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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
ムーミンと複数の組織。
先日のセンター入試・地理Bで出された<ムーミン>が話題沸騰中でR.
大阪大学大学院のスウェーデン語教室が、見解を示した。
ムーミンがフィンランドを舞台にしているという前提が
おかしいというツッコミである。
ムーミンがフィンランドを舞台にしているという前提を措くためには、
<根拠がなければならない>
でも、明確な根拠がない。
何故か?
皆の心の中にあるから。
昨日になって、そういう前提が記された書物が1994年に
出版されているとセンターはいう。
私が不思議に思うのは、言語学の試験でもないのに、
<いくらですか?>
をスウェーデン語、フィンランド語、ノルウェー語で
示していること。
スウェーデン語はすでに例示されており、他の2か国の
言語を選ばせる。
高校生が、北欧の言語まで知らないといけないのだろうか?
地理なら、北欧の地図示して・・・となるはずだが。
センター入試問題の作成過程では、問4の作問を<太郎さん>
が提示した後、
10人から20人ぐらいの何らかの基準で選ばれたオールジャパンの委員が
<総ツッコミ>する。
もちろん太郎さんも委員であり別の地理の問題にツッコミする。
世間が異論・反論しているように、この問題は、
その段階で<根拠の確かな問題>に改善しましょうということに
なったはずだ。
たくさんの委員が招集されているのだから、冷静な20の瞳、
40の瞳でこの問題を止めるか改善するか
できたはずである。
センター試験が凄いのは、この委員たちが作成した多くの問題を
<覆面チェッカーズ>が、タタキまくる。
チェッカーズは2団体に分かれている。この団体が数名のものか
10人ぐらいのものか一切わからない。
覆面だからどういう立場の人かも分からない。
この覆面団体同士、お互いを知らない。
これが<容赦ないツッコミ>を毎回してくる。改善しても、
改善してもさらにツッコンでくる。
<クセが強いんじゃー集団>である。
さて、この<曖昧な問題>を史上最強の2種類の<ツッコミ集団>が何故、
<放置したのか???>
もし突っ込んでいたとするならば、何故、その20の瞳、
40の瞳集団が、<無視できたのか???>
組織経営論的に見て、危機的状況と言わざるを得ない。大丈夫か?
センター入試全体は、素晴らしい問題が多いと思う。何故なら、
完成するまで<厳しい審査を18か月間受け続けるので>
なお、以上の話は、<15年前の取材に基づくものであり、
現在どのようなシステムになっているかについては分かりません>
1月18日(木)のつぶやき
大規模講義の大規模授業内テスト終了。 goo.gl/rWx9wP
— 西彰 (@kyotonC) 2018年1月18日 - 17:24
「大規模講義の大規模授業内テスト終了。」 goo.gl/rWx9wP
— 西彰 (@kyotonC) 2018年1月18日 - 17:26