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みょうがの梅酢漬けをリベンジ。

2011-09-11 | 食べること

みょうがは我が家の食卓によく出てくるので気づきませんでしたが、
9月が旬の食べ物なのですね。
そうとわかったら、お味噌汁とかお豆腐の付け合せとかではなく、
無性にみょうがにスポットを当てたくなってしまったので、
早速みょうがの梅酢漬けを作ってみました。

レシピは、私の大好きな本「自然療法」の著者でいらっしゃる東城百合子先生のレシピ本、
「家庭の味 手作り食品 ~添加物なしの安全食品で健康づくりを」(あなたと健康社)。
レシピ本、と書きましたが、見た目も内容もレシピ本、という感じではないですね。
「自然療法」のお料理版といった感じ。
読み物が多く、料理のお写真などもありませんが、
(でも、ところどころ味わいのあるヘタうまイラスト入り♪)
昔の人がしていたように、旬のものを当たり前のように手作りする、
その基本がぎゅーーっと詰まった本で、とても参考になります。
この本も「自然療法」同様、一家庭に一冊あると、何かと安心する本かと思います。





・・・と、その本の中のみょうがの梅酢漬け。
これには、いわくつきのエピソードがあって、
確か10年以上前に、この本のレシピを見てみょうがの梅酢漬けを作ったことがあったのです。
ところが、正直、出来上がったそれは私の好みではなく、
私はこれはちょっと無理だな→梅酢って無理だな→梅酢は嫌い。
となってしまったのです。
ところが、今思うと、これはその時使った梅酢に問題があったのですね。
その当時は私は添加物への関心が薄かったので、
化学調味料と添加物たっぷりの甘~い人気梅干しを取り寄せていたのですが、
そこで購入した梅酢もやはり、添加物たっぷりの梅酢だったのです。
その、「妙な」お味が、東城先生のシンプルなレシピでは、
「妙に」誇張されてしまって、うわ。。。となってしまったのです。






ところが、最近、とても良い梅酢を仕入れることが出来て、
普段のお料理に使って美味しくいただくようになってから、
じゃあ、あのみょうが梅酢漬けも、この梅酢で作ってみようかな、
と思いたち、いわばリベンジの気持ちでもって作ってみました。

そうしたら・・・
梅酢でこんなにも違うんだなぁ、と感心してしまうくらい、
今回のみょうがの梅酢漬けはとても美味しい出来上がりでした♪
実は、また「・・・」のお味だったらいやだなぁ、と思って、
いま出回っている夏のみょうがを使ってごく少量で作ったのですが、
今度は、秋のみょうがでたくさん作ってみたいと思います♪





お鍋に少し梅酢を入れて煮立ったお湯の中にさっとみょうがをくぐらせ、
同量の梅酢とはちみつに漬けるだけ♪
私は友人から以前プレゼントでもらったびわの蜂蜜を使いました。


ところで、当たり前ですが、調味料の選定は本当に大切ですね!
私のように、添加物の味のする調味料を使ったことによって、
嫌いな調味料や食べ物が出来てしまった人も多いのではないかと思います。
なので、こだわった天然素材の調味料を選んで、
舌を「本物」に慣らせておくことが、
家族に美味しい食事を作る者の使命なのではないかと、
ちょっと大げさですが、そう思いました。





ちなみに、今日のお夜食は、だんなちゃんがにぎってくれたおむすび。
こちらには龍神梅の梅干しが入っていますが、
この梅干しも、酸っぱ~い!のです。
「これが、日本の昔からの本物の梅干しだ」と断言したくなります。
今ではヨーロッパでも人気の龍神梅さんですが、
オートマティックな大量生産はせず、昔からの作り方で丁寧に作っていらっしゃいます。
そんな愛情あふれる龍神梅さんも
この度の豪雨、土砂崩れにより、ライフラインが一時ストップしてしまったそう。。。
周辺のご地域のライフラインが一日でも早く復旧されますことを
心より願っております。

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