雪の下

 定年退職した年寄りが日ごろ感じることや、ドライブ、山歩きなどで撮る風景、草花の写真を記録します。
 気の向くままに。

駐車場での意地悪観察

2014年08月15日 | Weblog
スーパーの駐車場に止めた車の中で、買い物をして帰る家内を待っていた。
駐車場は広く、入口近くは満車だが離れれば止められる場所はある。
斜め前に身障者用の駐車スペースが2台分ある。入口に最も近い場所で身障者に優しい設計。
違反して止める者を時々見ることから、今日も観察していた。すると、全く障害のなさそうな若者が4輪駆動の大きな車をそこに止め、躊躇する様子もなく店に入っていった。
雨が降っていたので、入口に近いところに止めたい気持ちはわかるが、常識の無さに腹が立った。
私も非常識なことを時々するが、少なくとも、障害者駐車スペースに車を止めたことはない。
ほかの駐車場でも健常者が身障者用スペースに止めているのを見ることがある。腹が立つので、この人たちは身体に障害はないが、頭に障害があるのだと思うことにしている。
いやいや、それでは頭に障害のある人に申し訳ない。もっともっとワルで、どうしようもない人間のクズ、他人への思いやりのかけらもない自分勝手な人間だと決め付けている。この人たちは、自分中心の我利我利亡者、いつも要領のいい生き方をしているのだろう。いや要領がいいのではなく、悪賢い生き方をしている輩なのだ。

後からやってきた障害者マークをつけたお年寄りが止める場所がなくて、雨の中を空いたところを探して遠くへ行った。

今度は障害者マークを付けているが、元気そうなお父さんがやってきた。乗っているのは運転手一人だけで同乗者はいない。この場所に置く権利があるとばかりに止めて店に入っていった。
身障者を載せることがあるのでマークを貼っているのだろうが、元気な人がここへ駐車するのはおかしい。やはり、マークを付けていても身障者の同乗のない場合は一般の場所へ止めるべきだろう。もっとも、心臓病など外観で判断できない身障者もいるので、軽々に判断することはできないのだが。

今度は、大きなワンボックスカーが身障者駐車スペースへ止めた。身障者マークはない。家族らしき5人が降りた。誰も障害があるようには見えなかった。雨に濡れるのが嫌だから入口近くに止めたのだろう。いつもこの場所に止めているのか全く躊躇する気配はない。迷惑になることを微塵も思っていないように見えた。
家族の中に、ここに止めるのはまずいんじゃないのという人がいてもおかしくないと思うのだが、そのことに気づかないかわいそうな家族。

1時間ほど車の中から観察していた。もちろん、そこに止めない常識のある車の方が圧倒的に多い。しかし、マークを無視する車も多かった。
平気でルール無視する輩がどんな顔をしているのかしっかり見てやろうと、運転席の前に回って睨みつけてやりたい衝動を覚えた。しかし善悪の判断ができない人たち、睨みつけられる理由がわからないだけでなく、逆ギレするかもしれない。
面倒なことに関わりたくないと、黙って見過ごす自分に腹が立つ。
せいぜい、この自分本位な脳障害者めがと遠吠えするだけである。

駐車場での意地悪な観察はしたくないが、ついつい気になってしまう。
歳をとってますます嫌な性格になっていくような気がする。
コメント
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