2012年12月のブログ記事一覧-雪の下

嘱託職員の不正採用事件に思う

2012年12月26日 | Weblog

名古屋市で、議員と市幹部職員による嘱託職員の不正採用があった。
私も市の嘱託職員をしたことがあるので、今回の不正には腹が立つ。
合格ラインに達していないにもかかわらず得点を水増し、合格させていたとは、言語道断、あきれてものが言えない。
そのために、本来なら合格していた人が落ちてしまったのだ。

もう数十年前のことだが、その当時は市会議員に頼めば市への就職が可能だと聞いたことがある。
そんなことができる筈はないと、まだ若かった私は信じていた。
しかし、それが日常茶飯事で行われていたようだ。事実、議員のお世話で市職員になったという人がいた。
議員は困っている支援者への便宜を図ったつもりだろうが、不正はよくない。まして、犠牲者が出ているのだ。
へそ曲がり老人には支援者を助けるというより、自分の選挙目当ての活動にしか見えない。
当時、交通違反を揉み消すことくらい簡単にできたらしい。議員は役所に圧力をかけ、役所はそれを恐れて言いなりになる。
あまり疑いたくないが、議員の地位利用による不正が今も行われているように思えてならない。

市幹部職員には書類送検が決まったようだが、これでは片手落ちも甚だしい。
悪いことを悪いと思わなくなった人間に議員を続けてほしくない。こんな議員を選んだ我々も悪いが、この市会議員にも天罰を下してほしい。
しかし、こんなことで辞職する殊勝な議員は一人もいない。議員になると人が変わってしまうのだ。よほどおいしい仕事なんだろう。

立派な議員さんもおられるので、もっと素直に見なければと思うのだが、最近の不祥事件でますます議員不信に拍車がかかる。

デジブック『伍和の里の残り柿』

2012年12月21日 | Weblog

デジブック『伍和の里の残り柿』

思い切って出かけてよかった。
冠雪の山並みが見られ、残り柿もいっぱい。
いい時に行きました。

へそ曲がりの思うこと

2012年12月18日 | Weblog

投票所の立会者にはどうしたらなれるんだろう。
自分がやってみたいと思ったわけではないが、いつも同じような顔ぶれが見られることから少し気になった。
ただ座っているだけで、たいした労力もいらなさそう。お礼もそこそこもらえるらしい。そう思うとますます気になった。
選挙が正しく行われるようしっかり見守るのが立会者の仕事で、誰でもできるものではなく、常識をわきまえた経験豊かな人格者にやってもらっているようだ。
それを誰が選んでいるのだろうということが気になった。どうも、元町内会長、民生委員など役所に協力的な人、地域の有力者に顔のある人がやっているようだ。
そのように選ぶしかないのだろうが、へそのまがっている私は、議員さんと同じで、おいしい仕事は自分たちだけでうまくやっているのではないかと見てしまう。
そんなことを思うならお前がやってみろ　な～んて言われるはずないか。