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フランスから日本へ

金曜日の福祉論の受講生で、外国の方がいらっしゃる。

 

前から4列目の定位置に、その方は座っていらっしゃる。

 

第2回の授業でその存在には気づいていたが(ポータルサイトの受講生一覧でも分かっていた)、


わざわざこちらからヒアリングする理由もないので、コミュニケーションを取っていなかった。

 

本日の授業終わりに、その方が、教卓までいらっしゃった。

 

ノートとペンを持ってきているので、<サインですか?>と聞いたら、

<違います!>と速攻だった。

 

<先生の、アドレスを教えてください>と。

<はい、はい>と言って、ノートに直接書いてあげた。

 

<ついでにサインは?>と再度確認したが、

<い、いらない!>と強めのため口。

 

用件は、<フランスに住む叔父さんがガンで闘病中のため、一時帰国するかもしれない>とのお話。

<はい、了解です>

<帰国の予定が決まったら、メールしてくださいよ>とお願いする。

 

経営学部の1年生。

日本語がとても上手な女子。

もう、10年日本にいるとのこと。

 

<私の授業の内容分かりますか?>と尋ねると、

<分かる。分かります。>と。

一安心。

 

ヨーロッパからの留学生は、かなり珍しい。

4年間しっかり経営学を身に付けてほしいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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