6月初めに、平塚の海岸林の一部が伐採され有料駐車場の置き換わる市の公園事業の説明会がやっと開かれた。市では追加予算を取り、6月から工事着工の算段だが、近隣市民の意見が反映することは、今となっては無さそうだ。自然環境・生活環境の劣化に懸念のある地元団体のチラシ「ひらつか海と森便り」第24号が配布されてきた。
チラシ 表面
6月初めの平塚行政の説明会の概要。支障なく説明責任は果たしたとしたい行政側と、生活環境を守りたい市民側との隔たりが大きく、埋まらない。
表紙上側
出席は近隣自治体の住民のみ、ネットでの申込み限定なので、会場へ入れない方も多数。そのため、翌日には説明会の内容説明会が市民主催で開かれた。
表紙下側
主な質疑内容。根拠が怪しく決め付けがちな行政側に突っ込みどころが多そうだが、市民側に納得感は残らないだろう。
裏面上側
行政の説明会の翌日、市民団体主催の説明会を紹介
関心のある多くの市民が出席。隠れ支援者も多かろう。市民の会ではセキスイ社との実施協定の締結延期の「請願」を市議会に出して粘る。
裏面下側
市民の日常活動は当たり前に継続中。
平塚行政の海辺の公園再開発は、このあとセキスイ社との実施協定を結んで手続き準備は終わり、工事着工となるのだろう。ここ2年弱、郵便受けに入る市民の会のチラシや、平塚市広報、タウン紙などに関心を持って読んできた、現地でのアピール活動に参加したり理解を深めてきた。世の中の似た事案には神宮外苑の樹林伐採計画の中断、セキスイ社が国立市の景観を考慮して完成済みマンションの解体の例もある。平塚市はこの夏に海岸樹林伐採工事を着工だろうか。