今冬は、積雪がなく凌ぎやすいと感じていたところ、日曜日には15cmの積雪となり、朝夕は車道がアイスバーンとなった。
畜舎も水が凍てついて昼前には牛らがモーモー泣き出したが、午後1時頃には出水した。
昨日の朝夕は-5℃以下に下がった。
その凍ても、今朝になって気温が上りだし昼間は15℃まで気温が上昇し、周りの降雪も日陰のみになった。
陽射しを求めて牛らも屋外に出たり、運動スペースのない箇所では柵の隙間から頭部を外に出して陽射しを求めている。
寒風を避けるために畜舎の周りを囲んでいるために、牛舎内が薄暗くなっている。
牛らの体調を見回るが、完全には目が届かない。
この様な時は、陽気の良い時期より見回りを入念にする必要がある。
V/A欠乏症や尿石症などはそのタイミング次第では大事になりかねない。
牛らを守るための処置が事故を招くなどは本末転倒である。
家畜化された牛らは、事故や病気から自らを守ることが出来なくなった。
家畜化した人間がそれに変わる配慮を怠ってはならない。