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第三極

私の研究室は、第3研究センターにある。

一般的には、第3研究棟と呼ぶのであるが、我が社は、センターという言葉を好んで使う。

良い選択だ。

第3という言葉には、何故か魅力的な響きがある。

 

野田総理の解散宣言は誰も予想していなかった。

評論家たちも予想できなかった。

予想屋たちも予想できなかった。

 

党首討論で、突然その日程が宣言された。

しかしその日程宣言も、微妙にニュアンスが変わった。

最初は、例えば、12月16日にしてみてはどうかと思うという、やや明瞭ではない宣言であったが。

エキサイトする中で、<12月16日に解散する!>と断言した。

 

世間では、第三極という表現で持て囃されているが、果たして本当にもてはやして良いのであろうか。

第三極という言葉は、魅力的だ。

旧来の第1極 対 第2極 の対立構造 に対して、<もう一つの極>

何だか、物事の全てを解決してくれそうな極である。

 

しかし、現状は、第3のもろもろのパーツの寄せ集めでしかない。

そう、寄せ集めなのである。

詰め合わせといったまとまりのあるものでもない。

 

私の語法でいえば、第3パーツ、第4パーツ、第5パーツ、以下・・・・・第14パーツと乱立する

パーツ群でしかない。

結局、極という表現を無理して使うにしても、現在の動きは<分極化>でしかない。

結局、難極を打開できるほどの極ではない。

 

小異を捨てて大同につく動きとは、到底考えにくい。

大異を捨てて小同につく、と表現していいような動きである。

 

小同大異は、利害が一致しないので、すぐに崩壊する。

 

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                            昨日のアルコール

                大ジョッキ  1杯

           今朝の血圧・脈拍

                右・・・115-78-55

                左・・・120-75-60

  

 

 

 

 

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