雪の下

 定年退職した年寄りが日ごろ感じることや、ドライブ、山歩きなどで撮る風景、草花の写真を記録します。
 気の向くままに。

小さな変化に一喜一憂

2009年02月23日 | Weblog
 夜よく眠ってくれて助かったと思ったら、翌日は全く眠らなかったりで簡単には楽をさせてくれない。夕食後、ソファーに腰かけている時はこっくりこっくりと気持ち良さそうに眠っているのに、ベッドへ移動させるとしっかり目を開けてしまう。眠くないのにベッドに寝かされるのがいやなようで、ベッドに寝かせると、起こしてと言ってきかない。この頃はトイレに行くという。そのくせ、トイレに行ってもおしっこも出ない。しばらく放っておきベッドへ戻るのだが、またトイレという。自分でできればいいのだが、できないので、その都度家内と2人で介助する。これが何度も続くのである。わがままぶりにいい加減にせいと腹を立ててしまうのだが、病気だからと、ついつい手伝ってしまう。おむつをつけているのでおもらししてもいいと、時々叱りつけて放っておく。電気を消して静かにして見守っているのだが、おじちゃんおばちゃんと大きな声で呼ぶ。しまいには助けて助けてとわめき散らす。さらに放置するとベッドの柵を乗り越えようとする。半身不自由な体では安全に降りられるはずがない。ギリギリのところで手伝ってしまう。早く昼夜逆転が治るといいのだが。
 先日、朝起きた時に言葉の出てこないことがあった。アーとかウーとは言うのだが言葉にならないのだ。困ったことになったぞと思ったら、夕方に言葉が出てホッとした。自分の名前や生年月日を答えられなかったり、息子や、嫁の名前が出てこないこともある。私と家内が先生になったりおじちゃんやおばちゃんになることもある。一生懸命しゃべるのだが、何が言いたいのかわからないことがある。意思が伝わらなくてイライラしていることがよくわかる。
つたい歩きができた、握力の無かった左手に握る力が出てきたなどと小さな変化に一喜一憂する毎日である。

出かけられないので、部屋の窓から雀などを撮っています。

隣家のひさしの上で餌のパンを待つ雀


生垣のツゲの木にとまる雀


すずめに混じってメジロも来ます




ヒヨドリは餌を食べ終わってもじっと枝にとまっています


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

看病は大変

2009年02月19日 | Weblog
 母が退院して半月ほど経つが、昨夜初めてしっかり眠ってくれた。退院当初は家にいるのに、家に帰ると言ってきかなかった。ベッドがリースで借りた電動ベッドに変ったので、まだ病院にいるものと間違えていたのかもしれない。家もわからなくなってしまったのかと、クモ膜下出血の後遺症を心配した。眠る前に精神安定剤を飲ますのだが、いっとき眠そうにするが、それからは興奮して全く眠らない。完全な昼夜逆転である。眠くないかと聞いても眠くないと言ってしっかり目を開けている。家内と交代で起きているのだが、左半身のマヒでポータブルトイレを使うにも2人の手がいる。朝方ようやくおとなしくなって眠りに就くが、二人とも寝不足で疲労もピークだった。これからも夜眠ってくれればいいのだが、どうなる事やら。
 
 家を空けることができないので写真を撮りに出かけられないが、窓から庭に来るスズメやメジロを撮っている。

 20羽ほどの雀がパンを食べにやってきます。





恋人同士でしょうか、仲のいい二人です。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しばらくブログを休みます。

2009年02月09日 | Weblog
 先月22日に、母がくも膜下出血で倒れました。
幸い一命は取り留め、先日退院できましたが、左足、左手に軽度の麻痺が残りました。今後、どんな後遺症が表面化するのかわかりませんが、落ち着いてくれることを祈っています。今のところ24時間の介護が必要で、家族で頑張っていますが、自宅介護の大変さを実感しております。
 自由気ままに鳥や花を撮りに出かけられることが、いかに幸せであったのかを改めて思い知らされています。また余裕ができましたらブログを再開しますが、しばらくお休みさせていただきます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする