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大学教授キョトンCブログ!!
ワッハ上方と橋下はん。
大阪なんばに『なんばグランド花月』がある。なんばグランド花月の隣に『ワッハ上方』というお笑いの歴史資料館がある。
8年ぐらい前に、笑いのセンスを少しでもアップさせるために、家族で行った。スケジュール一杯で、ワッハ上方をマッハのスピードで駆け回った。確か、中田ダイマル・ラケットの台本やら横山やっさんのど派手な衣装やら展示されていた。驚いたのは、昔懐かし演芸テレビ番組やお笑いラジオ番組が無料金で見たり聞いたりできることだ。入館料も安くて(400円?)魅力的。
笑いは、病気の予防にもなるし、免疫機能も高めるらしい。笑いを研究する<笑い学会>なるものも存在する。関西大学の木村教授が、笑いの測定器も弟子と一緒に開発している。笑いをくだらぬもの、下品なもの、ナンセンスなものと思ってはいけない。笑いほどセンスが要求されるものはないし、これほど人間関係の潤滑油になるものはない。
その笑いの殿堂『ワッハ上方』を売却したり民営化したりしようと考えるお人が、一人。
そう、橋下はん。
橋下はんが、自分の笑いのレベルを上の方と勘違いしているのか、この大切な演芸資料館を、あろうことか、いじろうとしている。
実は、このワッハは大阪府立であり、運営費に年間4億ほど支出している。いくら、あんた大阪府が数兆円の借金を抱えているからといって、大阪の笑いのシンボルであるワッハ上方を、あんた、目の敵にしたらあきまへんで。
入館料が安すぎるので、600円か700円、えいままよ、末広がりで縁起のいい800円にしてもらっても、かまへん。名前が好かんかったら、変えてもらってもええ。『ワッハッハ橋下』でも『行列のできる演芸相談所』でもかまへん。
そのまま府立で残してくれなはれ。潰したら、おうじょうしまっせ。あんじょうたのんますわ。
橋下はん。
もう一度、橋下はん。
あんまりいちびると、お笑いだけに、あんた自身、【すべりまっせ!】