牛コラム

肥育牛と美味しい牛肉のはなし

肥育牛用配合飼料

2008-05-21 19:56:53 | 牛の餌
肥育牛用配合飼料の一般的な内容は次の通りであろう。
育成用では、穀類35~40%・糟糠類40~45%・植物性粕類10%・乾草類10%・ミネラル等1%。
仕上げ用は、穀類55%・糟糠類40%・植物性粕類5%・ミネラル等1%。
これらのうち、穀類はメイズフレーク(トウモロコシ)・大麦フレーク・スエコ・マイロなど、糟糠類はフスマ・米ぬか・麦ぬか・コーングルテンフィード・ホミニフィードなど、植物性粕類は大豆粕フレーク・ナタネ粕・コーンコブ・パイナップ粕など、その他はタンカル・糖蜜・ミネラル・ビタミン群などが使用されている。
この様に、配合用の単味飼料には、かなり多くの種類が用いられている。
配合飼料メーカーによるものほど、肥育配合には多種多様な単味飼料が混合されているようだ。
自家配合の場合は、その入手条件等により種類が限定されていると聞く。
どちらの配合飼料を使用したから、肥育成績が極端に差があるなどと聞くことはない。
どちらも、A-5にランクされる出荷牛は必ずいるはずである。



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