セレンディピティ日記

読んでいる本、見たドラマなどからちょっと脱線して思いついたことを記録します。

二転三転する市議会リコール署名

2010-12-02 15:22:03 | 名古屋
名古屋市議会解散請求の署名の縦覧で、無効とされた署名について2万9228人の異議申し立てが提出された。これから14日以内に審査されるが、さきの選挙管理委員会の発表でリコール署名の成立に不足なのが1万2004名分なので、リコール署名が逆転成立する可能性が出てきた。

もともと先の選管の照会文書の結果で2万2990名分について確かに署名者が期限内に署名したと確認されるのに「収集方法に問題がある」として無効とされて他方1万2004名分不足しているからリコール署名が不成立と決定された。これは民意をまるっきり蹂躙していることになるのだから治まらないのは目に見えていた。

地方議会のリコール署名というのは成立しても即議会解散にはならないでその後に、解散すべきかどうかの住民投票が行われる。住民投票というものはその結果が究極の民意でありだれも文句のつけられないものだ。だから市の選挙管理委員会は、「個々の署名の形式的な瑕疵にとらわれないでできるだけ民意をくむようにして住民投票を故意に回避する姿勢はとらないように」と各区選挙管理員会に指示すべきだった。ところが市の選挙管理委員会は議会側の様々な収集方法等のクレーム情報攻勢にオロオロして、その場を逃れるだけの対応で、「審査を厳しくして、記入間違いなどを厳しくチェックせよ」と指示してしまったのだ。その上に「10人の請求代表がそんなに多く集められるはずがない」などと勝手な思い込み(たぶん議会側のサジェスチョン)で審査期間を延長した。署名期間の前半まで住んでいる地域で署名場所が見つからないから、「まちきれない」と中心部の収集場所に出かけていった人が多いのはまったくの当たりまえなのに。

ところで日曜日の全国放送のなかで、市の選挙管理員会の「チェックを厳しく書き間違いもみのがさない」とい方針に選管事務局は反対したと言う。当然のことであろう。

ところで前に重徳候補を自治体の首長として一番いいかもしれないと思い持ち上げた。もちろんそれは私の独断と偏見だ。どの候補の人にも会ったことも話したこともない。河村市長も私の市役所の知り合いには直接命令を受けるえらい人はいないので、他の候補とあまり変わらない。おっとかなり昔、河村たかし氏が無所属の宮沢派という変な肩書で衆議院選挙に立候補していたときに向こうが路上でよってきて無理やり握手したので会ったことはあるか。また著作を3冊ぐらい読んだか。

そこでこれは僕が4氏のイメージから、僕が部下で新しい施策のアイデアを上司としてそれぞれに人に提案したとしよう。

河村:これは議会改革や10%減税に役立つのかね?関係ない?ふーん、そんならみんなと相談していいように決めてチョウ。

御園:どこかの団体から要望があったのか?自分の発案だって?公務員は上から命令されたことか、法令で決められたことだけやればいいのだ。こんなことを考えて時間を使っているとしたら君の将来は暗いぞ。

大村:この施策の効果は確かなのか?期待できるがやってみなければわからないって?効果がはっきりしない物はダメだ。他でやったところがあって効果があったら考えよう。

重徳:必要と思うものはどんどんやってみよう。ただし間違っていると分かった時は素早く対応して引き時を誤らないように。