salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

心を解き放つ音楽

2005-06-17 22:56:18 | 音楽
綾戸智絵さんがテレビに出ていた。
なんだかわからないけれど
彼女の声を聞くだけで、いつも泣きたくなってしまう。
『テネシーワルツ』『アメイジング・グレイス』
どちらも曲自体好きだけど、ほかの人が歌っているのを聞いて
泣いたことはない。
綾戸さんが体ごと、心ごと歌う姿、その声で
やられてしまうんだなー。

聞いている人の心を解放していく
そんな力のある人だと思う。
酸いも甘いも知って、楽しいことも悲しいことも
起こること全部が、自分を作っていくんだ、って
そんな気持ちにさせられる…というのかな。

綾戸さんの歌を聴くたび、音楽ってすごいな、と思う。

かつて、その音楽に苦しめられた。
思うようにいかない演奏、ピアノが怖いって思って
しばらく、さわれなくなった。
そのときの私は、音楽を楽しめてなかった。
「音を楽しむ」っていう、一番大切なことを見失って
ルール通り、決められた楽譜の中でしか、表現できてなかった。

音楽だけでなく、仕事も人間関係も、なんでもかんでも
もっともっと余裕をもって、振り幅広く生きてもいい。

いい音楽に触れると、そんな気持ちになれる。
そして、楽器に触りたくなる。
ピアノ、だいぶ指は動かなくなっているけれど
今なら、前よりいい演奏(うまいとかじゃない)
できる気がするな。

今日は、指揮者の佐渡裕さんが
ブラスバンドと一緒にテレビ出演していた。
彼のコンサートでは、一番最後に観客は
自分ができる楽器を持ってステージに上がり
一緒に演奏できるんだって。
タンバリンでも尺八でもいいんだって!
楽しそう!!
いいなー、そういう自由さ。

昨日、今日と、綾戸さん、佐渡さんという
好きな音楽家を見られてラッキー。

試されている

2005-06-17 01:41:16 | Weblog
今、私は「試されている」なーって、思う日々。
自分の忍耐力や器を。

作詞コンペ、取りたいところで結果が出ない。
ある関係のコンペでは、それなりに採用される。
今日も、デビュー前の新人くんのコンペ、通った。
でも、「ここぞっ」っていうところで、決まらない。

作詞が「趣味」だったらいいなって思うときがある。
そうすればとてもラクになる。
好きなことを仕事にしようとするから
闘わなければならなくなる。
挑む、闘う、拒まれ、また挑む、闘う…。
先に光が見えるから、やめられない。
前に比べたら、確かに前進はしているんだけど
自分が、今どのあたりにいるのかわからなくなって
不安になる。

「自然な“天の時”を待つことが大切」って
セラピストのU先生からは、言われた。

子どもを授かったのは、まさに
時満ちて、っていう実感がある。
今の私に必要な“課題”だった。
そういう「流れ」を、身をもって感じているから
先生の言うことは、頭ではわかっているんだけど。

作詞についても、思うところにいけるかどうか
今試されているんだろう。

なんだか今日は、頭のなかグルグルと
いろんな思いがうずまいて
うまく伝えられてないかなー。
わかりにくくて、ごめんなさい。