salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

サーカスに魅せられて

2007-08-05 23:57:44 | 出来事
ボリショイサーカスに行ってきました。

ショーが始まる前、熊と一緒に記念撮影タイム。
熊(ちゃんと人が付いている)の横に座ったとたん
あっという間にポラロイドでカシャッ!
これで1000円かあ…。
ひよこなんて、熊と写真撮ったことに気づいてない。
写真見て「くまさん、いるよ」って…
だから、一緒に撮ったんだってば。
熊がちゃんとカメラ目線なのは、さすが(?)!

ダンスや、5つのボールを
自在にお手玉するショーや、アクロバット、
熊や虎や猫たちの演技を楽しむ。
そして、見せ場の空中プランコ。
演技者が天井すれすれまで上っていき
セイフティーネットが準備される。
音楽も盛り上がり、いよいよスタート。

足をかけているだけでもツライであろう
ブランコが、グイングインと大きく揺れて
もう一方からも、グイングイン。
手を離して、フワーンと飛んで…
大成功!!!
飛ぶタイミング、演技者が飛び移るためのブランコを
揺らすタイミングなど
ちょっと狂ったらすべて崩れてしまうであろう
緊張感に、思わず息を呑む。

技の素晴らしさは言うまでもない。
ネットがあるから、万が一落ちても大丈夫と
そうは思っても、失敗は許されないことも
空気から伝わってくる。

演技者のひとりひとりが、晴れ舞台に立つまでの時間や
気持ちに、思いを馳せてしまう。
きっと好きでやっているのだろうけれど
そうは言っても、恐怖や緊張と闘っているのだろう、と。

初めて飛んだとき、初めて相手を受け止めるとき
どんな気持ちだったんだろうとか
ふだんはどんな生活をしているんだろう、とか。

そして、演技者同士の、絶対的信頼関係。
「俺がつかんでやるから、思いっきり飛んで来い!」
っていうのがないと、できないよね。

空中ブランコにしても、猛獣使いにしても
サーカスは人間の「心技体」が
鍛えられ、磨かれたものだと
あらためて思い知った。
演技する動物も大変なんだろうけど。
そんなことを思った1日でした。

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