当センターでは、20数年もの間、導入牛には、オーストラリア産オーツヘイを与えている。
安定的に導入できることと、価格もUS産の他の粗飼料に比し、多少安価で安定しているからである。
導入後約半年間、飽食状態である。
オーツは、チモシーやイタリアンライグラスに比し、繊維が荒いために、子牛の消化には不向きではないかという情報もある。
しかし、当方では、この間然したる問題は生じていない。
栽培中は、硝酸塩濃度が高い植物であるが、出穂期を過ぎれば、濃度も低下するために、結構いけてる粗飼料と判断している。
しかし、今の時期になれば、何故かハエが集る。
以前、コメントでもそのことを指摘されたことがある。
当地では、後1月か1月半の辛抱である。
さて、オーツヘイですが、輸入牧草の中でも糖度が高いのでハエが群がるのは仕方のないことですね。もちろんランクを落としてしまえばハエも寄り付かなくなりますが、糖度が下がるので牛の食い込みも悪くなります。
消化に関してですが繊維が荒いからというよりは、前出の糖度に関連しますが、糖度=でんぷん、なのでプレミアムなどのオーツであれば、でんぷんが多く消化率という点ではチモシーなどよりは少し悪いかもしれません。しかし導入後の素牛に不向きというまでではなく、食い込みが良い分より適した粗飼料だと考えています。
ここ1年ほどは、少ない頭数ですが費用対効果を無視しUSチモシーとオーツヘイとを(自己研鑽も兼ねて)試験的に給与してみています。
なんとなく結果は見えているような気もするのですが。。。
初めてでダラダラと済みませんでした。
(^^ゞ
…やっぱり集まってます。
ハエ取り紙で退治しているのですが、
今度はそれを捕食する為にスズメバチが数匹やって来る様になり、
こないだは草に紛れ込んだのを一匹まともに握ってしまいました。
掌はもちろん、
二の腕の肩近くまで腫れあがったものの大事には至らずひと安心。
過去十数回刺されましたが、
今回の腫れが一番すごかったですね。
f^_^;
これは、乾草だけでなく稲わらでも同様です。
乾草であれば、適期に刈り取られ、乾燥状態が順調で、繊維が柔らかく、草色をしっかりと維持し、草の香りが多いほど良質と思っています。