アウトドアが好きな喜寿を迎える元気な爺さん、略して「アド爺」の独り言

玄関の外はアウトドアの世界。山歩き、スキー、ウヲーキング、釣り、ゴルフ、各種イベント巡りと楽しむことが一杯。

九州の山旅 ④ 縄文杉

2012年10月22日 | 山登り・ハイキング
 屋久島に入山3日目、新高塚小屋6時発、小雨。縄文杉に会って小杉谷を下り、荒川登山口に到着。ここで屋久島の山歩きは終了。


 縄文杉
雨模様の薄暗い登山道を下って縄文杉に出会った。杉を超越して神を想わせる存在感があり、圧倒される。訪問者から根を保護するためのウッドデッキには前夜同宿した5名のみで時間を掛けて向き合う。幹は何となく年を経て瞑想している人の顔が浮かび上がっているようにも見える。


 縄文杉の上部
上部は霧の中に霞み、幻想的だ。デッキには写真撮影ポイントが設定されており、通路は立ち止まらないで歩くとの注意書きがあった。ニンマリするが訪問者が多い事の訳も良く判る。


 大王杉
少し下ると左手に有ったが、こんな凄い古木も縄文杉に出会った後の当方は気合が抜けて見ている。


 トロッコ道
階段が整備された急な登山道から平坦なトロッコ道に変わる。レールの間が板敷で歩き易い。多くの縄文杉参りの方々が登ってくるので、板敷から外れてすれ違う。ガイドさんに導かれたグループ、カップル、山ガール等多彩だ。比較的若い方が多い。


 トロッコ道からの脇見
木々の間から絶景も見えて延々と続くトロッコ道歩きにはワンポイントだ。途中で何か所かビニルパイプから飲み水がサービスされているが、岩の間からの水は口の中に甘みが残って思わずうなった。


 荒川登山口
12時前に到着、ここで屋久島の山歩きは終了。乾いたTシャツに着替え、入山時に忘れた協力金をポストに入れて、ここで頼んだタクシーの到着を待った。

 気になった台風21号は停滞気味だったので予定通り歩けラッキーであった。太古からの樹林、水の山道、避難小屋宿泊そして屋久鹿や脅してくる屋久猿との遭遇等、自然との距離感が近く感じた山旅であった。















コメント (1)
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