セレンディピティ日記

読んでいる本、見たドラマなどからちょっと脱線して思いついたことを記録します。

読書ノート「秀吉の枷」の訂正

2006-09-05 21:18:49 | 文化
9月3日放映のNHK「功名が辻」を今日DVD録画で見ていたら、茶々がすでに秀吉の側室になっており鶴松という子をなしていたが、家康の息子の徳川秀忠は少年で茶々の妹のお江与とはまだ婚姻していなかった。だから先日の「秀吉の枷」についてのノートについての僕の思いつき間違いであった。でもたしかお江与は秀忠より年上で、しかも秀忠とは再婚だったとおもうから、浅井3姉妹の婚姻順序を確かめてみればまだまんざら全体として間違いではない可能性もある。。
今日の書きこみはこの訂正が目的。これ以上は、王陽明、カント、親鸞の3人についての本が待っているから。王陽明は芝豪「王陽明」上下の小説。大著で陽明の詩文などもふくめて読み甲斐がある。こんな伝記がほしかった。上巻を読み終えたが、ある事情でここ数日読む時間がなかった。
カントは「純粋理性批判殺人事件」。カントが探偵役となるらしい。
親鸞は鯨統一郎の「親鸞の不在証明」。タイトルを見て「さては?」と思った。今日少し読み始めて、やはり親鸞という人物は存在しなかったという江戸時代から明治・大正にもあった説と似ているみたいだ。なお言うまでもないけど「不在証明」とは犯罪学でいうところのアリバイのことだ。それをかけているのかな。