salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

G.W.の読書 その2

2006-05-09 00:56:07 | 出来事
連休中に読んだ本、2冊目は
『袋小路の男』(糸山秋子・著 講談社)
(糸山さんの糸は、糸がふたつ並ぶ字。変換できず)

恋愛小説だけど、ベタベタ甘かったり
ロマンティックだったりしない。
袋小路に住んでいる(入り込んでしまっている)男と
30過ぎの女性の10年以上に及ぶ恋。
乾いていて、辛辣で、だけどなんかいいな~と思える関係。
これも両思い、なんでしょうね。
こういう「袋小路の人」って、たしかにいるなー。

全体的にテンポが良くて、どんどん読めた。

もう1篇収録されている、「アーリオ オーリオ」も
一見淡々としているように見えて
じんわり温かい
マッサージ受けたあとみたいな読後感。

あっという間に終わってしまった連休。
少しがんばって本を読んで、よかった。

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