牛コラム

肥育牛と美味しい牛肉のはなし

美味しい牛肉生産

2010-02-12 23:44:23 | 肥育
不飽和脂肪酸が多ければ、風味豊富で美味しい牛肉が生産されるとのことで、多くの肥育関係者は少なからず意識しているであろう。
この不飽和脂肪酸には、味と深く拘わっているオレイン酸割合を多くすべしとしている。
それには前期からTDN値が低くDCP値の高い配合飼料を与えると良いと言い、それを実践している組合組織があったり、糟糠類の割合を多くすればいいなども聞く。
何れにしてもそれが確実か否かは、定かではない。
最近はオレイン酸云々をブランド化の条件にしている箇所があったりで、それらの手法を口外しないケースもある。
何れにしても、さらに美味しい牛肉を目指すには自らそれらを試すしかない。
筆者らは肥育に不可欠な穀類・糠類と5 %未満の補足飼料は何れもバランスよく配合しているが、牛肉の味については評価頂いている。