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スケールどでか研究。

私の知り合いでスウェーデンで会社を経営しながら、今早稲田大学の大学院修士課程に通っておられる方がいる。

昨日まで3日間開店していた<ゼミ展示>に、東京経済大学を40数年前に卒業されたYさんが、確か4年前にいらっしゃり、その方の紹介で、現在早稲田院に通っておられる同期のTさんを紹介していただいた。

ゼミ展示初日の夜、3人でお酒を飲んだ。

そのTさんの修士論文構想をうかがった。

とにかくスケールがデカイ。

スケールどでか研究!

私もそれなりにスケールを意識しながら研究をしているつもりだが、Tさんに比べれば足元にも及ばない。

スウェーデンの過去200年にわたる出生率の変動を、当時の家族及び社会全般に関する法的システムと関連づけながら、説明しようというのだ。

当然スウェーデンの古語の資料にあたらなければならない。

情報公開のトップランナーであるスウェーデンでも、さすがに古文書はコミューン(市に相当する自治体)には保管していないので、別の場所で探し求めなければならない。

Tさんからの話で、びっくりたまげたのが、20世紀初頭まで、今では考えられないようなトンデモナイ法律が<家族に関して>存続していた。

そのぶったまげる法律は廃止されずに生き残っていたのであるが、人々の社会意識、社会関係の方が<先に>近代化されて、現実社会が進化発展していったようだ。

このとんでもない法律は、女性に関わる話なので、スウェーデンの女性史を研究されている方の論文には紹介されているかも知れないし、

紹介されていないかも知れない。

私の守備範囲ではないが、是非、先行研究の有無についてリサーチはしてみたい。

 

 

 

 

 

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