と、この「サロメ」のあらすじも凄い。
結構…人の感情って怖っ…なんだけど。
でも人ってこんなところが絶対ない、とは否定できない。
ちなみに、この作品の「7つのヴェールの踊り」が凄い。
演出によっては、裸の場合もあり、色んな意見が別れると言われるもの。
もし…見れるのなら…東京まで行きたいわ。
今日は早く寝る予定でしたが、サロメを聞いてからお風呂へ、に変更。
人は…こうも深く、そして濃く、そして…凄まじく悲しいと感じる作品だと思う。
夢の中に弟が出てきて、
「元気か姉貴?」と言っている。
しばらく見ないうちにおじさんになった
はい、ふるらんもおばさんになった。
弟も・・ふるらんと同じく幼い時は散々な目にあった。
父親の借金、飲酒、女あそび、人の保証人、無免許運転、そしてわけのわからない投資・・で失敗。
しなかったのは暴力ぐらいなもので。
一番分量が多かったのが・・・女遊びと飲酒による借金。
気が小さいから大きく見せようとする独特の行動。
そして嘘が大きい・・で人と傷つける。
「お小遣いが○○万円あったらな~~」と言ったとき、本当の心の底から
「この人・・どうしようもないな」と完全に冷たいスイッチが入った。
生活費が先だろう・・
自分の楽しみよりも。
守るものがあってこその安定で安心で幸せなのに、孤独になる人の独特の行動を取る。
そして・・お盆とお正月には親戚から言われ・・お父さんは川原で一人で背中を丸くして泣いていた・・・
その背中を見ながら
「そうしたのは・・じぶんじゃない」と言いながら、情けないのを通り越し、もう視界にも入れたくなくたった。
救いようがない。
救いたくもない。
そして・・・それを同じく見ていた弟も・・結局冷めて行った。
ふるらんが高校生、弟が中学生の時、おばあちゃんに言われて花畑に穴を掘る作業をしていた。
休憩しようか・・と弟にいい、腰を下ろすと弟が
「お父さんの借金って多いの?」と聞いている。
ふるらんは少し間を置いて
「そうだね・・家が数件立つって言ってたよ」と言うと弟が
「それ・・俺が返さないとならないのかな・・」と言うので
「そんなことないよ。お父さんが作ったんだからね、心配しないで自分のことだけ考えたらいいよ」というと、
「それならいいだけど・・」と心配している。
男だから・・という部分もあるんだろうけれど・・かわいそうに・・・
掘った穴の方を指差して
「借金を作ったお父さんは・・自分で掘った穴を自分で埋めないとならないのに、穴を埋めないでまた山の話をしたり、山を作ろうとしているのはわかるよね?」と言うと、弟は小さくうなづき、
「そうだね・・・嘘ばっかりだし、いつも何かに怖がってるし」というので
「本当に山を作りたいなら・・まず穴を埋めてからだよね?穴が埋まってないのに積もうとしたら崩れるのはわかるでしょう」というとまたうなずいている。
「だから・・私たちは何かの間違いとか会ったとき・・小さな穴を掘ったとしても、まずそれを自分で埋めましょう。
そのあと自分の大きな山にするためにこつこつ頑張りましょうね」と話すと、
「そうだね、少しずつやったら大きな山になるんだからね」と言いました。
また立ち上がって・・二人で言われた分だけの穴を掘り、そして土を移動・・・
そこに植木が来て、土を掛けました。
おばあちゃんが
「この木は綺麗な花が咲くから楽しめるよ」と言いました
おばあちゃんが楽しめるなら・・よかった、と思いました。
だって・・お父さんがおばあちゃんに迷惑をかけているから
大きな話をしても・・ダメよね。
○安の強い人は。
だって・・変なところで勝負に出るし、それも大損をするし。
で、焼けを起こして身内に迷惑をかけるでしょう?
で、父親の場合は女性に逃げる・・
まぁ・・お母さんもお母さんで・・ほかの男性と遊んでたから・・そういう両親ってどうなの?と思うけれど。
おばあちゃんに育てられたって本当によかったと思う。
夢の中でおじさんになった弟が
「我慢しないで言えよ」というので
「言っても変化しようとしないことには言わないしね~」と苦笑いすると
「姉貴らしいな、昔からそうだ」と笑っている。
「それと・・・可能性が無い時もかな」と言うと、
「それは俺も」と○感会話のことを含んで言っている。
「掘った穴は埋めてるか?」と聞くと
「うん、掘らないようにしているけれど、掘ったら頭を下げるしちゃんとしてるよ。今はやっと土を積んでる。
俺も老後の話を考える年だしな。それに昔親戚から浴びたいろんなことを返そうとして、大きく見せようとしていたところもあったけれど、それも辞めた。
それが穴を掘ることだって気が付いたしな~」と言っていた。
そう、昔のことをなんとかしようとして・・大きく見せたり、お金もちに見せたりすることは本人のコンプレックスをさらしているようなもの。
お金もちに見せようとして・・お父さんがあの姿だったしね。
老後は・・孤独だから。
「元気そうで何より、それで安心した」というと、
「姉貴も年を考えてセーブしろよ。食べれればいいと言っていた姉貴の言葉がよくわかる年に俺もなった」と言っている。
ほ~変わったな。
前は
「親戚にバ○にされたから・・云々」といていたのに。
そう、本当の幸せって・・親戚への仕返しでも、親から受けたコンプレックスでもない。
『本当に幸せ』を手に入れるのが目的だと思う。
穏やかに暮らすこと。
今あるもので生きること。
対面とか過去の傷のためい生きているのではないこと。
「金を持て」ではない。
「欲しいモノをたくさん買えるで」はない。
「お互いに思いやり、健康で居て、お金も作り方を知り、生き方を楽にすることによって時間が生まれ、そして家族とともに日々穏やかに暮らす」だと思っている。
弟が
「じゃ、帰るわ」と言うので
「北海道は寒いから身体を大切にね。あ、そうだ、今年から運勢変わるから・・」というと、
「うん、わかってる、なんとなくそう思う。俺はこれからだと思っている」といい、消えました。
目が覚めました。
よかった・・元気そうで
あいつも・・・無事でいるみたい。
そして・・父親と同じ道を歩んでなくてよかった。
これで・・少しは薄くなったかな?ふるらん家の○○・・・