて祈りたいと思います