今週の月曜日、クイズ番組である『Qさま』を見ていた。「全国インテリ高校No.1決定戦!」ということで、全国から選ばれた各チーム5名の6つの高校チームが対戦した。そこでの「プレッシャーSTUDY」の英語問題で、おやっと不思議に思ったことがある。「プレッシャーSTUDY」の英語問題とは、たとえば「訳すと『と』から始まる英単語を和訳しなさい」という課題で1から10まで番号のついた英単語が示される。通常番号が大きいほど難しい単語になる。普通の放送の時はチームが10人なので、あらかじめ回答する順番のメンバー順に、答える英単語の番号を指定してから答える。「全国インテリ高校No.1決定戦!」ではチームが5人なので二順して答えることになる。全問正解するチームがいくつもあると考えられるので、勝敗は全問正解した残り時間の秒数がそのまま得点となる。しかしこの「プレッシャーSTUDY」の英語問題では全問正解したチームはなかった。英語問題で順番がきたメンバーがいくつか残った英単語のどれもわからず立ち往生して時間切れになったのだ。しかし他のメンバーもわからなかったチームもあるが、多くのチームは他のメンバーの中に残りの英単語の訳すなわち答えを知っている者がいた場合が多かった。
不思議に思ったのはすべてのチームが、最初のメンバーが小さい番号のついた前半の単語から答えて言ったことである。そうすると当然ならば難しい単語が残ってくるから、答える番のメンバーが残った単語のどれも知らない場合が出てくる。だからこの場合の取るべき作戦は明らかだ。つまりメンバーは答える番になったら、自分は知っているが他のメンバーが知っていないかもしれない難しい単語から答えるという打ち合わせをすることだ。ひょっとしたら僕がルールを聞きもらして、難しい単語から答えてはいけないことになっているのかなと疑った。でも1から順に答えているのではなく、2とか5から答えていたので答える単語を指定する特別なルールはないはずである。知識はあっても現実に即した戦略が立てられないとしたら日本の教育は間違っているね。
ところで高校生たちが答えられないでいた英単語の「さ」で始まるものにcalamityがあった。それから「し」にdebtもあった。その2つについて僕はわかったが、自慢したいわけではない。じつはインターネットでアメリカの新聞をのウエブを覗くと、新聞のヘッドラインによく出てくる単語だ。僕はあまり読めなくてもThe New York TimesやThe Christian Science Monitor などのアメリカの新聞の電子版をよく見ている。calamity は災害だ。それも不幸という感情が入っているので新聞のヘッドラインに使われるのだろう。そのほかにも災害関係ではtoll つまり犠牲者とかcasualty 死傷者がよく出てくるから覚えている。debtは借金だよね。これも経済記事でよく出てくる。
こんなことを書きながら実は僕は英語に弱い。だが知識の取得手段として英語にあこがれが強い。実は読めなくて読みもしないのにかなりの数の洋書をAmazonなどで題名から読みたくなって取り寄せてきたのだ。まあ買ってもなかなか読まないのは英語に限らず日本語の本でも同じだけど。なぜ英語が弱いのか。それは僕がほとんど集中力がないからだ。英語に限らずほとんど勉強というもののために15分も座っていられないのだ。もちろん本を読むことはすきだから、勉強しようと机に座ると勉強と関係ない本を読みたくなる。学生時代はテストのために勉強することは自分の平生の学力を示さずに偽の実力をしめして試験管をいつわることだと考えて自分を合理化していた。社会にでてからは集中できないことはそれが自分にとって必要ないことだからだと思うようになった。これは親鸞上人の影響かもしれないが、実際のところ仕事でも必要だと判断したことは長い時間かけても完璧なものを作ろうとしてしまうので、自分の良知を信じるだけだ。これは王陽明の影響か。
ところがその僕に英語がスラスラ読める能力をつけることが可能にすると思われるものが現れた。キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』というのにモノリスという黒い板が出てくるね。人類はそれにふれる度に大きく進化したのだね。僕の目の前に現れたモノリスはiPhone だ。昔から英単語の強化の本はいっぱい買ったがほとんど使わず無駄な出費となった。しかしいまiPhone の中にはアプリケーションとしてアルクのPower Wordの4000語、6000語、8000語、1200語が入っている。4000語はほとんど知っている単語なので使わない。いま6000語を毎日ゲーム感覚でやっている。うっかりミスも含めて満足できるミスのない水準までやめられないので毎日続けられる。
それからイギリスの経済誌のThe Economist も先週から電子版で本誌の記事のほとんどが読めるようになった。じつは今まで何年にもなるが同誌を郵送で購読している。だけどほとんど読んでいなかった。ところが今週のは日本特集でもあるけれどiPhoneで辞書と往復だけど1つぐらいは記事を読み切ることができた。
歳をとって記憶力も知力も落ちてはいるが、道具一つでまだ可能性が大きくなったような気がする。
不思議に思ったのはすべてのチームが、最初のメンバーが小さい番号のついた前半の単語から答えて言ったことである。そうすると当然ならば難しい単語が残ってくるから、答える番のメンバーが残った単語のどれも知らない場合が出てくる。だからこの場合の取るべき作戦は明らかだ。つまりメンバーは答える番になったら、自分は知っているが他のメンバーが知っていないかもしれない難しい単語から答えるという打ち合わせをすることだ。ひょっとしたら僕がルールを聞きもらして、難しい単語から答えてはいけないことになっているのかなと疑った。でも1から順に答えているのではなく、2とか5から答えていたので答える単語を指定する特別なルールはないはずである。知識はあっても現実に即した戦略が立てられないとしたら日本の教育は間違っているね。
ところで高校生たちが答えられないでいた英単語の「さ」で始まるものにcalamityがあった。それから「し」にdebtもあった。その2つについて僕はわかったが、自慢したいわけではない。じつはインターネットでアメリカの新聞をのウエブを覗くと、新聞のヘッドラインによく出てくる単語だ。僕はあまり読めなくてもThe New York TimesやThe Christian Science Monitor などのアメリカの新聞の電子版をよく見ている。calamity は災害だ。それも不幸という感情が入っているので新聞のヘッドラインに使われるのだろう。そのほかにも災害関係ではtoll つまり犠牲者とかcasualty 死傷者がよく出てくるから覚えている。debtは借金だよね。これも経済記事でよく出てくる。
こんなことを書きながら実は僕は英語に弱い。だが知識の取得手段として英語にあこがれが強い。実は読めなくて読みもしないのにかなりの数の洋書をAmazonなどで題名から読みたくなって取り寄せてきたのだ。まあ買ってもなかなか読まないのは英語に限らず日本語の本でも同じだけど。なぜ英語が弱いのか。それは僕がほとんど集中力がないからだ。英語に限らずほとんど勉強というもののために15分も座っていられないのだ。もちろん本を読むことはすきだから、勉強しようと机に座ると勉強と関係ない本を読みたくなる。学生時代はテストのために勉強することは自分の平生の学力を示さずに偽の実力をしめして試験管をいつわることだと考えて自分を合理化していた。社会にでてからは集中できないことはそれが自分にとって必要ないことだからだと思うようになった。これは親鸞上人の影響かもしれないが、実際のところ仕事でも必要だと判断したことは長い時間かけても完璧なものを作ろうとしてしまうので、自分の良知を信じるだけだ。これは王陽明の影響か。
ところがその僕に英語がスラスラ読める能力をつけることが可能にすると思われるものが現れた。キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』というのにモノリスという黒い板が出てくるね。人類はそれにふれる度に大きく進化したのだね。僕の目の前に現れたモノリスはiPhone だ。昔から英単語の強化の本はいっぱい買ったがほとんど使わず無駄な出費となった。しかしいまiPhone の中にはアプリケーションとしてアルクのPower Wordの4000語、6000語、8000語、1200語が入っている。4000語はほとんど知っている単語なので使わない。いま6000語を毎日ゲーム感覚でやっている。うっかりミスも含めて満足できるミスのない水準までやめられないので毎日続けられる。
それからイギリスの経済誌のThe Economist も先週から電子版で本誌の記事のほとんどが読めるようになった。じつは今まで何年にもなるが同誌を郵送で購読している。だけどほとんど読んでいなかった。ところが今週のは日本特集でもあるけれどiPhoneで辞書と往復だけど1つぐらいは記事を読み切ることができた。
歳をとって記憶力も知力も落ちてはいるが、道具一つでまだ可能性が大きくなったような気がする。
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