NHKの『SONGS』という音楽番組で
久しぶりに、歌う佐野元春さんを見た。
数年前にもテレビで見て
この人、テレビに出るのかと、心震わせた。
何となく、ラジオとライブハウスのイメージでした。
一番好きなのは、なんといっても
『SOMEDAY』で、1982年の曲だと紹介された。
当時小学生だった私が、この曲のどこにどう惹かれたのか
記憶は定かではないのだけど
ラジオから流れる曲を、カセットにカシャっと録音して
歌詞を書き留めたりしていた頃
音楽はただ好きなだけでなく、ずいぶん救われたし
ちょっと背伸びして、大人の世界を感じさせてくれるものだったと、
そのなかでも、佐野さんのいくつかの作品は
洗練と焦燥と透明感と希望みたいなものを
子どもの私に感じさせてくれた存在だった。
月日は流れ、佐野さんは白髪を染めたりすることなく
おじさんになって
でも「イェイ」って言ってもちっともヘンじゃなくて
若いミュージシャンたちと
洗練と焦燥と透明感と希望を歌っていた。
私自身ももう子どもじゃなくて
おばさんと言われても怒れない年になって
それでも洗練と透明感に憧れ
焦燥と希望を抱えている。
それでいいのだ、と思う。
あの頃の気持ちになれた自分に
そう答えよう。
久しぶりに、歌う佐野元春さんを見た。
数年前にもテレビで見て
この人、テレビに出るのかと、心震わせた。
何となく、ラジオとライブハウスのイメージでした。
一番好きなのは、なんといっても
『SOMEDAY』で、1982年の曲だと紹介された。
当時小学生だった私が、この曲のどこにどう惹かれたのか
記憶は定かではないのだけど
ラジオから流れる曲を、カセットにカシャっと録音して
歌詞を書き留めたりしていた頃
音楽はただ好きなだけでなく、ずいぶん救われたし
ちょっと背伸びして、大人の世界を感じさせてくれるものだったと、
そのなかでも、佐野さんのいくつかの作品は
洗練と焦燥と透明感と希望みたいなものを
子どもの私に感じさせてくれた存在だった。
月日は流れ、佐野さんは白髪を染めたりすることなく
おじさんになって
でも「イェイ」って言ってもちっともヘンじゃなくて
若いミュージシャンたちと
洗練と焦燥と透明感と希望を歌っていた。
私自身ももう子どもじゃなくて
おばさんと言われても怒れない年になって
それでも洗練と透明感に憧れ
焦燥と希望を抱えている。
それでいいのだ、と思う。
あの頃の気持ちになれた自分に
そう答えよう。