何年生かわからないけど・・中学か高校の卒業式が済んで、みんな帰宅する準備。
卒業してからみんな進路をどうするか話しています。
みんなの話を聞いていて、ふるらんの番になると・・・
「田舎(北海道の山の奥です)にいるなら・・何もいらないしね~
でも飽きるかもしれないな、ふるらんの性格だったら。
大阪に行くし、東京に行くことになると、それでも要らないものを捨てないとならないし。
考えるといるものって少ないもんだね~」とわけのわからないことを言っていました。
そしてふるらんは自分の持ち物を整理して捨てています
それで・・さて・・そろそろ帰れるれるし、持って帰る物も多いから、「MKタクシー」(北海道には札幌にしかありません)を呼ぼうとしているときに友達(なぜか、看護学校の友達が2人)が
「ふるらんの荷物、まだあるよ」と言うのです。
え~まだ荷物?と思って、見ると・・・ふるらん用の半畳の部屋があり、三面に工具がたくさんぶら下がっています。
そしてみんな油だらけになっていて・・ほぼ真っ黒。
素手で触ると、油でドロドロで・・・
はがす時、メリメリっと音がするものもあります。
ニッパーは金槌、スパナにドライバー・・
物差しに・・釘に・・・ネジ・・・
あらゆる工具がたくさんあり、どれも使いこんでるし、新品は無し。
自分の心から聞こえてきたのが
「人のために使おうとしていろいろ準備したもの」という答えでした。
壁三面びっしりぶら下がっていて・・
卒業だから・・もう使わない、と決心して、ゴミ箱を持ってきて、その中にビニールの袋を入れて・・・
壁からはがしてどんどん捨て始めました
早く捨てないと・・夜になるし、汽車が一時間に一本の田舎だから・・と焦っていました。
あっと言う間に工具でゴミ箱がいっぱいになり・・・
気がついたら友人(小学生、中学生の時の友達)が手伝ってくれて・・
「助かるわ~」と言うと
「よかったら明日、私がここに来て変わりに捨ててあげるよ」と言ってくれました。
でも・・
「自分のものだから責任あるし、それに今やっていくわ」と答えました。
捨てても、捨てても・・結構ある。
そして壁にねっぱついた工具がベロ~~ンとしていて・・・油だらけで。
捨てていかないと思って。
他の友達がどんどん帰って行って・・・・
なんでみんな道具が無いんだろう・・と思って。
で、なんで自分だけこんなにいつまでも整理しなかったんだろうな~と思って。
で、考えた。
「あ、整理した人より、もともと準備していない人が多かったんだ」と。
いろいろしようとすると物をもつ事になるけど、人に興味がなかったり、助けるお仕事をし無い人にはこの工具は必要ないし・・とか想いを巡らせて・・・・
で、やっぱりメリメリはがして・・ゴミ箱へ。
なんとかあと少しになって・・・
外を見ると暗くなって・・
こりゃ・・おばあちゃんに怒られるな・・帰るのが遅くなったらまずいし・・
と思い、頑張って片づけていました。
使える工具だったけど・・使わずに捨てるのももったいないけど、荷物は整理したほうがいいね、と思ったら、目が覚めました。
そして・・目覚まし時計が鳴って・・
はい、ジャストです
夢占いを調べたら・・・
自分の悪い所、嫌な一面など欠点を改善していこうとする前向きな気持ちらしく・・
それだけ客観的に冷静に自分を見れる時。運気は上昇の兆しで、自身を磨くことで人間的に大きく成長できるそうだということで・・・
成長しますわ
頑張ってもっと上に。
要らないものを捨てて、もっとピカピカの工具を持って、いい仕事をしたいと思います。
ちなみに・・・
ある木こりさんが、一生懸命に木を切っていました。
たくさん切ると収入が上がるので頑張っていました。
でも、頑張れば、頑張るほど・・能率が下がっていました。
なぜだろう・・と考えました。
そして・・・のこぎりに目をやると・・あと気がつきました。
彼は木を切り倒す事だけに集中していて、のこぎりの刃を研ぐことを忘れていたのです
・・・・で、ふるらんのお祖父ちゃんも、伯父さんも工場で使う大きなのこぎりの刃を研がしたら・・東洋1の職人さんだったらしいです