らんらんしましょ~心が楽になるために。

スピリチュアルセラピスト。チャネリング、タロット占い教室をしています。人の心に触れるたびに生きている意味を感じます。

最近思い出すマンガのストーリー

2009-01-23 12:10:52 | 笑っちゃうかも
何歳だったかな?女性が主人公でしたね
彼女は会社で働くごく平凡な独身で、普通に生活をしていました。

悩みは・・みんながもっているのと同じで
①彼氏が欲しい。
②給料があがらないかな?ということでした。

ある日、彼女が公園で休んでいると浮〇者の男性が隣に座ったので嫌だな・・とおもいつつもほかに座るところがないので座っていました。

時々その男性をちらみすると・・頭はぼさぼさ、ヒゲは伸び放題・・荷物を少しもっている感じでした。
もちろん話しかけるわけでもなく・・・

そして彼女は席を立ちました。

数日後また公園に行くとその男性が座っていました。
少し気になったのもありますが、また同じベンチに座りました。
そして・・
「この人リストラとかにあったのかな?」と想像していました。

また数日後公園に行くとその男性が座っていました。
そしてまた隣に座ると男性が
「隣に座ってくれてありがとう・・普通は逃げるよね?」と言いながら笑顔になりました。
少し話しをしてみました。
職を失って・・・この生活になったということで。
彼女は彼がかわいそうになって・・・彼を家に連れて行きました。
(この辺はマンガらしいですよね?)
そしてここから二人の生活が始まりました。
彼は彼女のために食事をつくったり洗濯をしたり綺麗にしてくれたのです。
あまり口数は多くなかったのですが、時々見せる笑顔を彼女は信頼したのでした。

そして特に男女の関係になるわけではなく・・・
彼が彼女に言い出しました。
「君はお給料の割りにいいものを買いすぎるし、無駄遣いが多いから僕がいろいろ整理してあげるよ」と言ってクローゼットの中の整理やコーディネイトをして無駄な服を次々整理して、そしてリサイクルに行って売ったり、足りないものを百貨店に買いに行き、店員さんに
「今彼女がはいているスカートにあるコートを。あ、3シーズン着れるのがいいね。色はこっちか・・こっち。あ~これがいいね。この服の色と質なら〇年着れる」と。
そして次々買い物をして、彼女の生活水準に合う支払いを立て、
「これでしばらく服は買わなくて良いし、今度は季節の変わり目に~~と~を買ったらいいね、色はこれに合わせて・・・そうしたらこれとこれが3シーズン着まわせる」と言うような話を彼女に言ったり、生活費の見直しや計画などを彼女に仕込んでいきました。
もちろん彼女は目を丸くするばかり。

そして会社で
「最近センスいいんじゃない?」と言われるぐらいにコーディネートがうまくなり、綺麗になっていくのでした。
それと当時に会社での仕事のやり方を彼は彼女に教え、人の動かし方なども彼女に指導していきました。

そんな日がしばらく続き・・・
自宅に戻ると・・頭がボサボサでヒゲがボウボウの彼は居なくて・・スッキリとした男性が立っていました。
その顔を見てびっくり
彼女は50代のおじさんだと思っていたのですが聞くと30代後半の男性。
なぜあの浮〇者だったのか聞くと・・・
「20代で会社を立ち上げ、億のお金を作りあげたが・・裏切りに合ったり、社内での金銭トラブル、破産、離婚・・・そしてすべてを失ってあの公園で数ヶ月。〇のうかと思っていたときに君が隣に座ってくれてそれが嬉しかった」と。そして
「こうやってこんな自分でも隣に座ってくれたのだからまだ運があるはずだから・・と思ってなんとかしようと思っていたところへ君が誘ってくれて・・僕は僕の持っているものが何もないから今もっている知識を君にお礼としてあげただけだから。お金の計算とファッションセンスには自信があるんだよね」とニッコリ。

彼女は会社の人にセンスを褒められたりしたことを彼に話すと
「それはよかった」と彼が嬉しそうに笑いました。

そして彼女は会社の上司に昇進を告げられました。
彼女は嬉しくて彼に電話をして・・・
そしてたくさん食べ物を買って帰宅しました。

すると家の中には誰もいなく・・テーブルの上に一枚の手紙がありました。
そこには
「一緒に住まわせてくれてありがとう。もう君一人で大丈夫だからこれからも頑張ってくださいね。屋根のある暮らしが本当に幸せだと思いました。また一から出直します」と書いてありました。
彼女の目から涙が溢れ・・そして気が付きました。
そう彼のことが好きになっていたのでした。

そして数年後、彼女は公園で赤ちゃんを抱っこしています。
遠くからその姿を優しいまなざしで見ているスーツ姿の男性がいました。
男性の後ろから
「社長、お時間ですので」と声をかけられ、男性は
「わかった、今行く」と答え、黒い車に乗って車窓から彼女を目で追っていました。


だいぶストーリーがうるおぼえなんです。
ごめんね。
もう十数年前のものだったけど・・今でも好きなストーリーです

人に親切にするって確かに勇気がいるときあるよね?
でもその勇気の値段より遥かに価値の高いプレゼントが必ず後から来ることを信じてみたい。
そして人は必ず「成功するまで努力を続けたものだけが必ず成功する」とふるらんは信じています