アウトドアが好きな喜寿を迎える元気な爺さん、略して「アド爺」の独り言

玄関の外はアウトドアの世界。山歩き、スキー、ウヲーキング、釣り、ゴルフ、各種イベント巡りと楽しむことが一杯。

山スキーの道具の工夫

2017年07月30日 | 山登り・ハイキング
 とっくに山スキーのシーズンは終了だが、来シーズンの為にメモしておく。ちょっとした工夫が行動を楽にしたりする。


 二重のストックリング
これで数年定着している。ゲレンデでは小さいリングが、新雪では大きいリングが利いている。大きいリングがずり上がってくるので融着テープを重ね巻きした。


 マジックテープ
二本まとめたい時にくっ付けておく。大分昔はそれなりのアクセサリーが付いていたが今は見当たらない。
傾斜のある斜面をトラバースする時に山側のストックはここらを持つ支持となる。マジックテープ下にずれ防止の融着テープを巻いた。


 ゴムのマジックテープ
ザックの上部に取り付けておく。山スキーをザックの両側面に着けてトップはテープで締めておくがそれだけでは山スキーの上部は体から離れて引っ張られるたり揺れる。ザック上部に取っ手が有るのでゴムのマジックテープで山スキーを括り付ける。百金で購入。


 クリーナー
雪の少ないGWの南八甲田で、針葉樹の落ち葉を踏んで進んでいたらスキーが滑らなくなった。スキー底面に付着物が出来ていた。専用のクリーナーは売っているが灯油で落ちる事は経験している。薬の空き瓶とタオルの切れ端を押し込んで灯油を滲み込ませ蓋をしておき、付着物が出来たら引っ張り出してきのこにして使う。灯油の臭いがするが滑らないよりマシだ。


 テルモス
今シーズンから0.9Lのを購入した。山専ボトルが有名だが、これはモンベル。冬山の日帰りには十分使え、ラーメンもできる。触ると熱が逃げるのは蓋の部分からと判ったので、ここを重点的に衣類を巻いたり
して持ち運んでいる。これで日帰りのバーナーの持ち運びはしなくて良くなった。

 必要な物は何でも売っている時代だが、手持ちのもので工夫するのも楽しい。
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尾瀬ヶ原 山の鼻辺りを散策

2017年07月24日 | 山登り・ハイキング
 至仏山から山の鼻に戻ったが、夕食前、翌朝、尾瀬ヶ原方面を散策した。


 尾瀬植物研究見本園
短い時間でグルっと散策できる。日帰りの方にはうってつけの場所。


 オゼコウホネ
黄色い花玉が一つ、ポツンと。


 燧岳


 ニッコウキスゲ
尾瀬ヶ原の方へ向かうと咲き始めの活きの良い株で出会った。


 ギョウジャニンニク
食べるには遅すぎるとビジターセンターで聞いた。


 イカリソウ


 ワタスゲの群落


 ワタスゲ、ニッコウキスゲ、カキツバタのミックス


 トキソウ
木道横に目立たづ。


 サワラン
木道横に。


 至仏山
これで見納め、帰路につこう。


 ボッカ
鳩待峠への山道で何名かのボッカさんとすれ違った。

 この時期の尾瀬訪問の願いが叶い、楽しい山旅だった。35年振りの尾瀬で、その時は職場の慰安会で出掛け、それ以来だ。最初の訪問は高校生の時、その次は学生時代の合宿だったが記憶は断片的だ。
立派な山小屋、整備された木道、カラフルなトレッカーさんなど変わったところも有るが努力の集積で自然が保たれていた。また時期を変えて訪れてみたい。
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尾瀬に出掛けた 2日目 花の至仏山から下る

2017年07月23日 | 山登り・ハイキング
 至仏山頂の景色を堪能した後、山の花、新潟方面の景色を楽しみながら鳩待峠経由でキャンプサイトへ戻る。山頂からは南方向へ下っていく。


 至仏山頂から尾瀬ヶ原方面
絶好の登山日和、徐々に遠くの景色がクリアーに見通せる様になって来た。これから下るが登りとは違う花が出てくるかな。


 タカネイバラ


 ホソバヒナウスユキソウ


 小至仏山、その先に笠ケ岳


 平ケ岳方面


 ゴゼンタチバナ


 尾瀬ヶ原方面


 チングルマとハクサンイチゲ


 ハクサンチドリ
ちょっと花弁に模様が入っている。


 イワカガミ


 燧ケ岳方面
山道の所々に残雪が残っていた。西の日本海から吹き付ける雪が山稜の東側に溜まっていたのがこの残雪だろう。南側に下っているのに残雪が多い理屈に一人納得。


 ショウジョウバカマ


 ハクサンコザクラ


 ワタスゲ
尾根上の数少ない池塘。


 ミツバオウレン


 マイズルソウ


 モミジカラマツ
鳩待峠からキャンプ地へ。


 オオレイジンソウ
トリカブトの蕾かと思った。でもトリカブト属で仲間。

 至仏山から鳩待峠への山道は雪解けが遅かったのだろう、ミツバオウレンなど春の花が多かった。
本日のコースタイムは6時間だが、山の花を愛でながら8時間掛けて戻って来た。花の種類の多い名山で満足の山歩きでした。
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尾瀬に出掛けた 2日目 花の至仏山を登る

2017年07月22日 | 山登り・ハイキング
尾瀬の2日目、山登り日和になった。たくさんの山の花に期待して山の鼻登山口から至仏山を登った。


 朝の至仏山
山頂付近は陽が当たっている。山頂まで標高差800mは上り一直線だ。


 サワラン
木道の横に目立った。


 ネバリノギラン
手の平で包むと粘りつくのが判る。


 ダイモンジソウ
小川状の登りに入る。


ウラジロヨウラク


 振り返ると尾瀬ヶ原、燧岳


 イワシモツケ


 コメツツジ


 森林限界を抜けて滑り易い蛇紋岩の山道を登る
山の花が増えてくる。


 ヨツバシオガマ


 タテヤマリンドウ


 ジョウシュウアズマギク


 ウツボグサ


 タカネイバラ


 ホソバヒナウスユキソウ


 随分高度を稼いだ
奥の山は景鶴山。


 キバナコマノツメ
丸い葉が馬のヒズメに似ていることから。


 ツマトリソウみたいだ
7弁が多いのだが。


 ハクサンイチゲ


 ヒメシャクナゲ
ビジターセンターで写真を見てもらい名前を聞いたが、シャクナゲ?と聞き返した。


 雪渓
オデコをくっ付けると冷たくて気持ちが良い。植物にとって辺りは初春の環境だ。山頂は近い。


 ミヤマウスユキソウ


 リュウキンカの群落が見える
雪渓が解けて湿潤な所なのだろう。


 ミネウスユキソウ


 ハクサンシャクナゲ


 シナノキンバイ




 キジムシロ


 ユキワリソウ

 至仏山山頂
標高2228m、フーフーフーやっと着いたと憶えるそうな。360℃のパノラマを楽しんだ。

 絶好の登山日和、急登の連続だが多くの花を探しながら、愛でながら楽しく登った。
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尾瀬に出掛けた 1日目

2017年07月21日 | 山登り・ハイキング
 7月初旬に色んな高山植物に出会えると聞いていたので、尾瀬の山の鼻にテントを張って至仏山を登りに出かけた。1日目午後は豪雨で沈殿状態、雨の様子を見て辺りの散策。


 尾瀬ヶ原からの至仏山
そろそろ梅雨も明けるだろうと出かけたが、昼頃から雨になった。


 山の鼻キャンプ場
当方のは1~2人用のテント。一時的に雨が止んだのを見て設営した。¥800。本日のテント泊は4組。午後は雷雨に見舞われた。寒い、夏用のシュラフでは寒く、雨具も着てツエルトを掛けて就寝。翌朝の気温は11℃だった。


 尾瀬ヶ原入口の案内板


 アヤメやワタスゲの群落
夕方、辺りを散歩。


 ニッコウキスゲと水芭蕉
水芭蕉は雪解け頃が人気の季節で、今は大葉。


 アヤメと白いボール状のギョウジャニンニク
ビジターセンターで教わった。


 ギョウジャニンニク
田中澄江の「花の百名山」では尾瀬沼の項でこの花を取り上げている。


 燧岳
夕刻、雨が上がり燧岳も見えた。濡れて光った木道が印象的だった。
明日の至仏山は快適な天気になりそうだ。

 至仏山に登って多彩な高山植物を見たいと思い、天気予報と山の鼻の山小屋の予約状況を両にらみしていたら全て満室になってしまった。鳩待峠から1時間の下りなのでテント泊で出掛けた。ザックの重量は14㎏になって、久し振りに重い。
コメント (2)
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