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我が道の食卓

2017-10-07 | 食べること

先日、ふと
「danchu」のバックナンバー(7月号)表紙の
「土井善晴BOOK 一汁一菜のこと」
という見出しに目が留まり、
パラパラと読んでみて、
ちょっと救われたような、
軽やかな氣持ちになりました。

元来、日本人の食事は「ハレ」と「ケ」
が明確に分かれていたこと。
ケは日常の慎ましやかな料理、
そして、ハレは手を掛けた料理で、
特別な時に改まっていただいていたこと。
それが今では、
手を掛けたご馳走(ハレの料理)が並んでいることが、
良い食卓であるかのような風潮となり、
それが強迫観念かのように、
主婦たちに重くのしかかっている、
ということ。
本来は、日々の食卓は「ケ」のお料理、
一汁三菜どころか「一汁一菜」でいいのだ、
ということ。


そんな記事を読んで、
ホッとしている自分に氣付いて、
そうか、私も強迫観念にかられていた1人だったのだなぁ、
と思いました。
毎日おご馳走を並べている訳では
まったくありませんが(笑)
働くママさんなのに、
(私と同じく時間がないはずなのに!)
毎日洋食屋さんのようなご飯が
ずらりと並んでいる食卓のインスタを見たり、
ピンタレストの素晴らしいお料理の写真や
子どもの豪華プレートの写真を見たりすると、
こんな風に子どもと家族を喜ばせている人もいるのに、
我が家はなかなかの質素なご飯で申し訳ない・・・
という氣持ちになったりしていました。

・・・がそんな氣持ちになる必要はないのですね!(笑)
それに、そんな豪華な食事ばかりしていたら、
健康状態や内臓のいろいろな数値が心配です。
(と、若干の負け惜しみ。笑)

わかっているのですが、
巷にあふれかえっている、
「リア充」アピールに翻弄されたりしますよね(笑)
自分の納得している我が道を行けばいいのにね。


ところで、トップの写真は
同じくdanchu7月号に掲載されていた、
姫野カオルコさんのエッセイ「魔法のかんずり」より、
かんずりを使ったお料理を。
お料理と言っても、
栃尾の油揚げをさっとあぶって、
かんずりと味噌を合わせた「味噌かんずり」を
ネギとミョウガと一緒につけていただくだけ☆
エッセイを読んでいたら、
いてもたってもいられなくなって(笑)
その足で栃尾の油揚げを買って帰りました。
うちのだんなさんも新潟出身の為、
かんずりは必ず冷蔵庫に常備しております。
かんずりには種類があって、
何年もの、というようなグレードがあることも
新潟に帰省するようになってから知りました。
でも、かんずりと味噌を合わせる、
っていう発想、全くなかったなぁ。
ちなみに旦那さんには、もちろん好評でした♪







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