『ケアとジェンダーの比較福祉社会学』年内発刊切望中!!『東アジアの高齢者ケア:韓国・台湾のチャレンジ』絶賛販売中!
大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
ストックホルムで働くチャーミング!な日本人女性医師!!
2月21日夕方。
雪が舞う中、17:30にカロリンスカ大学病院を訪ねる。
慶応大学医学部卒業の才媛との情報までは把握していたが、それ以外はどのような方か全く分からないまま現地に到着する。
メールアドレスと携帯電話番号までは教えていただいていたので、17:30ちょうどに、電話する。
数分して、髪の長い女性が、にこにこしながらこちらに近づいていらっしゃるではないか。
天は時に不公平なことをなさる。
二物どころか、四物も五物も与えていらっしゃる。
まだお仕事中らしく、スッピンのまま、ドクターのいでたちでいらっしゃった。
私服でいらっしゃれば、そのまま近くで食事をと思っていたが、仕事中でいらっしゃったので
1時間ほどのインタビューで切り上げる。
スウェーデンの医療の光と影を少しうかがったところで、ケリをつける。
社会調査におけるインタビューの要諦は、相手に<シツコサ>を感じさせないことだ。
今回のインタビューである程度のラポール(関係性)は構築できたと思うので、これから何度かお目にかかり、
スウェーデンの医療制度の光と影、日本の医療制度の光と影を詳しくお聞きしたいと思う。
ひょんなことから、この日本人女性医師の存在を知る事が出来た。
インターネットは、害悪ばかりが注目されるが、この先生の存在は、インターネットに掲載された情報から知ることができた。
アナログなネットワークだけからはとても辿りつけない。
その点で功の部分も大きいと言えよう。
本当にチャーミングだったあ。
IT不正受験にびっくり。
コペンハーゲンから成田に向かうフライトの中で知った。
機内にある新聞で。
始め京都大学のニュースが目に飛び込み、やがて、早稲田大学、立教大学など大規模な大学で行われたことを知る。
入試監督業務を25年経験している人間からすると、およそ試験場内での犯行は困難である。
他の受験生と同じ動きをしていなければ、一発で<挙動不審>と分かる。
入学試験監督は、常に複数いて、前、横、後ろから、チェックしている。
今回の犯行は、トイレなのであろう。
トイレは密室だ。
下痢などを装って、入試問題を持ち込み、大の部屋で、携帯から投稿したとしか思えない。
トイレは、盲点だ。
まさか、いたしている個室の中まで試験監督がはいることはできない。
ドーピングチェックでもあるまいし。
次ページ » |