salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

小豆島の旅1

2012-08-28 10:21:58 | 出来事

小豆島に行ってきました。

3泊4日、けっこうゆっくりできると思ったら

行きたいところがたくさんあって、忙しい旅に。

その中で、朝の海岸散歩は本当に心が開放された。

 

ふだん自分は、街ってほどでもないけれど

それなりに繁華街に近くて、人も多いところに住んでいて

それがふつうの生活だと思ってしまう。

けれど旅に出て、小さな町、山や海や川近くに家がたくさんあるのを見て

人が生活していて、というのを目にすると

そこに住んでいる人たちにとっては、それこそがふつうだけど

その生活を思ってハッとする。

どっちもそれぞれ、いいところ、不便なところ、

ここではないどこかを思ってうらやむこともありつつ

それぞれが生活をつむいでいるんだなあ、と思うと

別に大きなことしなくても、生きることは大切だと思える。

自分がやれることを、コツコツと。

 

それにしても、こんな景色が日常にあるなんて!

住む場所は、人格や性質を作るよね。

 

壺井栄の小説『二十四の瞳』の舞台となった島。

これは二十四の瞳映画村にある、撮影で使われた学校からの景色。

授業聞かず、眺めてしまいそう。

オルガンの音って、やさしくてあたたかくてかなしいときもある。

この島で、『二十四の瞳』が生まれ

最近では、『八日目の蝉』ですね。

あの話は“祈り”という言葉を思い浮かべた。

宗教的な意味ではなく、自然に自発的に生まれる祈りが

あの物語にはある。

そんな物語たちが生まれた島なのですねー。

 


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