salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

ライブで胎教?

2008-04-13 01:10:48 | 音楽
妊娠9ヶ月に入り、もうどこからどう見ても妊婦です。

服装が軽くなり、冬の間は隠れていたお腹も
丸々とアピールしてます。

そんな状態で、大好きなアーティストの
ライブに行って参りました。

ひよこのときも含めて
妊婦のときにライブって、たしか4回目くらいだけど
今回が一番お腹が大きい。
しかも渋谷。
ちょっと怖かった。

今回はシンフォニックコンサートなので
ずーっとスタンディング、ということはないだろうし
産んだらしばらく行けなくなる…かも。
(いや、行くかも…)
競争率高そうだったから、取れなかったら仕方ない。
取れたら縁があったということ、そう思って申し込んだら取れた。
妊婦だって楽しまなくっちゃ。

しかも今回は「ドレスコード」なるものがしかれたコンサート。
フォーマルな格好で、とのこと、ジーパンやサンダルなどはNG。
ジャズのライブハウスなんかではチェックされるけど
この人のライブでは初試み。
いつもと違う形態のコンサートの雰囲気。
大人の空間。
いいねえ~。
着物の人もいて、すごく華やか。

通常のライブでは、ステージと客席で
がっつりエネルギー交換する感じだけど
今日はもう最初から、全然違う。
会場を揺るがすような強い「気」はないものの
やわらかな、たゆたうような空気に包まれて
清らかな気持ちになる。

オーケストラの演奏に乗る人の声って
まさに「楽器」ですね。

最初はちょっと緊張気味?
客席も、これまでと違うアレンジの楽曲に
最初こそ背筋ピン! みたいな感じもしたけれど
だんだん肩の力が抜けてくる。
ささやき、張り、伸びやかさ、どれも心地よく
すんなり入ってくる。
指揮者のタクトは魔法の時間をつむぎだす。
ああ、なんかメルヘンになってきた…。

ユラユラと、しんしんと、心に寄り添う音楽。
光、風、空の色。
歌詞から風景を浮かべることはもちろんできるけれど
今回は、ストリングス部隊の演奏で
どこまでも景色が広がる感じがした。

途中、お腹がボコボコと動いた。
せっかく直った逆子ちゃん、(今日の健診で直ってた!)
またでんぐり返ししちゃうんじゃないかと不安になるほど。
もう外の音も聞こえるはずだから、気持ちよかった?

黄色い声も飛ばず、本当に大人のための時間でした。
コンサート後、軽食とドリンクサービスも。

けれど、その余韻もつかの間
渋谷の雑踏に放り出され、いきなり現実に戻された。

シンデレラの魔法が解けるって、こんな感じ?

ともあれ、無事に行ってこられてよかった~。


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