アウトドアが好きな喜寿を迎える元気な爺さん、略して「アド爺」の独り言

玄関の外はアウトドアの世界。山歩き、スキー、ウヲーキング、釣り、ゴルフ、各種イベント巡りと楽しむことが一杯。

九州の山旅 ⑥ 山川港で釣りをする。

2012年10月24日 | 海釣り
 開聞岳の山歩きが終わり、帰宅日の午前は鹿児島、山川港の岸壁で小物釣をした。
ザックに入る渓流竿と簡単な仕掛けを持参し、オキアミは現地で購入した。


 山川港
海面が岸壁と同じ高さになって溢れていた。堤防は水没状態。聞いてみるとこんな事は滅多にないとの事。台風21号の影響らしい。


 クロホシフエダイ
この辺りでは当たり前に釣れるらしい。もんつきとも呼ばれる。


 テンジクスズメダイ
これも西日本方面で釣れるらしい。2匹釣れた。長さの目印の黄色のスプーンが17cm。


 コノシロ


 真鯛
ウキがスポーンと入り、良い引きだった。気分が良くなったところで納竿、バス出発の時間が近い。

私にとって珍しい魚に巡り合えた。辺りはクサフグだらけだったが適当な時間でウキが沈むので楽しい。
遊んでくれた魚は海にお帰り頂いた。


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九州の山旅 ⑤ 開聞岳に登る

2012年10月23日 | 山登り・ハイキング
 屋久島の山歩きの次に開聞岳を登った。


 朝の開聞岳
山川駅6;15発、枕崎線開聞駅で降り7時に二合目登山口から登り始める。台風21号は未だ停滞中で晴れだが風が強い。


 長崎の鼻方向
樹林の中を登っていくが、切れ目から朝日を照り返した海が見えた。


 登山道
薩摩富士なのでひたすら登り道が続く。最初は火山礫の砂利道、上部は火山岩の堆積の道を進む。


 ツワブキ
10月中旬のこの時期、頂上付近まで道の脇に咲いていた。


 枕崎方向
ちょっと見難いが下方は影薩摩富士。


 ダイモンジソウ
頂上に近くなったところに咲いていた。色付き始めた草葉の中で目立っていた。


 開聞岳山頂
山道が西側に回り込んだ所では風が遮られて静かだったが、頂上に出たらまた強風。下方は見えるが残念ながら屋久島方向は雲の中。


 開聞駅の時刻表
朝来る時は通学の高校生が多かったが、無人駅の昼頃は需要が無いのだろう。駅には11;30着だったのでバスで山川駅へ戻る。

 これで九州の山歩きは終了。屋久島の小屋で知り合ったご夫婦とはこの山中でもすれ違いエールを交換。飯館村に戻れないので時々車中泊での山旅をしていると伺った。早い復帰を祈りたい。




 

 
 
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九州の山旅 ④ 縄文杉

2012年10月22日 | 山登り・ハイキング
 屋久島に入山3日目、新高塚小屋6時発、小雨。縄文杉に会って小杉谷を下り、荒川登山口に到着。ここで屋久島の山歩きは終了。


 縄文杉
雨模様の薄暗い登山道を下って縄文杉に出会った。杉を超越して神を想わせる存在感があり、圧倒される。訪問者から根を保護するためのウッドデッキには前夜同宿した5名のみで時間を掛けて向き合う。幹は何となく年を経て瞑想している人の顔が浮かび上がっているようにも見える。


 縄文杉の上部
上部は霧の中に霞み、幻想的だ。デッキには写真撮影ポイントが設定されており、通路は立ち止まらないで歩くとの注意書きがあった。ニンマリするが訪問者が多い事の訳も良く判る。


 大王杉
少し下ると左手に有ったが、こんな凄い古木も縄文杉に出会った後の当方は気合が抜けて見ている。


 トロッコ道
階段が整備された急な登山道から平坦なトロッコ道に変わる。レールの間が板敷で歩き易い。多くの縄文杉参りの方々が登ってくるので、板敷から外れてすれ違う。ガイドさんに導かれたグループ、カップル、山ガール等多彩だ。比較的若い方が多い。


 トロッコ道からの脇見
木々の間から絶景も見えて延々と続くトロッコ道歩きにはワンポイントだ。途中で何か所かビニルパイプから飲み水がサービスされているが、岩の間からの水は口の中に甘みが残って思わずうなった。


 荒川登山口
12時前に到着、ここで屋久島の山歩きは終了。乾いたTシャツに着替え、入山時に忘れた協力金をポストに入れて、ここで頼んだタクシーの到着を待った。

 気になった台風21号は停滞気味だったので予定通り歩けラッキーであった。太古からの樹林、水の山道、避難小屋宿泊そして屋久鹿や脅してくる屋久猿との遭遇等、自然との距離感が近く感じた山旅であった。















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九州の山旅 ③ 宮之浦岳に登る

2012年10月20日 | 山登り・ハイキング
 屋久島の二日目は山旅のハイライト、淀川避難小屋を出発して宮之浦岳を登り、新高塚避難小屋に宿泊した。


 ヒメシャラかな
淀川小屋を薄ら明るくなった6;30に出発して暫く歩くと赤い大木に出会った。


 花之江河
一時間強で到着。辺りはガスがたちこめ、この時期池塘は枯れた風景で名前の様な華やかさはない。


 山道の岩
足元は白い斑点が入った岩の道で滑らないので歩き易い。


 岩場
ロープを使うほどの傾斜ではないが何か所か出てくる。ロープは下り用かも知れない。


 森林限界付近
森林を抜けると景色も変わり、明るくなって高い山に来た気分になる。


 リンドウ
この時期は高山植物の花は少ない。やっとそれらしいのを見つけた。


 黒味岳方面
ガスの中を歩いて来たが一瞬の日差しが有り、振り返ると見えた。西側は晴れている様だが、山は直ぐ東からの雲に隠された。


 尾根歩き
自然保護の観点も有り木道は良く整備されている。宮之浦岳へのアップダウンの途中には水っぽく高い山の雰囲気の場所が点在する。


 栗生岳
大きな岩の風景が続く。辺りの風景は良さそうだがガスの中をひたすら歩く、頂上は近い。


 宮之浦岳山頂
10時過ぎに到着したが、残念ながらガスと強風で辺りの視界は閉ざされ、寒い。汗をかいた時に美味いナシも早々にかじるのみ。早めに腰を上げる。


 宮田岳方面
下り始めて直ぐに辺りが明るくなって東側の雲が引き始めた。西側は良く晴れているので稜線は境界だ。お願いもう少し晴れてと祈る気持ち。


 宮田岳
願いが叶ってここまで見えた。見栄えのする山容だ。ここからまた東から雲が押し返してきた。とに角これだけ見えた、うれしい。


 ガスの中、岩山を下る。


 シャクナゲの林の中を下る。
5月か6月は花盛りになるのだろう、その時期も良さそうだ。


 屋久鹿
登山道にまったりしていた。20mに寄っても動かない、10mに寄っても動かない。角には突かれたくないので、ちょっとそこを通してくれないかなーと話しかけたらやおら立ち上がって右のケモノ道に消えた。


 新高塚避難小屋
12;40到着、本日は早いがここで宿泊。寝床を決めて、途中で同行した方々と小宴会。貴重なロゼをご馳走になる、お返しはサーモンの燻製。早めの夕食はネギ味噌ラーメン。若い単独行の方におすそ分けしたら寒かったせいかえらく喜ばれた。それではもう一品、ネギを3cm位に切ってバターで炒め醤油を掛けて出したらバカ受けした。今夜の宿泊者は約20名、19時に就寝。

台風21号は停滞の様子、霧で強風の中を歩いて来たが降られなくて良かったし、晴れ間も有った。ラッキーと言うべきか。夕刻から雨となった。同宿者と語らうのも楽しかった。翌日は縄文杉に会って下る予定。













 
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九州の山旅 ② 屋久島へ渡る

2012年10月19日 | 山登り・ハイキング
 台風21号の動きが気になるが鹿児島港から屋久島の安房港へ行き、淀川避難小屋まですすんだ。


 鹿児島港のトッピー号
10時発、種子島経由安房港行きに乗る。晴れているがもやって遠望が利かない。


 開聞岳
時速80kmの高速船トッピー号から開聞岳を望むが、風が強い割に薄っすらとしか見えない。桜島の噴煙のせいだろう。


 種子島の西之表港
ロケットの打上場が有るのを象徴した港の灯台。錦江湾を出ると黒潮だろう波が高くなった。


 屋久島の安房港
2時間40分の船旅だった。波が高いように思われたが高速船はそれを突っ切るのだろうか、それ程揺れないでここまで来た。クジラとの衝突事件以来シートベルト着用が義務付けられ船内を歩き回れないのが残念。


 紀元杉
まず港から淀川登山口へ行くが、バスは紀元杉まで。まず紀元杉に圧倒される。観光地なので杉の周りはウッドデッキで囲まれ、木肌に触れることが出来る。運転手さん曰く、山の中にはこんなものがゴロゴロ有るけどね。


 淀川登山口からの山道
紀元杉から舗装道路を登り、登山口で入山届を出して歩き始める。根が張出して湿っぽい道が続く。


 淀川避難小屋
登山口から40分で到着。今夜はここで宿泊。営業小屋でないのでエアマット、寝袋、自炊道具、食料は持参。トイレ、水場はすぐ横にある。今夜の宿泊者は5名。夕食はさとうのごはんとレトルトカレーを温め、デザートはブドウ、コーヒー。同宿者が屋久島地元製の焼酎をついでくれた、お返しは高級ナッツ。


 屋久鹿
小屋の近くに現れた。厳しい環境なので小型なのだそうだ。人には慣れているらしいが食べ物は与えないようにしている。

風は強いが雨にならずここまで来た。暗くなったら何もする事がない、早めにシュラフに潜り込んだ。
続く。












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