「おはようございます」
6時50分、市営ワンマンバスに乗るとき、運転手が挨拶してくれた。
とっさのことで会釈はしたものの大きな声で挨拶を返すことが出来なかった。
「寒いところおまたせしました。このバスは6時50分発権野行きです」、「左に曲がります」、「次は白鳥橋、ご利用の方見えませんか、お知らせがないので通過します」、「ありがとうございました。気をつけてお降りください」などと自分の声で案内していた。
ほとんどのバスは録音された女性の声が流されるだけである。必要なことはそれで事足りるのだが、やはり生の声は一味違って、温かみがある。その運転手の声は控えめで親切の押し売りという感じはない。ごくごく自然で気にならなく、やさしさが伝わってくる。各停留所で乗ってくる客一人ひとりにおはようございますと声をかけておられる。マニュアルでそうするように書かれているかどうかは知らないが、自主的におこなっているように思った。
残念ながら、その運転手の名前も、顔も覚えていないが、もう一度あの案内を聞けばすぐわかる。その後、お会いできていないが、バスに乗るとき、「おはようございます」とこちらから声をかけるようにしている。
6時50分、市営ワンマンバスに乗るとき、運転手が挨拶してくれた。
とっさのことで会釈はしたものの大きな声で挨拶を返すことが出来なかった。
「寒いところおまたせしました。このバスは6時50分発権野行きです」、「左に曲がります」、「次は白鳥橋、ご利用の方見えませんか、お知らせがないので通過します」、「ありがとうございました。気をつけてお降りください」などと自分の声で案内していた。
ほとんどのバスは録音された女性の声が流されるだけである。必要なことはそれで事足りるのだが、やはり生の声は一味違って、温かみがある。その運転手の声は控えめで親切の押し売りという感じはない。ごくごく自然で気にならなく、やさしさが伝わってくる。各停留所で乗ってくる客一人ひとりにおはようございますと声をかけておられる。マニュアルでそうするように書かれているかどうかは知らないが、自主的におこなっているように思った。
残念ながら、その運転手の名前も、顔も覚えていないが、もう一度あの案内を聞けばすぐわかる。その後、お会いできていないが、バスに乗るとき、「おはようございます」とこちらから声をかけるようにしている。