へそ曲がりの思うこと

岡田監督をぼろくそに言っていたメディアが、カメルーンに勝ったとたん、今度はべた褒め。どうもメディアは極端に振れるようだ。「弱い者はみんなでたたけ、強いものはみんなで褒めろ」が日本メディアの特徴か。
本田選手は褒めすぎではないか。確かに点を取ったのは彼かもしれないが、アシストした選手や守り切った選手がいたからできたこと。それなのに目立つ選手にばかり目がいくようである。
へそ曲がりの私には目立つ人を批判的に見てしまうきらいがある。
昔の人だが、石原裕次郎、加山雄三、長嶋茂雄などがあまり好きになれなかった。フアンからはおしかりを受けそうだが、ちやほやされる人への嫉妬心からか、いいと思ったことがない。
少しもてると極端にＣＭに顔を出す。石川遼はいい選手だが、これだけ頻繁に出てくるとへそ曲がりには顔も見たくなくなってくる。
見たくないと言えば、高須クリニックのＣＭだ。確か、以前は親が出ていたような気がするが、また跡継ぎ息子が見たくない顔を何度も繰り返し見せる。最近あまり見なくなったが美宝堂のＣＭも同様であった。いずれも、莫大なお金を使っているのだが、そんなにぼろ儲けができる業界なのだろうか。
怪しげな健康食品のＣＭが増えた。中でも鼻につくのが皇潤。
どれだけ効くのか知らないが、料金のほとんどがＣＭ代ではないだろうか。へそ曲がりから見れば、めちゃめちゃ高い価格設定をする非良心的な商売をしているとしか思へない。
ＣＭに出てくる八千草薫、三国連太郎、正司歌江、島田洋七、田村正和などは役者を演じているだけかもしれないが、惑わされて高い商品を買ってしまう人のことを思うと責任は重い。