salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

春だ、ライブだ、心開放!

2009-03-26 11:22:27 | 音楽
リスペクトするアーティストのライブ、
約1年ぶりの参戦。

ライブでも映画でもそうだけど、
ギリギリに会場に飛び込むのは苦手。
時間が許す限り早めに行って
気持ちをこれから始まるライブに向けて高めたいのです。

ギリギリに飛び込むと、会場に辿り着くまでの焦りや
直前まで心縛られていたあれやこれや
日常の面倒くさいことに引きずられ、心乱れたまま
大切な時間が始まってしまう。

気持ちの切り替えが下手なので
集中できなくて、気づいたらライブ終盤みたくなってしまう。

というわけで、すごい早めに到着して腹ごしらえ。
これも大切(笑)。
この日はミルフィーユ。

ドキドキとワクワクとで胸がいっぱいになる
そんな時間をしっかり楽しめました。

今回のライブはアグレッシブで、それでいて穏やかで
ステージと客席がエネルギー交換するような
心が開放されていく感じ。
終演後、温かな想いに背中を押されるようにして
会場をあとにできる、いい時間を過ごせて大満足。

席もよかったんだけど
にも関わらず、前方に背の高い男の人がいて
見えねえよー、座ってろ! 
あ、いえ、お願い、座っていてと
心の中で毒づき、懇願することしばしば…。
ま、それもライブだからこそってことで。

今の私にとって、ライブ自体が非日常。
毎日抑圧している気持ちやイライラなんかから
解き放たれて、心がやわらかくなっていく。

以前は音楽にもっともっと関わりたい気持ちが強すぎて
好きなアーティストのライブを見ても
この人から学んで自分の力にしようとか
モチベーション高めるためにライブ行くとか
そんな期待や打算もけっこうあった。

それはそれで良かったと思うんだ。

でも今は、ちょっと違う。
会場に漂う空気、それはすごく上質なものだと気づいた。
だって、好きな人を見に来ている人たちと
彼ら彼女らにたくさん想いを伝えようよするアーティストと
両者が織り成す空気だよ。
それは愛情ややさしさに満ちていて心地よい。

もっと心委ねる。
もっと心を開く。
そんな楽しみ方を、思い出した。

今回のライブについて、いろんなファンの声を聞くと
「ツアーに新譜が間に合わなくて、がっかり」とか
「サプライズがなさすぎ」とか
「ファンは(アーティストを)甘やかしすぎ」とか
厳しい声もあって、それはそれでわかるんだけど
生で歌と演奏を聞ける、それだけでも
お金を出して時間を割いていく価値はあると思う。

もちろん、ライブの質の高さが求められることは
言うまでもないけど。

私自身は、固まっていた心をほぐしてもらえる
そんな時間を過ごすことができて、感謝です。



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