salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

みんなの夢、叶った?

2005-06-11 10:41:53 | 出来事
実家で、懐かしいものを見つけた。
小学校4年生のときの、クラス文集。
作文も、住所録も、すべて手書きだよ!
今はなんでもパソコンで作れちゃうけれど
こういうのもいいね。

私の作文は「夏休みの思い出」。
そして、当時飼っていた猫についての詩が載っていた。
作文はともかく、詩は、いまいち詩になってなかった・・・。
「うちの猫はトラ猫のオス」・・・って
それは説明だろう!!
まあ、小学校4年生ですから。

おもしろかったのは、「将来の夢」の欄。
自分が何を書いたか思い出せなかったけれど
たぶんあたりさわりないこと、書いただろうなと思ったら
その通り。
「幼稚園の先生」「ピアノの先生」
とりあえず答えました、って感じだ。
だって、本気でそう思っていたとは思えない。
「好きな食べ物は?」って聞かれ
「アイスクリーム」って答える感覚。
嘘じゃないけれど、ちゃんと考えれば
もっと他の答えがあるような。

自分が子供を産むまで
幼稚園の先生になるほど、子供好きではなかったし
ピアノに関しては、大学時代にバンドをやったりして
自分の力に限界を感じてた。
私程度の人はいくらでもいるし
これを職業にしたら、辛いなって。

小学校の頃は、作詞をやりたいなんて
思ってもいなかった。
「作詞家」って言葉すら、ピンときてなかったろう。

ものを書いていきたいって、漠然と考えたのは
高校生の頃からかな。
中学のとき、大好きだった高校野球の記者になりたいって
思ってはいたけれど
もっと創作的な文章に憧れたのは、進路を決める高校生の頃。
でも当時は恥ずかしくて
「作詞家になりたい」とか「小説書いてみたい」なんて
言えなかった。

その後、なんだかんだ探しながら
あっちこっちぶつかりながらも、やりたいことやって
今に至る。
まだまだ「途中」って感じ。

「夢」という言葉の持つ甘い響きに
今は違和感を感じてしまう。
本気でやりたいこと、ほしいものは
もっと手強くて、ハードで、切羽詰っている。

当時のクラスのみんなは
夢を叶えたかな。
「レコード屋」「写真屋」「ペット屋」
「博士」「看護婦さん」「劇団に入る」・・・。
やりたいことに、近づけているといいね。

私は、当時思っていた場所とは違うところにいるけれど
たくさん迷って、悩んで
相変わらずあっちこっちふらふら、ぶつかりつつも
元気でやってます。

うちのひよこは、これからどんな夢を見ていくんだろう。
好きなこと、やりたいこと、たくさん見つけてほしいな。