goo

ノースウェスト機乱気流事故のこと。。。

2月20日に千葉県房総半島沖で発生したノースウェスト機の乱気流事故は他人ごとではなかった。

小生の乗ったSASは19日午前11時前に成田空港に着陸したが、実は、房総半島沖の気流はこの日の段階でとっても不安定であった。

この10年において、8回ほどSASで成田に着陸しているが、今回だけ特におかしかった。

いつもなら、着陸態勢に入ってから30分で、ソフトランディングするのだが、今回は40分ぐらいかけてゆっくり確かめるように降下していった。

いつもより、スムーズさがなく、斜め45°右前の列に乗っていた若い女性客は、恐怖から、片手を前の空席の頭部分についていたし

比較的近くに座っていたスウェーデン人女性2人は、機体が、急にフワッとした時には(1回だけであったが)、「ホイ!、オイ!」と声を出していた。

後から分かったことであるが、いつも使われる滑走路とは異なる滑走路に着陸した。そのために、いつもは、連絡通路を渡ってすぐに入国審査スペースに入るのだが、生まれて初めて「タラップ」を降りた。

そして待機していたバスに乗り、8分ほどかけて、成田空港の入国審査スペースまで移動した。

単に滑走路が何かの事情で渋滞していただけかも知れないが、とにかく異例な着陸であった。

そうした異例については、機内アナウンスで何も伝えられていなかったので、キョトンBであった。

加えて、これはSASにおいて通常のことであるが、着陸時のエンジン出力を落とすたびに、<尋常ではない爆発音に似た音>がする。ハッキリ言って、機体の老化が進行しているからである。

最初の2回ほどは、この<尋常ではない爆発音に似た音>に恐れ慄いたが、今は結構慣れてきている。

SASは2011年に、成田からストックホルムに直行便を運航させる。初めてSASに搭乗される方も増えるであろう。

<尋常ではない爆発音に似た音>にご用心のほど。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする