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韓国の保健福祉家庭部とファン・ウソク氏。

2月下旬の韓国への出張では、テジョンだけでなく、ソウルでも調査研究を行なった。ソウルでも老人専門療養施設を2か所訪問し、最後には、韓国の保健福祉家庭部(日本の厚生労働省にあたる)でインタビューを行なった。保健福祉家庭部はソウル市内ではなく、車で30分ほど南下した安養市の中心部に存在する。

老人長期療養保険(ノイン・チャンギ・ヨーハン・ボーハム)の制度設計担当の副主任にインタビューを実施。オフィスが狭く、ものすごく人口密度が高い。専用の会議室は

なく、ロビー・スペースに衝立で仕切られた、簡易会議室が2つだけ。しかし、ここで、韓国の高齢者ケアの制度設計が行なわれているのである。

副主任を見て驚いた。まだあどけない雰囲気の若い男性(28歳から32歳の間に見える、ただし何のエビデンスもない)が、保健福祉家庭部における老人長期療養保険の窓口となっているのである。日本では考えられない。

パイロットスタディに関するデータの安定性の話題になった時点で、その若い男性は統計的な部分は別の責任者がいると言って、同僚を連れてきた。が、要介護認定ソフトを含めた統計部分の窓口ということで、登場したもう一人はさらに若い女性であった。私の勝手な判断によれば、26歳から28歳の間。日本では考えられない。

                                     (つづく)

 

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