アウトドアが好きな喜寿を迎える元気な爺さん、略して「アド爺」の独り言

玄関の外はアウトドアの世界。山歩き、スキー、ウヲーキング、釣り、ゴルフ、各種イベント巡りと楽しむことが一杯。

九州の山旅 ③ 宮之浦岳に登る

2012年10月20日 | 山登り・ハイキング
 屋久島の二日目は山旅のハイライト、淀川避難小屋を出発して宮之浦岳を登り、新高塚避難小屋に宿泊した。


 ヒメシャラかな
淀川小屋を薄ら明るくなった6;30に出発して暫く歩くと赤い大木に出会った。


 花之江河
一時間強で到着。辺りはガスがたちこめ、この時期池塘は枯れた風景で名前の様な華やかさはない。


 山道の岩
足元は白い斑点が入った岩の道で滑らないので歩き易い。


 岩場
ロープを使うほどの傾斜ではないが何か所か出てくる。ロープは下り用かも知れない。


 森林限界付近
森林を抜けると景色も変わり、明るくなって高い山に来た気分になる。


 リンドウ
この時期は高山植物の花は少ない。やっとそれらしいのを見つけた。


 黒味岳方面
ガスの中を歩いて来たが一瞬の日差しが有り、振り返ると見えた。西側は晴れている様だが、山は直ぐ東からの雲に隠された。


 尾根歩き
自然保護の観点も有り木道は良く整備されている。宮之浦岳へのアップダウンの途中には水っぽく高い山の雰囲気の場所が点在する。


 栗生岳
大きな岩の風景が続く。辺りの風景は良さそうだがガスの中をひたすら歩く、頂上は近い。


 宮之浦岳山頂
10時過ぎに到着したが、残念ながらガスと強風で辺りの視界は閉ざされ、寒い。汗をかいた時に美味いナシも早々にかじるのみ。早めに腰を上げる。


 宮田岳方面
下り始めて直ぐに辺りが明るくなって東側の雲が引き始めた。西側は良く晴れているので稜線は境界だ。お願いもう少し晴れてと祈る気持ち。


 宮田岳
願いが叶ってここまで見えた。見栄えのする山容だ。ここからまた東から雲が押し返してきた。とに角これだけ見えた、うれしい。


 ガスの中、岩山を下る。


 シャクナゲの林の中を下る。
5月か6月は花盛りになるのだろう、その時期も良さそうだ。


 屋久鹿
登山道にまったりしていた。20mに寄っても動かない、10mに寄っても動かない。角には突かれたくないので、ちょっとそこを通してくれないかなーと話しかけたらやおら立ち上がって右のケモノ道に消えた。


 新高塚避難小屋
12;40到着、本日は早いがここで宿泊。寝床を決めて、途中で同行した方々と小宴会。貴重なロゼをご馳走になる、お返しはサーモンの燻製。早めの夕食はネギ味噌ラーメン。若い単独行の方におすそ分けしたら寒かったせいかえらく喜ばれた。それではもう一品、ネギを3cm位に切ってバターで炒め醤油を掛けて出したらバカ受けした。今夜の宿泊者は約20名、19時に就寝。

台風21号は停滞の様子、霧で強風の中を歩いて来たが降られなくて良かったし、晴れ間も有った。ラッキーと言うべきか。夕刻から雨となった。同宿者と語らうのも楽しかった。翌日は縄文杉に会って下る予定。













 
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする