アウトドアが好きな喜寿を迎える元気な爺さん、略して「アド爺」の独り言

玄関の外はアウトドアの世界。山歩き、スキー、ウヲーキング、釣り、ゴルフ、各種イベント巡りと楽しむことが一杯。

平塚海岸の防災林が伐採されそうだ  続きの続きの続きの続きの続きの続き 7/15

2024年07月15日 | 日記

 6月初めに、平塚の海岸林の一部が伐採され有料駐車場の置き換わる市の公園事業の説明会がやっと開かれた。市では追加予算を取り、6月から工事着工の算段だが、近隣市民の意見が反映することは、今となっては無さそうだ。自然環境・生活環境の劣化に懸念のある地元団体のチラシ「ひらつか海と森便り」第24号が配布されてきた。

 

 チラシ 表面

6月初めの平塚行政の説明会の概要。支障なく説明責任は果たしたとしたい行政側と、生活環境を守りたい市民側との隔たりが大きく、埋まらない。

 

 表紙上側

出席は近隣自治体の住民のみ、ネットでの申込み限定なので、会場へ入れない方も多数。そのため、翌日には説明会の内容説明会が市民主催で開かれた。

 

 表紙下側

主な質疑内容。根拠が怪しく決め付けがちな行政側に突っ込みどころが多そうだが、市民側に納得感は残らないだろう。

 

 裏面上側

 行政の説明会の翌日、市民団体主催の説明会を紹介

関心のある多くの市民が出席。隠れ支援者も多かろう。市民の会ではセキスイ社との実施協定の締結延期の「請願」を市議会に出して粘る。

 

 裏面下側

市民の日常活動は当たり前に継続中。

 

 平塚行政の海辺の公園再開発は、このあとセキスイ社との実施協定を結んで手続き準備は終わり、工事着工となるのだろう。ここ2年弱、郵便受けに入る市民の会のチラシや、平塚市広報、タウン紙などに関心を持って読んできた、現地でのアピール活動に参加したり理解を深めてきた。世の中の似た事案には神宮外苑の樹林伐採計画の中断、セキスイ社が国立市の景観を考慮して完成済みマンションの解体の例もある。平塚市はこの夏に海岸樹林伐採工事を着工だろうか。

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平塚海岸の防災林が伐採されそうだ  続きの続きの続きの続きの続き 6/27

2024年06月27日 | 日記

 6月中旬に、海岸線の近くに住む自治体などが毎月開催している「海岸林を切らないで」のアピール集会に出掛けた。6月始めに公園再開発の近隣住民への説明会が終わり、市議会で工事着工への最終議決が整えられている頃合いだ。

 

 国道134号線の海岸樹林帯前でアピール

 

 撤去される市民プール前でアピール

 

 手書きの手持ち看板でアピール

市議会での公園再開発の議決は決定的、工事着工で防災林を伐採して有料駐車場に置き換わることは決定的だが、諦めないでアピール。

 

 海岸から見た樹林帯

先人の知恵と努力と長い年月が育てた逞しい樹林が伐採され、近隣の生活環境が劣化しそうなのでやるせない。

 

 現地から東側は平塚新港、手前にビーチセンターの砂州

多くの方が安全に浜辺や海に親しんでいる。新しい公園の前での遊泳は危険なので海は見るだけになろう。

 

 樹林伐採予定地をぐるっと歩いてみた。

手作りでアピール。

 

 地味だけどアピール

新聞の地元情報欄に時折産卵情報が載る。昨年の夏に大磯港でウミガメの遊泳を見た。確かにいるのだな、アカウミガメというらしい。

 

 戻り道に計測器?

そう言えば数年前に周辺の塩害調査の議論があった。行政側のデータはどうなっているのかな。

 

 先日、市民プール跡地前の道路を通過したら測量器を担いでいる方を見かけた。工事着工が始まったようだ。

 10年を掛けた樹林伐採を含む公園再開発では、行政側は今月初めの近隣住民への第一回の説明会で説明責任は果たしたとするのかな。近隣住民の不信感は残りそうだ。東京の神宮外苑の公園再開発は樹木伐採が問題となって中断か中止になっているようだ。温暖化緩和の流れに沿ったり、住環境の保全を考えたりする時代なのだろう。

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平塚海岸の防災林が伐採されそうだ  続きの続きの続きの続き 6/21

2024年06月21日 | 日記

 平塚海岸の防災林の一部を伐採して公園再開発実施の計画が大詰めを迎えている。7億円の予算増額が議会を通り、地元自治体が2年以上に渡り市に求めていた説明会がやっと開催された。7月から工事着工、来秋に開園とのことだが、地元意見を反映しない公園作りに、市行政と市民との分断は残ったままになりそうだ。

 

 市民団体が発行

第23号と粘り強く、各戸配布で主張。

 

 表側上部拡大

総事業費は当初12億円が23億円になり、市の負担が大幅増。内容を示さず7億円の追加予算が議会を通った。

 

 表側下部拡大

 

 裏側上部拡大

 

 裏側下部拡大

市行政からの説明会の通知がやっと自治体に届いた。

 

 市民団体からのパンフレット

短い期間に、制限の多い参加申し込み方法。説明会翌日に報告会開催の案内。

 

 タウン誌が説明会の内容を掲載

工事着工の各種お膳立てが整ったところで、市民出席には制約の多い説明会の実施の印象。市長は「緑を残しながら進めており、環境破壊ではない」と強調だが、樹林を伐採して有料駐車場に置き換えるのでは住民感覚と異なるだろう。

 

 平塚市議会・議員からのニュース

 平塚の宝!ウミガメのくるまちを守る原告団メンバーでもある。郵便受けに入っていた。環境に心ある議員さんもいてほっとする。

 

 平塚の海岸線は、相模川から花水川に挟まれ、横浜方面から箱根へ向かう海岸沿いに国道134号線が通っている。相模湾から陸側へ、ウミガメ産卵地の海岸の砂浜、防災樹林帯、国道134号線、住宅街となっている。樹林帯の中間に龍城ヶ丘市民プールがあり、老朽化から再開発の計画が始まり、10年後の現在、コンビニ、BBQ施設、マルシェ棟などを含む公園として工事着工となる。先人の知恵・努力と長い年月で作り上げた逞しい海岸防災樹林帯が有料駐車場の為に伐採されるのは忍びがたい。市内には反対する方も利益を受ける方もおり、市議会の多数決で物事が決まる。なにかもやもやした気分だ。

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平塚海岸の防災林が伐採されそうだ  続きの続きの続き 5/24

2024年05月24日 | 日記

 平塚海岸の市民プール跡地に、商業施設を伴う公園に整備する計画が進行中だが、樹林帯を伐採して駐車場にする実施案が含まれている。数年来、近隣の8自治体が説明を求め、昨年の市議選挙でも大きな問題提起が有った。

地元の生活環境を懸念する2団体が発行する「ひらつか海と海の森便り」23号が届いている。3月中旬の市議会の概要を伝える「ひらつか議会だより」が先日届いている。計画当初予算が12億円だったが、二度目の追加予算7億円を請求して総額23億円になるとの事。

 

 

 第23号

毎月の様に発行し、戸別配布されている。8自治会の熱意が伝わる。

 

以下に拡大して4画像で示す。

 表面上

行政側では物価高を理由の前面に挙げているようだが、国道134号と公園との交差点で交通事故を緩和するための道路工事、樹林帯を伐採して駐車場にする工事等の計画変更で費用が増加しているようだ。

 

 表面下

追加予算の上限額7億円の内容を示さないまま承認を求めている。行政側と8自治体との対話は無いままだ。

 

 裏面上

豊かな海と暮らす平塚市民の会の活動のお誘い。

 

 裏面下

自治体の活動のお誘い。平塚市行政が公園再開発の説明会の案内をやっと出してきた。行政側は追加予算が通ったので、市民の声を聴く耳を持っているか注目。市長、都市整備部長は出席するのかな。花水地区だけでなく他の市民にも説明会は有るんでしょうか。説明会にはWEBサイトより100名、申し込み先着順で狭き門かな。

 

以下に、GWに届いた「ひらつか議会だより」から抜粋した質疑

 しらさぎ・無所属クラブから

都市公園法からはみ出した7億円は違法との指摘に、都市整備部長は決めさせてもらったと答弁。

 

 無所属から

住民への説明会は協議中。都市整備部長は自治会への説明、意見交換、市民対話を重ねてきたそうだが、現場近隣8自治体は数年にわたって説明を求めてきたはずだが。

 

 共産党から

しっかりした質問内容。なにかしっくりこない答弁。

 

 行政ではこの6月の議会で議決してセキスイと契約し、7月から工事着工の構えだ。追加予算を通した議会なので議決はされる可能性は高そうだ。工事が始まれば海岸線の国道は渋滞するかも、来年の箱根駅伝は工事の養生で覆われて見苦しいかも。先人の知恵と努力で育った樹林の伐採は見たくない風景だろう。

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平塚海岸の防災林が伐採されそうだ  続きの続き 3/20

2024年03月20日 | 日記

 第3日曜日に近隣住民が続けてきた「平塚海岸の樹林帯を切らないで」というアピール集会に出掛けた。翌日は平塚議会で森林伐採を伴う公園化計画の7億円の追加予算が決まりそうだという。

 

 アピール集会

本日は風が強く、風が避けられる樹林帯前で実施。

 

 市民プール跡地

10年前に老朽化で閉鎖、現在まで再整備計画がまとまらず放置状態。5年前にPark-PFIとかで民間に事業を委託する形で公園整備をする計画を行政が進めてきた。樹林が無い部分は砂が侵入しているのが判る。

 

 

 樹林帯 海側

樹林保護かな、黒いネット施設は破れ、樹林は傾きながら海風に抵抗している。

 

 防砂柵

防砂の最前線は竹の柵。竹は丈夫で適当に風が抜けるので、この辺りの景観にもなっているが、メンテしないとこの通り。

 

 樹林帯

ここも傾きながら海風に抵抗している。逞しいが高木にはなれないようだ。

 

 歩道橋の塩害

市民プール方面に行くのに設置されたのだろうが、潮風が吹きつけたのでこの通り。今も使う方はおり、ここからの景色は楽しめる、まさか撤去になるまいな。塩害は強い南風の時に内陸まで及び、特に沿岸に住む方々はいろいろと日常的な悩みだ。海岸の樹林帯はそれを軽減してくれる。

 

 地域住民のアピール

数年にわたって毎月一回開催している。車から手を振ってくれる方も結構いる。当方の確認は7台ほど。

 

 手作りのバナーでアピール。

 

 撤収

ご高齢の方もご参加、家族連れも参加、お疲れ様です。

 

 道路際の樹林

松だけの純林より、色んな樹種を含めた混合林の方がこの付近に向いているとの事だ。これを見苦しいという向きもあるが、当方は数十年をかけた逞しい生命力も感じる。公園計画ではこれを伐採して事業者が管理する有料駐車場に置き換えるとの事だ。先人の知恵と努力の結晶が根こそぎになるのは悲しくなる。

 

 3月7日の報道

 

 平塚行政が進める公園計画に、近隣自治体は何回も説明を求めてきたが、行政側は無反応でここまで来た。翌日は7億円の予算追加の議案審議する市議会開かれる。気をもむ。

 

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