小堤西池

愛知県の県花はカキツバタです。

カキツバタといえば

　在原業平が三河八橋でカキツバタの５文字を各句の上に置き旅の心を詠んだ

　　「唐ころも　着つつ慣れにし　つましあれば　はるばる来ぬる　旅をしぞ思う」が有名です。

　また、松尾芭蕉が鳴海で詠んだ

　　「杜若我に発句の思いあり」もよく知られています。

小堤西池がカキツバタの日本三大自生地の一つであることは、あまり知られていないと思います。

　日本三大カキツバタ自生地
　　京都府大田の沢
　　鳥取県岩美町の唐川
　　愛知県刈谷市の小堤西池

地元の方々のお世話で豊かな自然が残され、維持されています。
できるだけ、自然のままにしてあり肥料も施さなく、栽培した花に比べ背丈が低いとのこと。
穏やかな田園風景の中、素朴な美しさを感じます。








　　

バンの抱卵

バンの抱卵を見守っていたが、孵化を見届けることなく、卵が突然どこかへ消えてしまった。
おそらく事故にでも会ったのだろう。
残念です。


4月16日
たまたま出かけた池で、バンの巣を見つけた。


4月16日
卵が5個。


4月18日
しっかり卵を抱いています。


4月21日
今日も抱き続けて温めています。


4月23日
時々巣を離れますが、すぐに戻って抱き続けます。


4月26日
そろそろ孵化が近いか。


4月28日
巣に卵がない。
孵化してどこかへ移動しておればよいのだがと思ったが、何か事故に会ったのかもしれない。
近くに親もいない。


4月30日
やはり今日も巣の中は空っぽ。
ひょっとして、子供が近くにいるかもしれないと探したが、どこにもいなかった。

5月1日にも確認に出かけたが、やはり子供は見つからなかった。